【FAQ 集】Salesforce:メール送信におけるドメイン所有権確認の厳格化について
2026 年 5 月 1 日更新
いつも Salesforce をご利用いただきましてありがとうございます。
Salesforce サポートエンジニアの 幸崎 です。
3 月 3 日(日本時間)にメール通知で配信いたしました
「【重要】メールセキュリティ向上のためのドメイン認証のお願い(急ぎのご対応が必要)」
のご案内について、多くのお客様よりお問い合わせをいただいております。概要については、こちらの投稿をご参照ください。
【【重要】Salesforce:メール送信におけるドメイン所有権確認の厳格化について】
現在、サポートにお寄せいただいたご質問には順次回答しておりますが、
まずは不明点を早く解消したいという皆さまのご要望に応えるべく、特にお問い合わせの多い内容をまとめました。
解決へのヒントとして、ぜひ最初にご確認いただけますと幸いです。
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FAQ
Q1. 今回の変更内容は何ですか?
A1: Salesforce からのメール送信に「ドメイン所有権の厳格な検証」が必須化されます。未検証のドメインからのメールは配信されなくなります。
Q2. 対応期限はいつですか?
A2: 以下の期限までに許可リストに登録されたドメインの検証が必須となります。
- 既存ドメイン(ご利用の組織において 2026 年 1 月 7 日 ~ 2026 年 2 月 25 日にメール送信実績のある、これまでメール送信に利用していたメールドメイン)
- Sandbox: 2026 年 4 月 14 日 - 4 月 24 日の間まで
- 本番組織を含むその他のすべての組織: 2026 年 5 月 4 日 - 5 月 22 日の間まで
- 新規ドメイン・新規組織: 即時対応が必要
( 3 月 9 日から適用)( 3 月 23 日 から順次適用 )
Q3. 具体的にどのような対応が必要ですか?
A3: 以下のいずれかの方法でドメイン検証を完了してください:
- DKIM 鍵の設定(推奨): DNS サーバーへ CNAME レコードを追加し、DKIM署名を設定
- 承認済みメールドメイン: DNS サーバーへ TXT レコードを追加し、ドメイン所有権を検証
DNS サーバーでの作業は必須となりますが、どちらか一方の方法で問題ありません。
Q4. DKIM 設定済みの場合、追加対応は必要ですか?
A4:
DKIM へメール送信に使用するドメインが登録されており DKIM が「有効化済み」場合は、追加対応は不要です。
2026 年 3 月 26 日更新
これまで DKIM の [ドメイン一致パターン] で <domain>, *.<domain> などを用いてサブドメインへも DKIM を利用していた場合、このような利用方法はドメイン検証にならず、サブドメイン毎に DKIM の設定(加えて DNS への CNAME レコードの公開)が必要です
Q5. ユーザーのメールアドレスが「検証済み」なら対応不要ですか?
A5: いいえ、ユーザーレベルの検証とドメインレベルの検証は異なります。ユーザーのメールアドレスが検証済みでも、ドメイン検証(DKIM または 承認済みメールドメイン)が未設定の場合は、今回の内容に影響するためメールが送信できなくなります。
Q6. gmail.com や outlook.com のメールアドレスは対象ですか? 対象外のメール送信はありますか?
A6: gmail.com と outlook.com は本ドメイン検証の対象外です。gmail.com と outlook.com 以外のドメインは対象となります。加えて以下のメール送信機能は対象外です。
- システムメール (From: noreply@salesforce.com などのメール)
- Einstein 活動キャプチャ
- Inbox
- Gmail または Office 365 を経由してのメールの送信
(ただし、「Einstein 活動キャプチャ」、「外部サービス(Gmail / Office 365)を経由した送信」、「Inbox」を使用する場合でも、リード、取引先責任者、商談、取引先、ケース (Einstein 活動キャプチャ、Inbox はケースオブジェクトには適用されません) 以外の Salesforce から送信されるメールは、ドメインの検証を行う必要があります。)
Q7. 複数のドメインを使用している場合は?
