チャンネルの価値を成熟度スコアに結び付ける
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Slack 成熟度フレームワークの 5 つのフェーズを定義する。
- チャンネルの定着が、クライアントの社内および社外コラボレーションの成熟度スコアにどのような影響を与えるかを説明する。
- 成熟度フレームワークを進むために必要な主要なメトリクスと支援レベルを特定する。
成熟度スコアで Slack の価値を把握する
クライアントにとって最適なチャンネルソリューションを見極めるには、Slack 成熟度フレームワークでクライアントが現在どの段階にいるかを理解する必要があります。現在のクライアントのチャンネル利用がどの成熟度にあっても、チャンネルをどのように活用すれば Slack の価値をさらに引き出せるかを提案できるようにしておく必要があります。クライアントごとにニーズは異なりますが、Slack の成熟度が高まるにつれて、チャンネルソリューションを段階的に追加することを検討できます。
データに基づく顧客成熟度フレームワークに沿うことで、Slack 社内全体で、顧客の ROI 最大化を支援するという共通認識を持って取り組めます。Slack 成熟度フレームワークでは、請求書払いの顧客を 5 つの成熟度フェーズに分類し、Slack から得られる投資収益率 (ROI) を最大化するまでの顧客ジャーニーを示します。
Slack 成熟度フレームワークには 3 つのカテゴリがあります。
- 利用率: 購入した分のうち顧客がどの程度利用しているか
- 成熟度スコア: 顧客が Slack をどの程度活用しているか
- 成功要因: 顧客全体の成功を支える基盤となる条件
チャンネルで価値の高いコラボレーションを行うほど、Slack から得られる ROI が向上します。クライアントのチャンネル利用が増えると成熟度スコアが上がり、組織は次の成熟度フェーズへと進みます。
成熟度スコアで成功を測定する
クライアントが成熟度の階段をスムーズに上がれるように支援するには、進捗を決める 3 つの主要なメトリクスを理解する必要があります。
フレームワークの各フェーズは、次のスコアで定義されます。
- ユーザーエンゲージメントスコア: ユーザーが Slack でどの程度頻繁かつ継続的に仕事をしているかを測定するスコアです。日ごとの有効ユーザー数と送信メッセージ数から算出されます。
- 社内コラボレーションスコア: 閉鎖的なサイロでのやり取りから透明性の高いチームワークへの移行の程度を測定するスコアです。パブリックチャンネルのメッセージ数とダイレクトメッセージ数の比率から算出されます。
- 社外コラボレーションスコア: 組織がより広範なエコシステムとどの程度連携できているかを測定するスコアです。Slack コネクトチャンネルで行われる仕事の量から算出されます。
Slack 成熟度フェーズを確認する
このフレームワークを使用して、現在のクライアントの位置と、次のレベルに進むために必要なことを特定します。
フェーズ | ユーザーエンゲージメントスコア | 社内コラボレーションスコア | 社外コラボレーションスコア
| 定着度スコア
| 支援レベル | 理由 |
|---|---|---|---|---|---|---|
フェーズ 1: Organic (自然発生) | ≥20 | ≥25 | なし | ≥30% | なし | Slack の利用は最小限で、基本的なアカウント設定を完了する段階です。 |
フェーズ 2: Collaborative (協力的) | ≥20 | ≥25 | なし | ≥30% | 副社長 | Slack が基本的に定着し、上層部からの支援も得られている段階です。 |
フェーズ 3: Purposeful (目的志向) | ≥50 | ≥60 | なし | ≥60% | 副社長直属の管理職 | Slack の利用が組織全体の標準になります。 |
フェーズ 4: Aligned (連携) | ≥50 | ≥60 | ≥40 | ≥80% | 副社長または上席副社長 | Slack のエンゲージメントが高まり、ワークフローやトレーニングに組み込まれます。 |
フェーズ 5: Transformed (変革) | ≥70 | ≥80 | ≥40 | ≥95% | 経営幹部 | Slack が、優れたユーザーエンゲージメント、ワークフローの自動化、社外コラボレーションを特徴とする変革的な価値を生み出します。 |
Slack 成熟度フレームワークでは、足並みを揃えた自動化の実現を目標として、組織全体で段階的に成熟していきます。クライアントは、初期のアカウント設定から、全社規模で経営幹部の支援を得る段階へと進むにつれて、より高い生産性と ROI を実現できます。成熟度スコアの主要メトリクスを継続的に確認することで、このデジタル進化の各マイルストーンをクライアントが達成できるよう導き、チャンネルで働く価値を最大限に引き出せます。
成熟度の測定方法がわかったところで、次はクライアントがスコアと Slack 成熟度の向上に活用できる具体的なユースケースを見ていきましょう。