オブジェクトとフローを作成する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 設定エージェントとチャットして、作業に関する情報を取得する。
- Agentforce を使用した設定を使用してカスタムオブジェクトを作成する。
- 設定エージェントを利用してフローを作成する。
機器レンタルプロセスを効率化する
Coral Cloud Resorts では、ゲストが透き通った海を存分に満喫しています。色鮮やかなサンゴ礁でシュノーケリングをしたり、隠れた入り江までカヤックで行ったり、サーフボードで完璧な波に乗ったりと、このリゾートにでは誰もが楽しめる水上アドベンチャーが用意されています。Coral Cloud では、ゲストがすぐに海を楽しめるように、砂浜で機器をレンタルできるようにしています。
現在、ビーチスタッフは紙とペンでこれらのレンタルを管理しています。Salesforce システム管理者であるあなたは、このプロセスをデジタル化する作業を任されています。機器レンタルの追跡にはカスタムオブジェクトが最適であることを、すでに学んでいます。また、ゲストが機器を返却した後にお礼メールを送信するフローも設定したいと考えています。
唯一の問題は、 あなたは最近、カスタムオブジェクトやフローを作成していないということです。それでも心配はいりません。設定エージェントが必要な情報をすばやく把握して、設定プロセスをガイドしてくれます。
設定エージェントに助けを求める
[Setup (設定)] の作業フローでカスタムオブジェクトを直接作成する方法を学びましょう。設定エージェントが関連情報を見つけてくれるため、アプリケーションを閉じてドキュメントを確認する必要はありません。
- まだ移動していない場合は、[Setup (設定)] に移動します。画面上部の歯車アイコン (
) から、[Setup (設定)] をクリックします。
- [Setup Home (設定ホーム)] で、プロンプトバーに質問または作業を入力します。(プロンプトバーが表示されていない場合は、ブラウザーをもう一度更新します。) ここでは、オブジェクト作成の基本を学びたいので、次のテキストをコピーして貼り付けます。
How do I create a custom object in Object Manager? (Object Manager でカスタムオブジェクトを作成するにはどうすればよいですか?)

- エージェントが、カスタムオブジェクトの作成に関する情報とリソースを提供します。エージェントに質問した内容によっては、レコード、リストビュー、その他のコンポーネントも表示されることがあります。情報を拡大表示するには、[View Details (詳細を表示)] をクリックします。

表示された情報を確認し、カスタムオブジェクトの作成方法をよく理解できました。自分 1 人でもできそうですが、その必要はありません。設定エージェントがお手伝いします。
カスタムオブジェクトを作成する
設定エージェントとの簡単な会話を通して、複数の項目を持つカスタムオブジェクトを作成する方法を見てみましょう。
- カスタムオブジェクトで何を行い、どの項目を含めるべきかをじっくり考えます。検討した結果、次の計画を立てました。
- カスタムオブジェクト: Beach Rental (ビーチレンタル)
- カスタム項目:
- Equipment ID (用具 ID) (テキスト)
- Guest (ゲスト) (取引先責任者へのルックアップ)
- Type (種別) (Snorkel (シュノーケル)、Paddleboard (パドルボード)、Surfboard (サーフボード)、Kayak (カヤック) の値を持つ選択リスト)
- Equipment ID (用具 ID) (テキスト)
- カスタムオブジェクト: Beach Rental (ビーチレンタル)
- エージェントとの前の会話を続けて、次の内容をコピーして貼り付けます。
Create a new custom object named Beach Rental that will be used for tracking beach equipment rentals. Include custom fields: Equipment ID, Guest (lookup to Contact), Type (picklist values: Snorkel, Paddleboard, Surfboard, Kayak). Reuse the existing Contact object for the lookup. (ビーチ用具レンタルの追跡に使用する Beach Rental という名前の新しいカスタムオブジェクトを作成してください。カスタム項目として、Equipment ID (用具 ID)、Guest (ゲスト) (取引先責任者へのルックアップ)、Type (種別) (選択リスト値: Snorkel (シュノーケル)、Paddleboard (パドルボード)、Surfboard (サーフボード)、Kayak (カヤック)) を含めます。ルックアップには既存の取引先責任者オブジェクトを再利用します。)
- エージェントが推奨データモデルを提案します。

- 確認中に、機器が使用中か修理中かを追跡する項目があると便利だと気付きました。カスタムオブジェクトを変更するには、次の内容をコピーして貼り付けます。
Add a custom field called Status (picklist values: Rented, Returned, Damaged). (Status (状況) というカスタム項目を追加してください (選択リスト値: Rented (レンタル中)、Returned (返却済み)、Damaged (破損))。)
- これで、カスタムオブジェクトがすべてのビジネス要件を満たすようになりました。[Confirm (保存)] をクリックすると、オブジェクトが作成されます。

順調に進んでいますね。この作業を手動で行った場合、カスタムオブジェクトとそのすべての項目を作成するために数十回のクリック操作が必要でした。Agentforce を使用した設定のおかげで、わずかな労力でカスタムオブジェクトを作成できました。
フローを作成する
最後に、レンタル機器を返却した後にゲストにお礼を伝えるフローを作成します。
- [Setup Home (設定ホーム)] からエージェントとの新しい会話を開始します。
- 次のテキストをコピーして貼り付けます。
Create a record-triggered flow named “Thank You Email on Beach Rentals Return” that starts when a Beach Rentals record has Status changed to Returned. It should send a thank you email to the contact in the Guest field. (Beach Rentals レコードの Status (状況) が Returned (返却済み) に変更されたときに開始され、Guest (ゲスト) 項目の取引先責任者にお礼のメールを送信する、「Thank You Email on Beach Rentals Return (ビーチレンタル返却時のお礼メール)」という名前のレコードトリガーフローを作成してください。)
- 設定エージェントは、作成する予定のフローの仕様を確認します。フローに問題はなさそうですので、[Confirm (確認)] をクリックします。
- エージェントがフローを作成してリリースします。表示されたリンクをクリックして、Flow Builder に移動します。
- Flow Builder で、フローの最終確認を完了します。エラーがあっても無視してかまいません (このバッジではチェックされません)。

順調です! 設定エージェントとの数回の会話だけで、[Setup (設定)] から一度も離れずに作業を完了する方法を学びました。また、カスタムオブジェクトとフローを使用して組織をカスタマイズしました。次は、Agentforce を使用した設定がユーザー管理にどのように役立つかを学びます。