AI エージェントを Slack に統合する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Slack 向けの AI エージェントを定義する。
- サードパーティの AI エージェントを列挙し、それぞれが Slack でどのようなことをしてくれるか説明する。
- Slack でネイティブのエージェントとサードパーティのエージェントを有効にする。
エージェントとは?
以前に、Slack AI は仕事上の頼もしいパートナーになると述べたのを覚えていますか? このパートナーシップがどんどん向上しています! Agentforce in Slack の登場に伴い、AI エージェントがかつてないほどインテリジェントで生産性の高いパートナーになります。あなたとエージェントが手を組めば、処理能力が向上します。
エージェントとは、人間の継続的な指示がなくても、Slack で状況を理解して応答し、プロアクティブにアクションを実行できるデジタルアシスタントです。エージェントは、Slack や Salesforce でユーザーと密接に連携してデータを処理し、パーソナライズされたエクスペリエンスを安全に実現して、シームレスなサポートを実施します。大半の良好なパートナーシップと同様に、エージェントは時間とともに学習して成長し、コラボレーション、生産性、信頼性を向上させます。
このすべてを可能にするのが Agentforce です。Agentforce は、ユーザーがエージェントを作成してカスタマイズできるようにすることを目的に設計された Salesforce のツールセットで、Customer 360 プラットフォームのエージェント一式も含まれます。
Agentforce in Slack を活用できるようにする
Slack はエージェント時代に突入しています。
Slack は、必要な人や情報を 1 つにまとめる業務用オペレーティングシステム (OS) です。Agentforce を基盤とするこの包括的な業務用 OS は、人材、CRM アプリ、データ、エージェントなど、エンタープライズのあらゆるリソースを統合して、1 つのユーザーインターフェース (UI) で一元管理します。Slack は、人間とエージェントが連携する会話型インターフェースです。
Agentforce in Slack があれば、潜在性と生産性が無限に広がります。エージェントがそばにいれば、チームに話しかけるのと同じような気安さで、ケースや取引先のステータスのサマリーを示してもらうことができます。この場合、Salesforce レコードの構造化データと Slack の非構造化データの両方から、信頼できる応答やおすすめを取得します。さらに、メールのドラフト作成やプロジェクト計画の考案などのタスクも Slack で直接自動化します。Slack に蓄積されているコンテキストや情報が多ければ多いほど、エージェントがスマートかつ効率的に業務を代行します。また、Einstein Trust Layer により、Agentforce とのすべてのやり取りのデータがセキュリティ保護されます。
エージェントを使用してアクションを実行する
Slack では、チームの既存の業務の流れの中にエージェントを組み込むことができます。Slack でチームメンバーに接するのと同様に、エージェントを表示してアクセスし、エンゲージすることができます。エージェントがどのようなスキルを備え、どのようなアクションを実行できるのかなど、エージェントの詳細を調べることができます。エージェントを @メンションして、チャンネル、スレッド、DM に呼び込むこともできます。Agentforce ハブは Slack 内にあるエージェントディレクトリのようなもので、使用可能なすべてのエージェントを確認できます。

Slack の [Agentforce] タブで、エージェントとチャットを始めたり、コラボレーションする新しいエージェントを見つけたり、エージェントとの過去の会話ややり取りを表示したりすることができます。
- サイドバーの
をクリックします。
- Agentforce ハブでエージェントを検索して選択します。
- プロンプトを選択するか、メッセージを送信して、会話を開始します。
エージェントは各業種のソリューションを提示できる
Slack のエージェントは、チームや業界に関係なく、あなたとその独自のビジネスニーズをサポートする目的で構築されています。営業、サービス、マーケティング、コマースなどの業務の流れの中でエージェントにエンゲージし、インテリジェントなアクションを実行してタスクを完了したり、問題を解決したりすることができます。例をいくつか見てみましょう。
ご覧のとおり、誰にでもぴったりのエージェントがあります! それだけではありません。サードパーティのエージェントを見ていきましょう。
優れたサードパーティのエージェント
「人数が多ければ多いほど賑やかでよい」という表現があるとおり、 Agentforce in Slack は、サードパーティのエージェントやアシスタントもサポートしています。Slack AI や自動化などのハブである Slack Marketplace で、エージェントやアシスタントを備えた、すぐに使える AI アプリを閲覧してインストールします。
Adobe や Asana のような企業の使い慣れた AI エージェントやアシスタントも、Slack の専用 UI で連携させることができます。こうしたパートナーエージェントが専門的なタスクをサポートしてくれるため、あなたは最も重要な業務に集中できます。では、パートナー企業の一部を紹介し、各社のエージェントが Slack と統合してどのようなことができるのか見てみましょう。
サードパーティのエージェント |
Slack インテグレーションによる用途 |
|---|---|
Adobe Express |
|
Asana |
|
Box |
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Workday |
|
パートナーアプリを Slack に統合すれば、オーガナイゼーションが日常業務でさまざまなエージェントをすぐに活用できるため、チームが価値の高い活動に集中する時間を確保できます。コンテンツの作成から、業務管理や人事まで、さまざまなタスクをサポートするサードパーティの AI とのインテグレーションにより、Slack で業務が迅速に遂行されます。
Slack でサードパーティのエージェントを管理する
Slack Marketplace の [AI Assistants & Agents (AI アシスタントとエージェント)] カテゴリに、インタラクティブな AI コンポーネントを搭載したすべてのアプリがリストされます。使いたいアプリが見つかったら、アプリページの [Add to Slack (Slack に追加)] ボタンをクリックします。
使用可能なエージェントにアクセスする
デスクトップの Slack に、オーガナイゼーションのほかのメンバーがワークスペースにインストールしたエージェントを表示できます。
- デスクトップのサイドバーの
にカーソルを置き、
[Automations (自動化)] を選択します。
-
[アプリケーション] をクリックします。
- AI 機能を搭載したサードパーティのアプリに絞り込むには、
をクリックして、ドロップダウンメニューから [Agents & Assistants (エージェントとアシスタント)] を選択します。
表示を管理する
AI アプリを Slack にインストールするときに、デスクトップアプリの右上に表示されるようにすれば、簡単にアクセスできます。
- デスクトップで、サイドバーにあるプロフィール写真をクリックします。

- メニューから [Preferences (環境設定)] を選択します。
-
[Navigation (ナビゲーション)] をクリックします。
-
[App agents & assistants (アプリエージェントとアシスタント)] で、表示するアプリの横にあるチェックボックスをオンにします。チェックボックスをオフにすると非表示になります。
ご覧ください! 生成ツール、自動化、エージェントといった Slack AI 機能の基本を学習しました。早速、Slack にアクセスして業務に取り掛かりましょう。自分の生産性に驚くはずです!
リソース
- Slack ヘルプセンター: Agentforce in Slack を使用する
- Slack ヘルプセンター: Agentforce in Slack をセットアップして管理する
- Slack ブログ: Agentforce Is Here: Turn AI Agents into Teammates, with Slack (Agentforce の登場: Slack で AI エージェントをチームメイトにする)
- Slack ヘルプセンター: Understand AI apps in Slack (Slack の AI アプリについて理解する)
- Slack ヘルプセンター: Display AI apps in Slack (Slack に AI アプリを表示する)