いつも Salesforce をご活用いただき誠にありがとうございます。
Salesforce サポートの 高島 です。
師走となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この投稿では、Google および米国 Yahoo が発表した迷惑メールに対する保護強化に対して、Account Engagement を利用するにあたり必要となる対応について解説していきます。
◼️ 本題
先日、Google および米国 Yahoo の各社のメールサービスにおいて、迷惑メールに対する保護を強化する旨、発表がありました。
内容については両社で議論を行い取りまとめたとのことで、内容もほぼ同様のため、本投稿は Gmail : メール送信者のガイドライン / FAQ (英語) を基に記載します。
gmail.com や googlemail.com の個人アドレス宛に送信する場合、求められる対策は大きく以下の 3 点です。
*以下は主なものであり、これらだけに対応すれば良い、という事ではありませんのでご留意ください。その他沿うべきすべてのベストプラクティスは Gmail : メール送信者のガイドライン / FAQ (英語) をご確認ください。
*送信先は問わず、同一ドメインからの 24 時間以内の個人 Gmail アドレス宛送信総数がおおよそ 5,000 件前後で必要な対応が異なりますが、極力ベストプラクティスに沿うことを推奨します。
*その他詳細なガイドラインの内容や以下にご紹介する Postmaster ツールの利用方法につきましては Google へお問い合わせください。
- メール送信ドメインの SPF・DKIM を認証し、DMARC 認証を送信ドメインを管理する自社サーバーに設定する
- 登録解除をワンクリックで行える様にする(メールヘッダー内に以下の両方を含める)
- List-Unsubscribe-Post: List-Unsubscribe=One-Click
- List-Unsubscribe: <https://solarmora.com/unsubscribe/example>
- 迷惑メール率が 0.1 % 以下を維持し、0.3 %を超えない様に維持する
それぞれのポイントについて、Account Engagement 利用における対応方法については、こちらのナレッジにまとめられていますので、ぜひご一読いただけると幸いです。
【Update your Account Engagement sending domains to prepare for 2024 email platform changes】(翻訳中)
⭐ 送信者ドメインを認証する ⭐
送信ドメインDKIM認証は必須とされています。
SPF は Salesforce 側で対応済みですが、DKIM 認証が未実施の場合は、送信ドメインを管理されているドメインサーバーに DKIM 認証用の TXT レコードの登録が必要となります。
以下ナレッジの「メール送信ドメイン」セクションにDKIM認証の詳細について記載がございます。
【Account Engagement の DNS 設定に関するヒントと使用方法】
*2048-bit DKIM キーを利用されているアカウントでは、TXT レコードが登録されていても、表面上のDKIM検証ステータスはパスとなりません。
また、DMARC 設定も自社ドメインサーバー側の対応となりますので、対応方法については、自社ネットワーク管理者様にご確認ください。
なお DMARC については、Account Engagement のメールは Marketing Cloud のプラットフォームを利用して送信しており、mail-from アドレス(送信アドレスのドメイン)と return-path アドレス(バウンス発生時の戻り先)の不一致が生じるため SPF はパスしませんが、DKIM 認証することで DKIM 側でパスするため DMARC 全体としてもパスすることになります。
mail-from アドレスと return-path アドレスを一致させる必要がある場合は弊社サポートにお問い合わせください。
【Account Engagement のメール送信元が ExactTarget サーバ名であるかのように表示される】
【Account Engagement での DMARC のサポート】
⭐ ワンクリック登録解除を可能にする ⭐
Account Engagement から送信されるメールには、すでにヘッダーに両方含まれていますので対応は不要です。
⭐ スパム報告率 を 0.1 % 以下に抑え、0.3 % を超えないようにする ⭐
受信されたメールを迷惑メールと判定するか否かはあくまで受信者側の判断に委ねられるため、Account Engagement ユーザーとしては、いかに迷惑メール扱いされないメールを送信するかという点を日々検討いただくこととなります。
なお、迷惑メール率は、Google の Postmaster Tools にてご確認いただけます。
例えば、外部から購入したリスト名簿をインポートして作成したプロスペクトや長期間アクティビティーがない古いプロスペクトなどへはメールを送信しないことを推奨します。
Gmail や Yahoo 宛に限らず、Account Engagement をご利用いただく上でメールの到達性を高めるベストプラクティスにつきましては、以下にまとめておりますので、ぜひご参考になれば幸いです。
【サクセスナビ:メール送受信の仕組みと Pardot でできること】
Salesforce から送信するメールについても対応が求められてくるため、運用上送信されている場合はこちらもご一読ください。
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- 運用方法や他社事例などについてご質問がございましたら、質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループまたは Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループにてご質問ください。
- 技術的なご質問につきましては、ヘルプ & トレーニングより弊社サポートへお問合せください。
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以上、Google および米国 Yahoo が発表した迷惑メールに対する保護強化に対して、Account
Engagement を利用するにあたり必要となる対応のご紹介でした。
引き続き、Salesforce をどうぞよろしくお願いいたします!