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Slackbot を使ってみる

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Slackbot が業務に関するコンテキストを使用してユーザーをサポートする方法を説明する。
  • Slackbot の主な機能と能力について説明する。
  • Slackbot と対話するために効果的なプロンプトを作成する。

仕事のためのパーソナル AI エージェントの紹介

Slack は、チームメンバーとのコラボレーションや仕事の整理にすでに活用されています。ですが、会話やプロジェクトが増えると、業務を進めるために必要な情報を見つけるのに時間がかかることがあります。たとえば、特定のファイルを検索したり、ミーティングの準備中にスレッド内のコンテキストを確認したりする場合などです。

Slackbot は、そのような作業やさらに多くのことをサポートする、仕事のためのパーソナル AI エージェントであり、 Slack にネイティブに組み込まれています。コンテキストを認識し、すでに使用している権限付与済みのメッセージやファイルを安全に検索します。また、ツールを切り替えたり集中を妨げたりすることなく、コンテキストを維持できます。

生産性の向上

Slackbot は、隣で一緒に働いている知識が豊富な同僚のような存在だと考えてください。Slackbot を使用すると、時間のかかる作業をすばやく完了して、生産性を高めることができます。では、Slackbot をすぐに使い始められるように、Slackbot でできること、そしてそのためのプロンプトをいくつか見てみましょう。

タスク

Slackbot への質問

未確認のスレッドやメッセージを確認する: 週明けや休暇が終わって仕事に戻って来たら、 優先的に対応すべきスレッドやメッセージを Slackbot が選んで表示してくれます。

What did I miss while I was OOO last week? (先週 OOO だった間に何を見逃しましたか?)

必要な情報を正確に見つける: Slackbot は会話とファイルをスキャンして、必要な情報を数秒で正確にまとめます。

I know someone sent me a message asking for an account overview, but I can’t find the message. Help! (取引先の概要を要求するメッセージが誰かから受け取ったのは覚えているのですが、そのメッセージが見つかりません。助けて!)

更新と計画の下書きを作成する: Slackbot に、まとまりのないチャンネルディスカッションを整然と整理された Canvas に変換するよう依頼することで、 既存の会話の内容からプロジェクト概要の下書きを作成してくれます。または、新しい情報に基づいてタスクを更新できます。

Can you review the #example-channel and give me a summary with next steps in a new canvas? (#example-channel の内容を整理して、次のステップと一緒に新しい Canvas でまとめてもらえますか?)

ミーティングの準備をする: 通話に参加する前に、関連する会話履歴や未解決の質問を Slackbot に要約してもらい、準備に役立てます。Salesforce などの接続済みアプリケーションから、取引先、商談、ケースなどのデータを取得することもできます。

I'm about to hop on a call with a new customer Acme Inc. Can you give me an overview of them and what they've purchased in the past? (新規顧客の Acme Inc. との通話に参加するところです。この顧客の概要と過去の購入内容を教えてもらえますか?)

Slackbot には、さらに多くの機能があります。Slackbot を自分のロールに合わせて活用すれば、日々の業務を効率よく進める強力なツールになります。では、実際に確認してみましょう。

業務でさらに活用する

次に、よくあるシナリオと、それぞれの場合に Slackbot がどのように役立つかを説明します。

リードをフォローアップする

夜遅くに、新しいリードについて電話がかかってきました。いくつかメモを取り、翌朝オフィスに戻ったら関連する情報が Salesforce にあるか調べたいと考えています。この場合は、そのメモを Slackbot で共有するだけですべて完了です。

Slackbot は非構造化データを処理し、営業担当のニーズを予測して複数のタスクを一度に処理します。

重要なミーティングに備える

あなたは今、契約の更新に向けて顧客とのミーティングに臨もうとしています。準備を万全にするため、知っておくべき重要な情報や準備しておくべきことがあるかどうかを Slackbot に質問します。

Slackbot は、さまざまなスレッド、チャンネル、Salesforce レコードからすべてのコンテキストを取り込んでユーザーをサポートします。Slackbot が、できるだけ早く解決する必要がある緊急のケースを見つけてくれました。当初は簡単な会話で終わると思っていましたが、取引継続の妨げになる前に問題を解決できるよう、準備を整えてからミーティングに臨めます。

集計分析でよりスマートな意思決定を行う

あなたは新しいアイデアを思いつき、 とてもワクワクしています。ですが、ゼロから始めるのは簡単ではありません。過去に似たような取り組みをしたことはないでしょうか? Slackbot なら、その答えを探し出し、成功につながるインサイトを見つけるのに役立ちます。

必要な情報を見つけたら終わりではなく、Slackbot を使ってアイデアを練り上げ、改善できます。簡単なフォローアップ質問をするだけで、結果をさらに深掘りし、過去の取り組みをもとに何を改善できるか、どのような課題があるかを Slackbot に指摘してもらえます。

信頼とセキュリティを維持して運用する

Slackbot は Slack の厳格なセキュリティ標準に基づいて運用されます。チャンネルメンバーシップとファイル権限に基づいて、ユーザーが参照する権限を持つ情報のみを表示します。

また、Salesforce などの統合システムで有効になっているセキュリティ設定に基づいて動作します。たとえば、Salesforce から情報を取得する場合、Slack は組織と通信してセキュリティレベルを確認します。Salesforce は、ユーザーがアクセスできる情報のみを返します。

また、会社の非公開データは他のデータから隔離され、 大規模言語モデルのトレーニングに使用されることはありません。

よりスマートなプロンプト

Slackbot とやり取りするためには複雑なコマンドを学ぶ必要はありません。シンプルで自然な言葉を使って話しかければよいのです。同僚にメッセージを送るときと同じです。

具体的に入力するほど、最適な結果を得やすくなります。先ほど紹介したようなプロンプトを試してみてください。Slackbot を自分の作業で活用できるように、プロンプトの例をさらにいくつか示します。そのまま使うか、編集してから使ってみましょう。

  • Where is the marketing budget discussion from last quarter? (前四半期のマーケティング予算に関するディスカッションはどこにありますか?)
  • What direct messages do I need to follow up on today? (今日フォローアップする必要があるダイレクトメッセージはどれですか?)
  • Help me prep for my 1:1 with my manager. (マネージャーとの 1 対 1 ミーティングの準備を手伝ってください。)

Slack の上部にある検索バーの右側にある Slackbot アイコンを選択して Slackbot を開きます。Slackbot は、やり取りを重ねるうちにユーザーのコンテキストを学習します。チャットを続けるほど、ユーザーにとって重要なことをより深く理解します。

検索バーの横にある Slackbot アイコン。

Slackbot を使い始める

このバッジでは、Slackbot が生産性の向上にどのように貢献するのかと、すぐに試せるスタータープロンプトについて簡単に説明しました。Slackbot でできることは数多くありますが、上記のユースケースで示したように、日々の業務の中で自分の目的に合わせて使うことで、特に大きな効果を発揮します。Slackbot を使用して日々の業務でより成功する方法についてのインサイトやヒントは、リソースを確認してください。

リソース

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