
2018年4月23日(月)@Tableau Japanオフィスにて第4回IT部門向けユーザー会(Meetup)を開催致しました。
今回は「Tableau コラボレーション」をテーマとし、デジタルトランスフォーメーションを勝ち抜くためにTableau をどの様に活用していったらいいのかについて、興味深い事例をご紹介いただきました。
30名以上の方にご参加いただき、活発なディスカッションでも盛り上がりました。
以下当日のアジェンダと議事録になります。
尚、ミートアップにおける初めての試みとして、リアルタイムでコメントや質問のポストを受け付けるためSlackを活用しました。
質問・コメントによってプレゼンを邪魔するのは気が引ける、あまり目立ちたくはないが質問はしたい、といった方も気軽にコミュニケーションを取れるようになったのではないかと思われます。
1. 開催概要
日時:2018 年 4 月 23 日(月)16:00-18:30
アジェンダ:
1) Tableau アップデート
新製品・新機能のご紹介
2) パートナーセッション アクセンチュア株式会社 後藤 元太様
「未来のデータ活用 Tableau x chatbot」
3) お客様事例セッション 株式会社キーウォーカー 岡田 淳様
「Tableau における WEB クローリングの活用」
4) お客様事例セッション 株式会社サイバー・コミュニケーションズ 浦 康高様
「CCI BX Report を活用したDX の実現」
5) 参加者ネットワーキング
2. 議事録
1)Tableau アップデート
・デジタルトランスフォーメーションを成功させるためにはどのようなことに留意して取り組くべきか (Tableau 鈴木)
・データ準備とは? 新製品Tableau Prepのデモとご紹介 (Tableau 芦谷)
・Embedded Analyticsのご紹介 - Tableauの組み込み活用事例、APIを利用することで実現できる世界について (Tableau 鈴木)
埋め込み事例:
■ボーイング社(開発工数 少ない)
■パデュー大学(開発工数 中ぐらい)
■インターワークス社(開発工数 中より上)
2)パートナーセッション アクセンチュア株式会社 後藤元太様
「未来のデータ活用 Tableau x chatbot」
・近いうちに正式リリースされる予定のExtension API機能を利用して試験的にダッシュボード画面にチャット機能を追加してみた
・売上分析ダッシュボードで「関西地方を見たい」とチャット入力すると関西地方の売り上げがフィルタされ表示される
・「11月から12月にかけて売上が下がっているものは?」「利益が下がっている地域は?」と入力すると、質問が解析されてダッシュボードはそれに沿ったドリルダウンがなされる
・チャットのような操作機能があるとBI操作を学ぶ必要すらなくなるため、幅広いユーザーへ門戸が広がる
・閾値を検知してチャット機能にお知らせアラートを届けるような使い方もできる
3)お客様事例セッション 株式会社キーウォーカー 岡田 淳様
「Tableau における WEB クローリングの活用」
・キーウォーカー社は業務の自動化の研究開発を行っている企業、独自に開発したWEBクローラーとTableauの組合せ活用事例を紹介する
[メーカーでの活用事例]
・WEBから競合製品や小売りでの価格情報を調査する:WEBページ上のデータはJANコード有無や型番の記載方法(例えばハイフン有無など)も様々。それらを正規化しながら目的のデータを収集することができる
・開発したクローラーの中にはロボットクローラー(人がブラウザを操作するのを模して収集)もあるログインが必要なサイトなどからもデータを集めることができる
・これまでは収集したデータを分析するのに時間がかかっていたが、Tableauで迅速に分析を行うことが出来るようになった
・高機能なデータ収集機能と迅速な分析の組合せで夜間だけ価格設定を下げているようなサイトを見つけることも出来るようになった
・競合の情報や公的機関の情報を毎日収集してきて、営業の判断に活用することが出来るようになる
[不動産テックでの活用事例]
・これまでは担当者のカンや感覚に依存していることがままあった
・国交省の不動産取引価格情報、周辺施設などをクローラーで収集して情報を可視化、直観的に判断ができるようになった
・不動産の周りに店・病院・学校などがどれくらいあるのかをマッピングして営業に活用
・収集した周辺の取引価格、推移、施設情報などから適切な投資対象と考えられる不動産を見つけ出して提案を行う機能を試験している
参考)Tableauで中古マンション物件の適正価格帯を可視化する
4)お客様事例セッション 株式会社サイバー・コミュニケーションズ 浦 康高様
「CCIサービス BX Report を活用したDXの実現」
・CCI社のTableauを組み込んだサービスであるBX Reportの紹介、サービス立ち上げまでの経緯を紹介
・CCIは メディアの成長を支える企業
・CCI社では全社員がTableauを活用中であり、KPI管理として目標に対する進捗管理を全部門で行っている
・BX Reportは広告会社向けレポートサービスで、売上分析・広告枠在庫可視化などを行う
・デジタル広告実績を集約してリアルタイムに分析可能
・各広告メディアは持っているデータもその持ち方も違うが、それらを集約してワンスクリーンで確認できる
・「いいね」などプラットフォーム固有の広告指標も統合して評価できるようになっている
・サービス稼働までの苦労など道のりをご紹介
3. Slackに投稿され、回答差し上げたご質問
■Tableau Prepで UNION JOINしたものはどうアウトプットできるのか?DBに入るのか?
(★)csv形式ファイル、Tableau形式ファイル(tde、hyper)、サーバーへのパブリッシュがサポートされる (Tableau藤原)
■Tableau Prepで Google Big Queryとの接続はサポートされるか
(★)残念ながら初版であるv2018.1には含まれていない (Tableau芦谷)
■Extension API は Slackと連携できるか
(★)Slackも接続APIがあるため開発によって連携可能 (Tableau藤原)
文責:Tableau Japan平川 武雄