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償還カタログを考案する

学習の目的

このプロジェクトを完了すると、次のことができるようになります。

  • 償還要件を挙げる。
  • ロイヤルティプログラムの償還取引のプロセスを作成する。
  • 償還取引を処理するルールを作成する。
  • 償還ルールに条件とアクションを追加する。
  • 償還取引レコードを作成する。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

始める前に

このプロジェクトを始める前に、次の推奨コンテンツを完了することを検討してください。

Inner Circle の償還要件

Cloud Kicks は、スタイリッシュで履き心地のよいカスタムスニーカーを製造している企業です。Cloud Kicks Inner Circle というロイヤルティプログラムを運用し、Salesforce ロイヤルティ管理を使用してプログラムを管理しています。ロイヤルティプログラムには、明確に定義されたランク構造、報奨、そして関連するプログラムパートナーとパートナー商品が含まれています。ロイヤルティプログラムは、顧客エンゲージメントを高め、報奨を付与するという方法で収益の増大を図ります。メンバーは、報奨を受け取ったり、ポイントを獲得して引き換えたりすることを目当てにプログラムに参加します。時として、メンバーが獲得した報奨を償還しないことがあります。このような場合には、メンバーのエンゲージメントが低いことや、報奨がメンバーの好みに合っていないことが示唆されます。また、償還率の低さが、売上全体に影響を及ぼすこともあります。Cloud Kicks の担当者はこうした点を理解しており、償還率を追跡すべき重要なメトリクスととらえています。 

Cloud Kicks のロイヤルティプログラムマネージャーである Mary Levy は、ロイヤルティプログラムの償還プロセスを設定したいと考えています。償還取引は、メンバーが対象外ポイントを商品、サービス、バウチャー、エクスペリエンスなどと引き換えたときに発生します。取引が処理されるとすぐにメンバーのポイント残高からポイントが差し引かれ、このすべてがリアルタイムで行われます。

メンバーが商品の購入時にポイントを獲得し、そのポイントを報奨と引き換えるしくみを示している図。

Mary は、プログラムにとって償還は極めて重要で、お客様にアピールする強力な要素であるため、ポイントの獲得と償還をスムーズで満足が得られるエクスペリエンスにすべきと確信しています。そこで、分析を実施して、メンバーに人気の高いパートナーや商品を特定します。自ら収集したすべての情報に基づいて、Northern Trail Outfitters (NTO) と償還パートナーシップを結ぶことにしました。NTO はアウトドアやレクリエーションの用品やアパレルを扱う小売企業です。つまり、メンバーが各自の対象外ポイントを NTO の商品やサービスに利用できるようになります。 

Mary は報奨とそれぞれに必要なポイント数を定義する償還カタログを慎重に考案します。 

Name (名前) Partner (パートナー) Product (商品) Points (ポイント) Voucher Definition (バウチャー定義)

1

Cloud Kicks

すべてのシューズに利用可能な $20 バウチャー

1,000

すべてのシューズに利用可能な $20 バウチャー

2

Cloud Kicks

Jonah Steven ラインのスニーカー

5,000


3

Cloud Kicks

カスタムスニーカーの無料相談

4,000


4

Cloud Kicks

本人が選んだ慈善事業に $20 寄付

500

本人が選んだ慈善事業に $20 寄付

5

Cloud Kicks

創業者に会える

2,000


6

NTO

サイトの全商品が 10% オフ

500

サイトの全商品が 10% オフ

7

NTO

ジャケットに利用可能な $10 バウチャー

1,000

ジャケットに利用可能な $10 バウチャー

バラエティに富んだ報奨の選択肢に Mary は満足し、プロセスの設定を楽しみにしています。このプロジェクトでは、Mary と一緒にロイヤルティ管理のプロモーション設定を使用して、上記の報奨の償還プロセスを作成する手順を実行します。

メモ

償還プロセスはフローを使用して設定することもできます。フローを使用して償還プロセスを設定する場合は、Trailhead の「償還プロセスを設定する」バッジを参照してください。

ロイヤルティ管理が搭載された Developer Edition 組織にサインアップする

このプロジェクトを実行するには、ロイヤルティ管理とサンプルデータが搭載された特別な Developer Edition 組織が必要です。無料の Developer Edition を入手して Trailhead に接続し、このプロジェクトの Challenge を実行できるようにします。 

この Developer Edition は、このバッジの Challenge 用に設計されているため、他のバッジでは機能しないことがあります。使用している Trailhead Playground や特別な Developer Edition 組織が推奨されているものであることを必ず確認してください。

  1. ロイヤルティ管理が搭載された Developer Edition 組織 (無料) にサインアップします。
  2. フォームに入力します。[Email (メール)] に、有効なメールアドレスを入力します。[Username (ユーザー名)] に、メールアドレス形式の一意のユーザー名 (例: yourname@lm4ever.com) を入力しますが、有効なメールアカウントである必要はありません。
  3. フォームに入力したら [Sign me up (サインアップ)] をクリックします。確認メッセージが表示されます。
  4. アクティベーションメールを受信したら (数分かかる場合があります)、そのメールを開いて [Verify Account (アカウントを確認)] をクリックします。
  5. パスワードと確認用の質問を設定して、登録を完了します。
    ヒント: 後で簡単にアクセスできるように、自分のユーザー名、パスワード、ログイン URL をメモしておいてください。
  6. Developer Edition にログインした状態になります。

新しい Developer Edition 組織を Trailhead に接続します。

  1. Trailhead アカウントにログインしていることを確認します。
  2. このページの最下部にある「Challenge」セクションで Playground 名をクリックし、[Connect Org (組織を接続)] をクリックします。
  3. ログイン画面で、先ほど設定した Developer Edition のユーザー名とパスワードを入力します。
  4. [Allow Access? (アクセスを許可しますか?)] 画面で [Allow (許可)] をクリックします。
  5. [Want to connect this org for hands-on challenges? (この組織をハンズオン Challenge に接続しますか?)] 画面で [Yes! (はい)] をクリックします。保存します。Challenge ページにリダイレクトされたら、このバッジの獲得を目指して新しい Developer Edition を使用できます。

ロイヤルティ管理が有効になっている組織の準備ができたところで、償還プロセスの設定に進みましょう。次のステップでは、償還プロセス設定を確認して、ロイヤルティプログラムの償還プロセスを作成します。

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