メンバーアクティビティを分析する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- メンバーアクティビティメトリクスを使用してパワーユーザーや潜在的な Slack アンバサダーを特定する。
- メッセージアクティビティとアクティブ日数に基づいて従業員エンゲージメントのトレンドを評価する。
- メンバーアナリティクスを使用して、従業員の定着度や満足度などのビジネス目標に対する進行状況を評価する。
実際にデータを確認しましょう。メンバーの使用状況に関するアナリティクスとデータを使用することで、社内での Slack の管理について情報に基づく意思決定を行うことができます。
アナリティクスを使用してメンバーアクティビティについて知る
Slack のアナリティクスダッシュボードを使用すれば、メンバーがほとんどの時間をどこで費やしているかを正確に示すデータにアクセスできます。このデータはユーザーがメッセージを読んでいる場所とメッセージを送信している場所ごとに表示されます。
メンバーがまるでオフィスでの雑談のように多数のダイレクトメッセージ (DM) を送信している状況を想像してみてください。このような行動は、チーム間の関係が健全であることを示している可能性があります。ただし、組織のほとんどの時間が DM の送信と閲覧に費やされているとしたら、それはほとんどの作業がチャンネルではなく DM を通じて行われていることを示唆するものです。情報が DM 内でサイロ化してしまうと、組織がそもそも Slack に移行した本来の目的と矛盾することになりかねません。また、組織が Slack の検索機能を十分に活用できないことにもなります。
Slack アナリティクスダッシュボードでメンバーアクティビティを確認してみましょう。大部分の会話はどこで行われていますか? メンバーがチャンネルで作業することを促進するにはどうすればよいでしょうか?


データを使用して情報に基づく意思決定を行う
最新のトレンドを確認する
チャンネルは特定の主題専用であることが多いため、最もアクティブなパブリックチャンネルを可視化すれば、トピックのトレンドを把握できます。これにより、カスタマーサポートチケットの急増などの対応が必要な問題や、会話が盛り上がっているトピックを特定できます。反対に、送信されたメッセージ数が少ない順に並べ替えれば、アクティブでないチャンネルを特定してアーカイブすることで、チームのチャンネルリストを整理し、関連性の高い状態に保つことができます。

新しいトレンドを予測する
たとえば、組織の Slack インスタンスに最近参加した新規メンバー数が増加したことに気づくことがあるかもしれません。新しいメンバーがどこでメッセージを送信しているかを調べたときに、メッセージの送信場所の変化に気づいたでしょうか? DM への移行がある場合、トレーニングセッションを提供して、パブリックチャンネルでほかの人に見えるように業務を行うことの価値を全員が理解できるようにすることを検討します。これにより、新しいメンバーがパブリックチャンネルで安心して業務を行えるようになります。
新しい Slack アンバサダーを見出す
Slack を新しい部署に導入する際に、同僚同士のトレーニングは、新しいメンバーが日常のワークフローに Slack がどのように組み込まれるかを理解するのに役立ちます。ダッシュボードの [Members (メンバー)] セクションを使用して、初期に導入したユーザーや非常にアクティブなユーザー (パワーユーザー)、つまり社内のほかのユーザーの役に立つ知識を持っているユーザーを見つけます。そのユーザーに組織内で Slack のアンバサダーにならないかを尋ねます。
社内通知のリーチを追跡する
ビジネスプラスと Enterprise+ では、1 つのメッセージで何百または何千の従業員にリーチできます。メッセージアクティビティアナリティクスを使用すれば、社内通知や社内コミュニケーションキャンペーンといった重要なメッセージのリーチ、影響、エンゲージメントを測定できます。特定のメッセージでは、閲覧数、上位の返信、閲覧者などのエンゲージメントデータを確認できます。SCIM を使用してチームを設定した場合は、部署別のメトリクスも確認できます。
データはストーリーの一部にすぎないということを忘れないでください。Slack によってチームの業務をどのように改善できるかを理解するには、これらのメトリクスと共にその他の観察事項や会話も考慮してストーリー全体を把握してください。
多くの管理者は、Slack がどのように役立っているかを理解するために、Slack ワークフロービルダーを使用してセンチメントアンケートを設定し、ユーザーへのアンケートやフィードバックの収集を行っています。トレーニングの必要性や、情報の検索にかかる時間または業務で普段使用しているアプリ間を切り替えるのにかかる時間について質問することを検討してください。このフィードバックは、ユーザーに追加の Slack トレーニングが必要なギャップや、組織で使用できる有用なユースケースを特定するのに非常に役立ちます。
成功の測定
成功の目標を覚えていますか? 設定した具体的な目的に対して組織の進行状況を測定するにはどうすればよいでしょうか?
行き詰まっている場合は、このレッスンの始めで管理者が特定したメトリクスから始めてみましょう。もちろん組織はそれぞれ異なるため、 一部のメトリクスは有用だとしても、自分の組織向けに具体的なリストを作成したほうがよい場合もあります。
ビジネス目標 |
Slack での実現内容 |
Slack で測定する方法 |
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強力な文化を築く 従業員とエンゲージし、従業員が最良の仕事をするように意欲をかき立てる。 |
パブリックチャンネルで状況を報告しながら作業することで、価値ある作業内容を組織全体で検索できるようにする。 |
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財務規律 テクノロジーを利用して、より効果的な成果を低コストで実現する。 |
コンテキストの切り替えを減らし、生産性を高め、より良いビジネス成果を得るために 10 件の Slack アプリインテグレーションをデプロイする。 |
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従業員の満足と維持 最新のツールセットを提供することで優れた人材を引き付け、維持する。 |
マネージャーや従業員に日常業務で Slack を使用することを推奨する。パワーユーザーやロールモデルを特定して認定する。アンバサダーネットワークを築く。 |
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開始する前に、Slack に関するビジネスの目的と目標を特定し、進行状況を測定するためのメトリクスを推奨し、ワークスペースと OrG レベルのダッシュボードで使用可能なデータとアナリティクスを再確認してください。ストーリー全体を把握することで、データを使用して情報に基づく意思決定を行い、Slack での成功を促進できます。
