Anypoint Platform を操作する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 組織が Anypoint Platform で成功できるよう、MuleSoft Catalyst がどのように支援するかを説明する。
- MuleSoft Catalyst の 3 つの柱に沿ってインテグレーションプロジェクトを進める。
- Anypoint Platform ライフサイクルの主要なステップに沿って API を設計、構築、管理する。
- API の管理とセキュリティ保護に役立つ Anypoint Management Center のツールを確認する。
MuleSoft Catalyst が成功の基盤を提供する
MuleSoft Catalyst は、チームが Anypoint Platform を効率的かつ戦略的に導入するためのツール、案内、ベストプラクティスを提供するフレームワークです。組織が Anypoint Platform を最大限に活用できるよう支援します。デジタルトランスフォーメーションを進めるチームを導く 3 つの重要な柱を基盤としています。
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ビジネス成果: 全体像を把握することから始めます。どのような問題を解決しようとしていますか? 明確な重要業績評価指標 (KPI) を定義し、ステークホルダーと連携して成功を測定します。
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テクノロジーデリバリー: 各プロジェクトに適したアプローチを選択しながら、長期的な成功に向けた強固な基盤を構築します。
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組織のイネーブルメント: ベストプラクティス、トレーニング、社内サポートを確立することで、チームが Anypoint Platform を効果的に活用できるようにします。

MuleSoft Catalyst + Mule United Airport
Mule United Airport (MUA) では、Alex が Anypoint Platform を使って組織をデジタル時代に対応させるという大きな課題に取り組んでいます。手順は次のとおりです。
- Alex は、明確なビジネス成果を定義する必要があります。その目標とは何でしょうか? チームのコミュニケーションを改善し、部門間でより迅速かつ効率的に情報を共有できるようにすることです。
- 次に、テクノロジーデリバリーに目を向けます。成功は 1 つのプロジェクトだけで決まるのではなく、スケールできるシステムを構築することが重要だと彼は理解しています。Anypoint Platform は、フライトスケジュール、メンテナンスの追跡、旅客データなどの既存システムを接続するためのツールを MUA に提供します。さらに、空港のサービス拡大に合わせて新しいインテグレーションにも対応できる、スケーラブルなフレームワークも備えています。
- 最後に、組織のイネーブルメントが重要な役割を果たします。Alex は MUA Center for Enablement (C4E) を設立します。これは、ベストプラクティスの共有、案内の提供、Anypoint Platform の効果的な活用支援を通じて、インテグレーションの取り組みをサポートするための社内チームです。組織によっては、これが正式なチームになる場合もあれば、頼りになるエキスパートからなる小規模なグループになる場合もあります。
この 3 つの柱が揃い、Alex とそのチームはデジタルトランスフォーメーションの計画を実現する準備が整いました。
API ライフサイクル: 仕様と実装
MuleSoft Catalyst と 3 つの柱が揃ったところで、次は何をすればよいのでしょうか? 戦略をどのように実行に移せばよいのでしょうか?
そこで登場するのが、Anypoint Platform のライフサイクルです。これは、API を確実に構築、テスト、デプロイするための設計図のようなものです。これらの重要なステップに従うことで、チームは開発を効率化し、成果につながる信頼性の高いインテグレーションを作成できます。
ステップ 1: Anypoint コードビルダーを使用して API 設計を定義する
優れた API はすべて、しっかりとしたプランから始まります。開発者は Anypoint コードビルダーを使用して、API の操作、入力、出力を定義します。API コンソールとモッキングサービスは、コードを書く前に API をシミュレーションしてテストするのに役立ちます。これにより、チームは早い段階で改善する機会を得られます。
ステップ 2: API をパブリッシュして早期フィードバックを収集する
API 仕様の準備ができたら、設計者はそれを Anypoint Exchange にパブリッシュします。これにより、API ポータルが自動的に作成され、ステークホルダーが簡単に見つけたり、テストしたり、フィードバックを提供したりできるようになります。
ステップ 3: Anypoint コードビルダーで API を構築して統合する
次は、設計を実際に動作するアプリケーションに変える段階です。開発者は Anypoint コードビルダーを使用して API 仕様をインポートし、MuleSoft アプリケーションを構築します。このフェーズでは、API、インテグレーション、自動化の設計、開発、デプロイをすべて 1 か所で行います。
ステップ 4: MUnit でテストし、自信を持ってデプロイする
API を本番稼働させる前に、徹底的にテストする必要があります。組み込みの MUnit フレームワークによってテストが自動化され、API は信頼性が高く、本番環境で使用できる状態になります。
これらの手順を終えると、API の実装とテストがすべて完了し、Web サービスとしてデプロイする準備が整います。
Anypoint Management Center で API を監視して管理する
API は、すべてをスムーズに稼働させるために、管理、監視、セキュリティ保護が必要です。そこで役立つのが Anypoint Management Center です。これは、チームが API のライフサイクル全体を通じて管理、デプロイ、トラブルシューティングを行うためのツールスイートです。
チームは仕様の改良、アップデートのロールアウト、利用状況の監視を通じて、API の改善を継続的に繰り返します。Anypoint Platform ライフサイクルの各フェーズは繰り返し実行され、組織がインテグレーションを最適化し、回復力を維持するのを支援します。

API 管理を支えるツールを確認する
Anypoint Management Center で API を管理するときは、複数のツールが活躍します。各ツールをクリックして、そのタスクと役割を確認してください。
Anypoint Platform の操作方法を確認したところで、次はプラットフォームの最も強力な機能の 1 つである Anypoint Exchange で新たな高みを目指しましょう。
