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認定 Omnistudio デベロッパー資格の更新 (Summer '26)

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Flexcard と Omniscript に関する既存のプロセス、テスト、ツールの強化された機能を活用する。
  • Omnistudio 移行アシスタントやオムニグローバル自動採番などの新機能を有効化して設定する。
  • Omnistudio Hybrid を使用してコンポーネントを管理する。

認定資格を最新の状態に維持する

Salesforce 認定資格は、最新の状態に維持することで最大限の価値が発揮されます。Omnistudio デベロッパー資格を最新の状態に維持するために、このバッジを期限までに修了してください。

この資格の取得を検討している方は、 Omnistudio デベロッパー資格をご確認ください。

Note

このバッジは誰でも取得できますが、対象としているのは認定 Omnistudio デベロッパーの資格保有者です。

Salesforce 認定資格プログラムに参加する場合は、「Salesforce 認定資格プログラム同意書」に同意いただく必要があります。先に進む前に、同意書の受験ポリシーと、「Salesforce 認定資格プログラム同意書および行動規範」記事を確認してください。

Omnistudio デベロッパーの概要

Omnistudio デベロッパーは、次のような役割で特に真価を発揮します。

  • 複雑なビジネス上の課題を解決するクラウドアプリケーションを設計して設定する。
  • Salesforce Platform 上でアプリケーションを構築してカスタマイズする。
  • プログラムによる開発と宣言型開発のスキルを組み合わせて、アプリケーションを拡張およびカスタマイズする。
  • 定義済みのビジネス要件を宣言型の技術ソリューションとして実装する。

このバッジでは、認定資格を最新の状態に維持し、各自のスキルを高めるために知っておくべき Omnistudio デベロッパー Spring '26 の主な更新内容を取り上げます。

Omnistudio 移行アシスタント

新しい Salesforce CLI プラグインである Omnistudio 移行アシスタントを使用すると、カスタムデータモデルから標準データモデルおよび標準ランタイムへの移行がこれまでになく簡単になります。Flexcard や Omniscript などのコンポーネントの移行が自動化され、簡素化されます。この新しいアシスタントは、環境間で設定の一貫性を保ちながら複雑な移行作業を処理するため、手作業が減って時間を節約できます。移行プロセスをスムーズかつ迅速に進められます。このツールには、次のような主な利点があります。

  • 従来のラッパーを標準ランタイムラッパーに置き換える
  • 名前空間の参照を更新し、レコード名を自動的にクリーンアップする
  • Omnistudio コンポーネントをカスタムデータモデルから標準データモデルに変換する
  • 組み込みのチェック機能、詳細な評価レポート、移行レポートを使用してコンポーネントを検証する
  • 移行準備が整っているコンポーネント、手動対応が必要なコンポーネント、スキップまたは失敗したコンポーネントを特定して一覧表示する

オムニグローバル自動採番

オムニグローバル自動採番を使用すると、番号の自動生成が簡素化され、管理しやすくなります。この機能では、受注やローン申込など特定のビジネスレコード向けに、一貫性のある独自の採番体系を設計できるため、データの一貫性と業務効率が向上します。

オムニグローバル自動採番を設定して使用する

  1. アプリケーションランチャーに移動します。
  2. [Omni Global Auto Number (オムニグローバル自動採番)] を検索して選択します。
  3. [New (新規)] を選択します。
  4. 属性と値を設定し、ビジネスニーズに合わせて内容を調整します。
  5. Omnistudio Data Mapper または Integration Procedure で GLOBALAUTONUMBER 関数を使用します。

Lightning Web Runtime サイトの Flexcard と Omniscript

Lightning Web Runtime (LWR) の高速性と Omnistudio のカスタマイズ機能を組み合わせて、ユーザー向けのより高速なガイド付きインタラクションを作成します。LWR Experience Cloud サイトに Flexcard と Omniscript を埋め込むことで、表示を高速化し、拡張性を高めます。

始める前にもう少し知識を身に付けておきたい場合は、 Flexcard を有効化して Lightning ページまたはエクスペリエンスビルダーサイトのページに公開する方法や、 Omniscript を Experience Cloud ページに追加する詳細な手順と LWR サイトで Omniscript を使用する際の考慮事項について学んでください。

UI テストの自動化

Omniscript と Flexcard のテストを自動化して、ユーザーが画面上でたどる一連の操作をそのまま検証し、リリースの信頼性を高めます。Omnistudio のリリースの安定性と完全性を確保するためには、自動テストが非常に重要です。UI テスト自動化モデル (UTAM) フレームワークを使用することで、Omniscript と Flexcard のエンドツーエンドワークフローを検証する UI テストを作成できるようになりました。UTAM フレームワークは、インターフェースを直接操作して、ユーザー入力、ナビゲーション、アクション、データの表示、画面の状態をテストします。設定方法と、Omniscript および Flexcard の UI テストを自動化する方法を学びましょう。

