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フロー配布の開始

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • フローを配布する前に何を行う必要があるかを説明する。
  • フローを配布するさまざまな方法を挙げる。
  • 簡単な画面フローを作成する。
メモ

メモ

このバッジのハンズオン Challenge は日本語、スペイン語 (LATAM)、ポルトガル語 (ブラジル) に対応しています。Playground の言語を変更するには、こちらの指示に従ってください。日本語等、翻訳された言語と英語に差異がある可能性があります。英語以外の言語での指示に従って Challenge に合格できなかった場合は、[言語] と [地域] をそれぞれ [English]、[アメリカ合衆国] に切り替えてからもう一度お試しください。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

何日も、あるいは何週間も苦労して、やっと価値のあるフローができたとします。それは、ユーザーが正式なビジネスプロセスに従うようにするものかもしれません。または、ユーザーが繰り返し作業をしなくてすむようにするものかもしれません。あるいは、まったく別のことを自動化するものかもしれません。1 つ確かなことは、それによってユーザーの時間と組織のコストを節約できるということです。ただし、この時点では単に Salesforce の「設定」に存在しているだけのもので、ユーザーはアクセスすることができません。

フローの作成とテストが完了した後に、もう 1 つ決定しなければならないことがあります。それは、どのようにしてユーザーがフローにアクセスできるようにするかということです。

フローのライフサイクル

フローを配布する方法を数えてみましょう

フローを配布する方法は多数あり、そのそれぞれに注意事項と考慮事項があります。たとえば、フローを Lightning ページに 1 つ配置し、ユーティリティバーにも 1 つ配置することができます。Lightning Experience でのみ使用できる配布方法もあれば、Salesforce Classic に適している配布方法もあります。ユーザーがそこに移動できるよう、画面を使用したフローは、次の場所に配置できます。

  • Lightning ページ
  • フローアクション
  • ユーティリティバー
  • エクスペリエンスビルダーページ
  • カスタム Lightning コンポーネント
  • Visualforce ページ
  • Web タブ
  • カスタムボタンとカスタムリンク

画面があるフローだけでこれだけあります。自動起動フロー、ボット、Apex アクション、API と、リストはかなり長いものになります。

このモジュールでは、Lightning Experience で画面フローを配布する 4 つの主な事例と、そのそれぞれにお勧めの方法について説明します。

簡単なフローの作成

このモジュールは、フロー作成についてのものではありませんが、配布するものがなければフローの配布について説明するのは困難です。ですから、このモジュールの他の単元で使用できるフローを作成しましょう。これは意図的に非常に簡単なものになっています。1 つの画面要素と、その画面上に 1 つの項目があるだけです。これらの配布方法は簡単なフローでも複雑なフローでも機能するため、実際のフローにも使用できます。

  1. フローを作成します。
    1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「フロー」と入力し、[フロー] を選択します。
    2. [新規フロー] をクリックし、Flow Builder キャンバスを開きます。
    3. [画面フロー] を選択し、[作成] をクリックします。
  2. 画面要素をフローに追加します。
    1. キャンバスで、要素を追加 にカーソルを合わせて 要素を追加 をクリックします。
    2. [画面] をクリックします。
    3. [表示ラベル] に「My Screen (私の画面)」と入力します。
    4. [フッターを設定] で、[[前へ] を非表示][[一時停止] を非表示] の順に選択します。 
    5. [次へ] ボタンまたは [完了] ボタンでは、[標準の表示ラベルを使用] を選択します。
  3. 画面にテキスト表示項目を追加します。
    1. [コンポーネント] タブの [表示] で [表示テキスト] をクリックします。
    2. [表示テキスト] プロパティペインの [API 参照名] 項目に Hello_World と入力します。
    3. テキストボックスに Hello, World と入力します。
    4. [完了] をクリックして、画面を保存します。
  4. フローを保存します。Hello World と名前を付けます。API 参照名が Hello_World であることを確認します。
  5. Flow Builder のボタンバーで [有効化] をクリックします。これでフローは有効になりました。

ユーザーがフローを実行できることを確認する

フローを配布するさまざまな方法を具体的に説明する前に、ユーザーが実際にフローを実行できることを確認しましょう。デフォルトでは、一部の配布方法が「フローを実行」権限に連動しています。「フローを実行」権限を組織のユーザープロファイルまたは権限セットに追加し、その権限セットを適切なユーザーに割り当てます。フローに割り当てられた権限を表示するには、[設定] の [フロー] ページでフローの横にある 下矢印 をクリックし、[編集アクセス権] をクリックします。フローで [デフォルト動作を上書きし、有効化されたプロファイルまたは権限セットにアクセスを制限します。] が選択されている場合、そのフローを権限セットまたはプロファイルに追加し、それを適切なユーザーに割り当てます。権限セットの作成と割り当てについての詳細は、Salesforce ヘルプの「権限セット」を参照してください。

メモ

「フローを実行」システム権限によって、ユーザーは有効なフローを実行できます。無効なフローを実行できるのは、「フローの管理」ユーザー権限を持つ管理者のみです。

リソース

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