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設定ルールを作成する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 商品モデルと設定ルールの目的を説明する。
  • 商品設定ルールと属性設定ルールを区別し、使用例を説明する。
  • 設定ルールの構造が、範囲、条件、アクションによってどのように定義されるかを説明する。
  • 設定ルールを作成してテストする。

保険の設定ルール

顧客が保険商品の対象と判定されたら、次のステップは、その商品を顧客の特定のニーズに合わせて設定することです。設定ルールは、保険商品のカスタマイズ時の動作を定義し、選択内容が有効で、規制に準拠し、顧客のプロファイルに適したものになるようにします。

デジタル保険では、保険商品は商品モデルを使用して構築され、ルート商品、保険対象項目、被保険当事者、補償範囲などの商品コンポーネントに整理されます。この構造により、顧客に合わせた柔軟でパーソナライズされた設定が可能になります。

たとえば、Auto Silver 商品バンドルには、ベース商品と、Comprehensive (総合)、Collision (衝突)、Uninsured Motorist (無保険運転者) などの任意の補償が含まれます。顧客は同一の保険契約に複数の車両や運転者をまとめて加入し、補償オプションをニーズに合わせてカスタマイズできます。

Auto Silver の商品モデル。

この構造では、各コンポーネントに関する重要な情報が属性に保存されます。被保険者当事者の属性には、保険契約者やその他の補償対象当事者に関する属性 (運転者の年齢や運転履歴など) が含まれます。補償範囲の属性は、補償限度額や免責金額などの条件を定義します。

シームレスな見積エクスペリエンスを提供するため、保険業者はこうした商品コンポーネントがどのように連携するかを制御できます。設定ルールは、次のように役立ちます。

  • 顧客が有効な商品を選択するようガイドする。
  • 不適合または不合理な組み合わせをブロックしてエラーを防ぐ。
  • ビジネス要件とコンプライアンス要件を遵守するための意思決定を自動化する。

次に、設定ルールの種別と、それが商品の動作にどのように影響するかを見ていきましょう。

設定ルールの種別

設定ルールは、商品設定ルールと属性設定ルールという 2 つのカテゴリに分類されます。各ルールは、商品や属性の動作を定義するアクションを通じて実行されます。

商品設定ルール

このルールは、商品や補償全体に適用され、見積に追加するか、削除するか、非表示にするか、必須にするかを決定します。

使用できる商品設定アクションは、次のとおりです。

属性設定ルール

このルールは、免責金額や限度額などの特定の商品属性を制御します。

ルールの種別について確認したところで、次にその構造を詳しく見ていきましょう。

設定ルールのコンポーネント

各設定ルールは、3 つの主要なコンポーネントで構成されています。

設定ルールの 3 つのコンポーネントが表示されているルール条件レイアウト。

  • Scope (範囲): ルールが適用される範囲を定義します (特定の商品、バンドル、取引全体など)。
  • Conditions (条件): ルールを実行するために満たす必要がある条件を指定します。
  • Actions (アクション): ルールの条件が満たされた場合に実行される処理を決定します。

Justus は、高リスク運転者に対して適切なリスク管理を行う設定ルールを作成したいと考えています。追加するデータは次のとおりです。

  • Scope Details (範囲の詳細): 自動車保険商品の車両バンドル。
  • Conditions (条件):
    • 運転者は 25 歳未満である。
    • 運転記録の事故点数が 5 より大きい。
  • Actions (アクション):
    • 衝突補償を必須にする。
    • 衝突の免責金額を 1,000 ドルに設定する。

Justus がこのルールを作成するプロセスを見ていきましょう。まず範囲から始め、Justus はルールの適用範囲を定義します。

Note

設定ルールを作成する前に、ルールライブラリの作成など、1 回限りの設定ステップをいくつか完了する必要があります。これらの設定手順についての詳細は、「Set Up Configuration Rules (設定ルールを設定)」を参照してください。