A7: 使用している全てのドメインについて検証が必要です。DKIM の場合は、ドメインごとに DKIM 鍵を作成し、DNS サーバーに登録する必要があります。
Q8. Sandbox でも対応が必要ですか?
A8: はい、Sandbox ごとに個別のドメイン検証が必要です。DKIM 鍵と承認済みメールドメインの設定は Sandbox へはコピーされません。また、Sandbox をリフレッシュする際は再設定が必要です。
Q9. 「組織のアドレス」が検証済みなら大丈夫ですか?
A9: いいえ、本ドメイン検証は「組織のメールアドレス」の個別検証とは異なります。DKIM または 承認済みメールドメインにとるドメインレベルの検証が必要です。
Q10. パートナーユーザーなど外部ユーザーからのメール送信も対象ですか?
A10: はい、ライセンス種別に関わらず全ユーザーが対象です。Partner Community や Customer Community ユーザーのメールアドレスでメール送信を行っている場合、送信元メールアドレスを組織のメールアドレス(検証済みドメイン)に変更する対応が必要です。
Q11. フロー・Apex・承認プロセスなど自動化処理でのメール送信も影響を受けますか?
A11: 影響を受けます。
Q12. その他、どのようなメール送信が影響を受けますか?
A12: お客様のメールアドレスを用いた Salesforce から送信されるメールが対象です。
(Salesforce から送信されるメール送信機能は多岐に渡るため、例を記載いたします)
- レコード上から送信するメール
- メールアクションから送信するメール
- フローから送信されるメールやメールアラート
- Chatter の通知メール
- レポートの配信メール
- ダッシュボードの配信メール
- レコードの所有者変更メール
- 自動レスポンスルールで送信されるメール
- コミュニティサイトから送信されるメール
- フローのメール送信アクション
- Apex によるメール送信
- 承認プロセスの通知メール
- メールアラート
※ いずれにしても、Salesforce から送信されるメールにて、送信者 From のドメインが貴社ドメインの場合、今回の変更対象であり、ドメイン認証が必要です
Q13. 「現在のユーザーのメールアドレス」を差出人にしている場合は?
A13: フローやメールアラートで差出人が「現在のユーザー」になっている場合、そのユーザーのメールドメインが未検証だと送信できなくなります。対応策は以下のいずれかとなります。
- 検証済みドメインの組織のメールアドレスを差出人に設定する
- 当該ドメインへ DKIM を設定する
- 当該ドメインへ承認済みメールドメインを設定する
Q14. メールリレーを使用している場合は対応不要ですか?
A14: いいえ、メールリレー使用時でもドメイン検証は必要です。
Q15. 対応しないとどうなりますか?
A15: 期限を過ぎると、未検証ドメインからのメールは一切配信されなくなります。業務への影響が大きいため、早急な対応をお勧めします。
Q16. 「過去 30 日以内に使用されたドメイン」は、いつを起点に計算されますか?
A16: ご利用の組織において 2026 年 1 月 7 日 ~ 2026 年 2 月 25 日にメール送信実績のある、これまでメール送信に利用していたメールドメインを指します。これらのドメインは「既存ドメイン」として猶予期間中のメール送信が可能です。
Q17. 対応期限の延長は可能ですか?
A17: 原則として期限までの対応をお願いしておりますが、やむを得ない事情により対応が間に合わない場合は、サポート窓口まで個別にご相談ください
Q18. DNS設定の変更が必要ですか?
A18: はい、どちらの方法でも DNS レコードの追加が必要です。DNS 管理者との連携が必要になります。
- DKIM : CNAME レコード及び代替 CNAME レコードを追加
- 承認済みメールドメイン: TXT レコードを追加
Q19. 自社で何のドメインを使用しているか確認する方法は?
