どうもLM-7です。
今回は常日頃疑問に思っていることを聞きたいと思います。
簡易表計算の前年比成長率ですが、会計年度の開始を4月など、1月以外にすると次の図のように最初の年度における月表示がおかしくなります。
とってもバグに見えます。
これを回避するには表計算の編集で特定のディメンションから「オーダー日の月」を外してあげれば良いわけです。
(より正確には「年」以外のチェックをすべて外す)
なぜ、簡易表計算の前年比成長率において、
特定のディメンションですべてのディメンションにチェックが入り、
かつ、実行レベルが「オーダー日の年」となるような実装となっているのでしょうか?
特定のディメンションで「オーダー日の年」だけにチェックを入れるようにすれば、
開始月がいつであったとしても正しい値が出ると思うのですが、なぜそのような実装になっていないのでしょうか?
左:現状の設定。右:修正後の設定
というか開始月が異なると上記2つの挙動が異なるというのもなぜなのかイマイチよくわかりません。
ずっと以前のバージョンからこの問題はあるのには気づいていたのですが、
いつまでも変更されないということは何かこうでなくては困る理由があるのではないかと思って聞いてみました。
誰か教えてください。
LM-7さん
面倒くさいことを聞いてきますね。(冗談です)
表計算の深~い闇と、Fiscal calendarが関わってくるので、混乱しやすい案件になります。
もちろんTableauに悪気があるわけもなく、バグに見える表計算は、以下のようなロジックでなされます。
赤の 4 以降は、参照すべき前年度がないので、Nullが帰ります。
データに、各会計年度がフルに入っていれば問題ないのですが、抜けがある場合、開始時に関わらず問題になります。
上記の例だと、意図的にFY2013の10月を抜いたのですが、「問題なく」年度の前から数えた順番どおりに計算を行い、
10月以降、一月ずらした計算を行い、12番目にNullを持ってきています。
ペイン内(年度)でのシーケンシャルな参照をしてることになります。
もちろん、設定を変えると、
「Month」を固定した上で、ひとつ前(前の年度の同じ月)を参照した上で、きちんと計算します。
が、ちなみに、ここでこんなことをすると、
別の「きちんと計算」を実行します。
いずれにしても、作成者のデザインどおりに動きます。
ちなみに、上記の例だと、FY2012のデータをフィルタで除いてあげれば問題無くなります。
デフォルトの話をすると、最初はこう(↓)ではないかと思います。
左隣の数値に対して差を出すということで、誤解は少ないと思います。
こう(↓)変えた途端に、振る舞いがおかしくなる(ように見える)のはありますが、
表計算全体で考えると、ここで下手に「Month」を外すような機能を持ってこられると、他の余計な混乱を生むようにも思います。
扱うのは日付だけではないので。というより、日付を特別扱いしてくれてない、ということになりますが。。
あぁでも、Show Missing Value とかの特別扱いもありますね。
いずれにしても、「簡易表計算」から一歩奥に踏み込むと、すぐ向こうに「泥沼表計算」が待っているのは間違いないです。
一部の「泥沼表計算」は、データベースを整理することで回避できるので、そちらに注力すべきでしょうね。
会計年度カレンダーの機能は、ユーザーから強いリクエストがあって実装したんだろうなとは思いますが、
(私のように頭から機能を疑ってかかるユーザーならともかく)、信用しすぎると間違いをしでかす恐れがありますね。
がんばってる感じはしますが、気をつけないとちょっと怖い代物です。
それと、以前投票のお誘いがあったとおり、会計年度のマイナス/プラスも必要ですね。
日本の会計年度表記対応を希望されている方、ぜひのIdeaに投票を!
「前年度比」など、もし、日本語のガイダンスが誤解を生みやすい表現になっているのなら、そちらも修正すべきだと思います。
こんなところです。
Thanks,
Shin