UTAM テストの利点

UTAM テストには、品質と安定性を高めるうえで重要な利点がいくつかあります。

  • 堅牢で信頼性の高い UI テスト: プラットフォームの更新によってコンポーネントの構造が変わっても、テストは安定して確実に動作します。UTAM は、ドキュメントオブジェクトモデル (DOM) を抽象化してテストロジックを UI コードから分離することで、この堅牢性を実現しています。
  • 包括的なユーザージャーニーの検証: 実際のユーザー操作 (フォームへの入力、ボタンのクリック、データの確認、条件付きステップ) とナビゲーションをシミュレーションし、Omniscript と Flexcard をエンドツーエンドでテストします。
  • 再利用性と保守性に優れたテスト: ページオブジェクトモデルを使用して UI テストコードを再利用可能なページオブジェクトに整理するため、テストの読み取り、作成、保守が容易になります。

[Save for Later (今後のために保存する)] 機能の強化

複数のユーザーが同じ Omniscript を開始、保存、再開できる、シームレスなコラボレーションに対応したカスタマージャーニーを提供します。これまで [Save for Later (今後のために保存する)] には利用範囲を狭めてしまう制限がありましたが、Salesforce はその制限を撤廃しました。Omniscript の保存済みセッションレコードを [Sharing (共有)] オプションで共有しておけば、別のユーザーが強化された [Save for Later (今後のために保存する)] 機能を使用して Omniscript を再開できます。ゲストユーザーと登録ユーザーだけでなく、顧客と従業員も連携できるようになりました。Omniscript の保存と再開、保存オプションの設定、保存済みインスタンスの URL とカスタム項目の対応付けについては、「Omniscript の保存と再開」を参照してください。

Data Mapper のバージョン管理

Data Mapper のバージョン管理を有効にすると、有効なコンポーネントを上書きせずに新しいバージョンを作成できるため、実装の一貫性を保ち、整理された状態を維持できます。既存の標準 Data Mapper はバージョン 1 として有効化され、実装全体の一貫性を保つため、有効なコンポーネントは編集できなくなります。有効なコンポーネントを編集する代わりに新しいバージョンを作成して変更できるため、Data Mapper とほかの Omnistudio コンポーネントとの一貫性が保たれます。

Data Mapper のバージョン管理を有効にする

Data Mapper のバージョン管理を有効にするには、最初に [Omnistudio Metadata (Omnistudio メタデータ)] 設定を有効にします。この処理では、コンポーネント名が命名規則に従っているかどうかが検証され、無効な名前があると有効化に失敗します。Data Mapper 名には英数字のみを使用し、スペースや特殊文字を含めないでください。

  1. 組織の [Setup (設定)] に移動し、[Omnistudio Settings (Omnistudio 設定)] を検索して選択します。
  2. Omnistudio Metadata API のサポートをまだ有効にしていない場合は、[Omnistudio Metadata (Omnistudio メタデータ)] 設定を有効にします。この設定は、一度有効にすると無効にできません。
  3. Omnistudio メタデータが正常に有効になったことを知らせるメールが届いているか確認します。有効化に失敗した場合は、コンポーネント名にスペースや特殊文字が含まれていないことを確認します。
  4. 同じ [Omnistudio Settings (Omnistudio 設定)] ページで、[Data Mapper Versioning (Data Mapper のバージョン管理)] をオンにします。
Note

デフォルトでは、Data Mapper のバージョン管理は無効になっています。Data Mapper のバージョン管理はいつでも無効にできます。

Omnistudio Hybrid

Omnistudio Hybrid を使用すると、管理パッケージを使用しているユーザーは、同じ組織内で管理パッケージデザイナーと標準デザイナーを併用して、従来のコンポーネントを維持しながら、新しいコンポーネントを標準ランタイムで構築できます。現在、管理パッケージのランタイムとデザイナーを使用している場合でも、今後作成するコンポーネントはすべて標準デザイナーと標準ランタイムで直接作成し、刷新されたレイアウトと向上したパフォーマンスを利用できます。

Omnistudio Hybrid を使用してコンポーネントを作成します。Omnistudio コンポーネントの作成時に [Managed Using Standard Designer (標準デザイナーを使用して管理)] オプションを選択すると、従来のコンポーネントを管理パッケージデザイナーで引き続き管理しながら、新しいコンポーネントを標準デザイナーで構築できます。

Note

Omnistudio Hybrid は、管理パッケージを使用しているユーザーに対してデフォルトで有効になっており、メタデータの一貫性を保ちながら最新のワークフローへ確実に移行できるようにします。既存のコンポーネントは引き続き管理パッケージデザイナーで管理し、新しいコンポーネントは標準デザイナーで構築できます。

主な機能

  • オブジェクトレベルのガバナンス: 標準オブジェクトとカスタムオブジェクトでロジックを分けることで、モジュール単位のデジタルトランスフォーメーションが可能になります。
  • ランタイムの固定: [Managed Package Runtime (管理パッケージランタイム)] 設定を無効にすると、メタデータの安定性を維持するためにシステムが標準ランタイムモードに固定されます。
  • デザイナーの柔軟性: 本格的なリリースに移る前に、管理パッケージデザイナーと標準デザイナーを切り替えながら、相互に依存するコンポーネントの問題を解決できます。

組織の設定とオブジェクト種別に応じて使用されるデザイナーとランタイム環境は、Omnistudio Hybrid 互換性マトリックスで確認できます。

この単元では、過去数か月間にリリースされた Omnistudio デベロッパー向け機能のうち、特に重要なものについて学びました。それでは、ここまで学んだトピックの理解度をクイズで確認し、認定 Omnistudio デベロッパー資格を更新しましょう。

リソース

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