A19: 以下の箇所を確認してください:
- 設定 > メール > 組織のアドレス
- ユーザーのメール項目
- ユーザーの個人設定の送信元メールアドレス項目
- フロー・Apexで指定されている送信元アドレス
- 設定 > 機能設定 > Chatter > メール設定 > 送信者 > メールアドレス
なお、メールログを取得することで Salesforce から送信したメールのログを確認可能です。メール送信の停止を防ぐためにも、メールログを取得の上 [ヘッダー送信元] より From のメールアドレスを確認してください。メールログの取得方法はメールログを使用した Salesforce から送信されたメールの監視
を確認してください。
Q20. Experience Cloud や Partner Community サイトのメールも対象ですか?
A20: はい、Experience Cloud や Partner Community サイト上のメール送信も対象です。サイトの「メール設定」で設定されている送信者アドレスにドメイン検証済のアドレスを設定してください。
Q21: 設定後、正しく動作しているか確認する方法は?
A21:
- DKIM鍵: 設定画面で「有効化」がTrueになっているか確認 ( CNAME が DNS に正しく設定されていない場合、「有効化」ボタンがグレーアウトしてクリックできません)
- 承認済みメールドメイン: 「所有権が確認済み」が「はい」になっているか確認
Q22: DKIM鍵の設定を実施後、24時間以上待機しましたが、「有効化」 ボタンが非活性、グレーアウトされており、有効化できません。
A22: DKIM鍵の設定やDNSレコードの登録に問題が発生している可能性がございます。以下についてご確認ください。
・DKIM鍵のセレクター、代替セレクターに全角文字や2バイト文字が使用されている。
→セレクターに記載の内容は作成されるCNAMEレコードに影響を与え、問題が発生する可能性がございます。セレクター、代替セレクターについては、半角英数字で記載してください。
・DNSサーバーに登録したCNAMEレコードの値が間違って入力されている。
→DNSサーバーにCNAMEレコードが正しく登録されているかご確認ください。
Q23: Sandbox環境にSpring ’26 パッチ 11が適用されましたが、[送信] 設定に [未検証のドメインに代替メールアドレスを使用] オプションが表示されません。
A23: [未検証のドメインに代替メールアドレスを使用] (英語表記名:Use a substitute email address for unverified domains)オプションは、Spring ’26 パッチ 11適用後に段階的に有効化され、表示される機能となります。
有効化される期間につきましては、以下の期間となりますため、お客様の組織で該当のオプションが表示されるまで今しばらくお待ちください。
Sandbox : 2026 年 3 月 24 日 – 4 月 10 日
本番組織を含むその他すべての組織 : 2026 年 4 月 13 日 – 24 日
Q24: Sandbox環境において3月下旬からメールが送信できなくなりました。原因を教えてください。
A24: ドメイン検証の実施をお願いいたします。
2026年3月24日〜4月3日(サンドボックスへのドメイン検証要件の適用開始)となっております。
いくつかのお客様 Sandbox 組織においては、既に、本アップデートが適用済みとなっております。この影響を受けている場合の確認方法は、メールログ上で「550 5.7.1 Delivery not authorized, message discarded」のエラー
が表示されます。
5/1 更新 (英語版記事)
---抜粋---
Phase 1:
Sandboxes March 24 – April 10, 2026
All other orgs (including Production) April 13 – TBD, 2026
Phase 2:
Sandboxes April 14 - TBD, 2026
All other orgs (including Production)
TBD
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▼Mandatory Sending-Email Domain Verification Timeline
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=005316660&type=1
英語版ヘルプ記事が最速で更新されるため、こちらの記事を、都度、ご確認いただけますと幸いでございます。
- 許可リスト登録済みドメインの検証義務化スケジュールが変更されました。これに伴い、[Q2] の内容を更新いたしました。
Q2. 対応期限はいつですか?
タイムラインは、以下のナレッジをご参照ください。(
現在は以下のナレッジは日本語に翻訳中です日本語訳完了しております)
Spring '26 におけるメール配信ドメインの検証要件について- 期限内のご対応を原則としておりますが、やむを得ない事情により対応が間に合わない場合は、お手数ですがサポートケースにて個別にご相談ください。以下の [Q17] を更新いたしました。
Q17. 対応期限の延長は可能ですか?