範囲: ルールの適用範囲

設定ルールの範囲は、ルールが商品や取引のどのレベルに適用されるかを定義します。商品のルールに使用される範囲には、2 つのレベルがあります。

範囲オブジェクト

説明

使用する状況

商品

特定の商品とその属性に適用されます。

バンドルと連動しない 1 つの商品の内部の詳細を設定する。

バンドル

商品バンドルと、そのバンドル内のすべての関連コンポーネントに適用されます。

バンドル内の商品間の関係によって構成が決まる。

高リスク運転者のルールについて、Justus は [Vehicle (車両)] 商品バンドルで [Bundle (バンドル)] 範囲を選択し、車両の詳細、運転者の履歴、補償範囲をまとめて評価できるようにします。

ルールの [Scope Details (範囲の詳細)]。

条件: ルールを実行するタイミング

条件は、ルールをトリガーするために満たされている必要がある要件を定義します。ロジックの「if」ステートメントと考えてください。

  • これらの条件が満たされた場合、このアクションを実行します。」

1 つのルールには最大 3 つの条件を含めることができます。各条件は、3 つの主要な要素で構成されています。

要素

説明

Resource (リソース)

条件が適用される商品または商品分類。

属性と項目

評価される特定のデータ項目。1 つのリソースは最大 8 個の属性または項目を参照できます。

演算子と値

属性をどのようにしきい値と比較するかを定義します。使用可能な演算子と値は、属性または項目のデータ型と設定可能な値から継承されます。

このルールについて、Justus は次の条件を定義します。

  • Resource (リソース): Product (商品)
    • Operator (演算子): Equals (次の文字列と一致する)
    • Value (値): Driver (運転者)
  • Attributes (属性):
    • [Age (年齢)] [Less Than (次の値より小さい)] 25。
    • [Driver Accident Points (運転者の事故点数)] [Greater Than (次の値より大きい)] 5。

設定ルールの条件 1。

この条件は、両方の属性の条件が満たされた場合にのみ満たされます。

アクション: 条件が満たされた場合に実行される処理

アクションは、条件が満たされたときにシステムで実行される処理を定義します。これは、ロジックでの「then」ステートメントです。

  • 「これらの条件が満たされた場合、このアクションを実行します。

1 つのルールで最大 3 つのアクションを定義できます。

Justus は [Collision (衝突)] 補償に [Auto-Add (自動追加)] アクションを設定し、ユーザーが設定中に削除できないようロックします。

[Auto-Add (自動追加)] アクション。

次に、Justus は [Add action (アクション追加)] をクリックして、別のアクションを追加します。[Set Attribute (属性を設定)] アクションを追加し、Collision (衝突) 補償の [Deductible (免責)]$1,000 に設定します。また、ユーザーに状況を説明する情報メッセージも含めます。

[Set Attribute (属性を設定)] アクション。

ロジックを確認した後、Justus はルールを保存し、サンプル見積でテストします。すべて想定どおりに動作しました。

このルールを使用して、Cumulus Insurance はリスクベースの適切な補償を提供し、ビジネス目標を保護します。

よりスムーズなエクスペリエンス

有効化されると、設定ルールによりユーザーは見積プロセスをシームレスに進めることができます。ビジネスルールへの準拠がシステムによって確保されているため、顧客とエージェントは選択内容のカスタマイズに集中できます。

ユーザーが Auto Silver バンドルを追加すると、Justus が設定したルールにより次の処理が実行されます。

  • 衝突補償が自動的に追加され、高リスク運転者の場合は衝突補償の免責金額が 1,000 ドルに設定されます。
  • 調整や要件についてユーザーに説明する情報メッセージが表示されます。

この単元では、設定ルールによって見積プロセス中の商品の動作がどのように制御されるかを学びました。また、設定ルールの主要な要素である範囲、条件、アクションを確認し、Justus が Cumulus Insurance の Auto Silver 商品を設定する様子を通して、これらの概念の適用方法を学びました。

次の単元では、業務プロセスの不要なステップを削減し、保険取引を効率的に管理するための引受ルールについて学びます。

リソース

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