Anypoint Exchange を探索する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Anypoint Exchange のアセットを Anypoint Platform ユーザー間でどのように共有できるかを説明する。
- API ポータルと Anypoint Exchange の関係を説明する。
- Anypoint コードビルダーが Anypoint Exchange とどのように連携するかを説明する。
知識のライブラリ
API とインテグレーションの構築はチームで行うものです。では、チームはどのようにして適切なリソースを見つけ、共有し、再利用して作業を効率化しているのでしょうか? そこで役立つのが Anypoint Exchange です。
Anypoint Exchange は、開発者、インテグレーター、アーキテクトが API、コネクタ、テンプレートを見つけて作業を効率化できる中央ライブラリのようなものです。ゼロから始める代わりに、チームは既存のアセットを再利用して、アプリケーションネットワークを効率的に構築してスケールできます。
API 仕様のプロパティによる絞り込み、カスタム項目の使用、検索の保存など、強力な検索機能で必要なものを簡単に見つけられます。
何よりも大きな利点は、組織がアセットを共有したりパブリッシュしたりするほど、Anypoint Exchange の価値が高まることです。API 仕様、OAS コンポーネント、テンプレート、コネクタの豊富なライブラリへと成長し、インテグレーションプロジェクトをサポートします。

Anypoint Exchange で API ポータルを見つけて活用する
API は現代のアプリケーションを支えていますが、見つけて使えなければ意味がありません。REST API が Anypoint Exchange にパブリッシュされると、アセットの一部として API ポータルが自動的に生成されます。これらの API ポータルには、組み込みのドキュメント、インタラクティブなコンソール、モッキングサービスが含まれています。
Anypoint Exchange は中央ディレクトリとして機能し、ユーザーはこれらの個別ポータルを検索して見つけ、アクセスできます。ポータルは内部利用のために非公開にしておくことも、外部ユーザーと共有するために公開することもできます。
Exchange の REST Connect でインテグレーションを高速化する
Anypoint Exchange を使用すると、Mule アプリケーションでの REST API の利用もより簡単になります。REST Connect を使用すると、パブリッシュされた REST API ごとにコネクタが自動生成されるため、ほかのシステムとのインテグレーション時の時間と手間を節約できます。
C4E が Exchange での API 再利用を拡大するしくみ
Center for Enablement (C4E) は、ベストプラクティスを推進することで、組織が API の導入と再利用を拡大するのを支援します。MUA では、Alex の C4E が API とテンプレートを Anypoint Exchange にパブリッシュしています。これにより、組織全体の開発者が承認済みのアセットを見つけて再利用しやすくなり、車輪の再発明を避けることができます。
組織固有のアセットに加え、Exchange には MuleSoft とそのパートナーがパブリッシュした公開アセット (再利用可能なコネクタ、テンプレート、サンプルなど) も含まれています。 チームはプロジェクトのニーズに応じて、公開コンテンツと非公開コンテンツの両方を検索できます。
例: Exchange の新しいアセットで API のギャップを埋める
MUA では、Alex とそのチームが Anypoint Exchange を活用して、新しいアプリケーションの開発を素早く始めるための事前構築済みテンプレートや API を探しています。検索を進めるうちに、Alex はあるギャップに気づきます。顧客フィードバックを管理するための既存の API が見当たらないのです。
問題ありません。Anypoint Platform を使えば、チームはすぐに新しいフィードバック API を作成してパブリッシュでき、不足していたピースを埋めながら、MUA の再利用可能なアセットのライブラリ拡充にも貢献できます。

Exchange でアセットをパブリッシュして再利用する
Anypoint Exchange は API を見つけるだけの場所ではありません。チームが作成した API をパブリッシュ、テスト、改善するための場所でもあります。そこで活躍するのが Anypoint コードビルダーです。
Anypoint コードビルダーは MuleSoft の最新のフルライフサイクル開発環境です。API、インテグレーション、自動化の構築を支援しながら、Anypoint Exchange とシームレスに連携できるよう設計されています。
このしくみは次のとおりです。
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API のパブリッシュ: 開発者が Anypoint コードビルダーで API 仕様を作成したら、Anypoint Exchange に直接パブリッシュできます。
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アセットのインポート: インテグレーションを素早く始めたいですか? 開発者は、API 仕様、テンプレート、コネクタを Exchange から Anypoint コードビルダーに直接インポートできます。これにより、時間を節約し、一貫性を確保できます。
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テストとモック: Anypoint コードビルダーには組み込みのモッキングツールとテストツールが含まれており、チームはデプロイ前に API の動作をシミュレーションして、期待どおりに機能することを確認できます。
MUA で API をパブリッシュして再利用する
MUA では、Alex とそのチームが新しいフライトスケジュール API を構築しています。ゼロから始める代わりに、チームは Anypoint Exchange で既存のテンプレートやコネクタを検索し、開発を効率化します。
Anypoint コードビルダーで API を改良したら、更新した仕様を Exchange にパブリッシュします。これにより、フライトデータを自分たちのアプリケーションに統合する必要がある MUA のほかのチームが利用できるようになります。
Anypoint コードビルダーと Anypoint Exchange を組み合わせて使用することで、Alex のチームは時間を節約し、コラボレーションを強化し、組織全体での API の一貫性を確保できます。Exchange は共有ワークスペースとして機能し、MUA 全体のチームが連携してより迅速に作業を進めるのに役立ちます。
API とインテグレーションの設計と共有の方法について確認しました。次は、このプラットフォームを支える Mule Runtime Engine のしくみを見ていきましょう。