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Omnistudio デジタルスイートについて知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Omnistudio デジタルスイートの 3 つのレイヤーを挙げる。
  • 各レイヤーとそのコンポーネントについて説明する。

Omnistudio のレイヤーとコンポーネントについて知識を深める

Omnistudio には、一連のサービス、コンポーネント、データモデルオブジェクトが揃っており、それを組み合わせて Industry Cloud のアプリケーションを作成できます。このスイートには、デジタルエクスペリエンス、サービス管理、開発者エクスペリエンスという 3 つのレイヤーが含まれています。各レイヤーには、デジタルトランスフォーメーションの特定ニーズに対応する 1 つか 2 つの Omnistudio コンポーネントがあります。

レイヤー

コンポーネント

デジタルエクスペリエンス

Flexcard および Omniscript

サービス管理

Data Mapper および Integration Procedure

開発者エクスペリエンス

Salesforce コマンドラインインターフェース (SF CLI)

Omnistudio のレイヤーとコンポーネント。

この単元では、Omnistudio の各レイヤーとそれぞれのコンポーネントの機能を学びます。

デジタルエクスペリエンスレイヤー

Omnistudio のデジタルエクスペリエンスレイヤーは、ユーザーのために充実したユーザー操作環境を作成するのに役立ちます。Salesforce Lightning Web コンポーネント上に構築された Flexcard コンポーネントと Omniscript コンポーネントが含まれます。

Flexcard

Flexcard は、コンテキスト情報やアクションをカード形式で表示して一目で確認できる要素です。また、必要に応じて詳細情報を表示して、コンテキストに応じた一般的なタスクにすばやくアクセスできます。たとえば、コールセンターのシナリオでは、コールセンターの担当者が電話で顧客とやり取りしながら、通話中に顧客の情報を確認し、Flexcard からガイド付きプロセスを起動することができます。

Omniscript

Omniscript は、ビジネスプロセスを完了するためのガイド付きパスと、シームレスなカスタマーエクスペリエンスを実現するための設定可能な手段を提供します。

たとえば、消費者が次の作業を行いたいとします。

  • 自身の取引先責任者情報を表示および更新する
  • 商品またはサービスに申し込む
  • アンケートに回答する
  • 支払オプションを表示し、その 1 つを使用して請求書の支払を行う
  • 取引に関する紛争を登録する

Omniscript を使用すると、消費者がこのようなタスクを実行するのを、バックエンドで複雑なコーディングを行うことなく支援できます。また、消費者は任意のデバイスやチャネル (モバイルデバイスやオンラインポータルなど) で Omniscript を開くことができます。

Omnistudio Lightning Web コンポーネント

Omnistudio Lightning Web コンポーネント (LWC) は、アプリケーションの作成と変更にコードではなくクリックを使用する宣言型アプローチです。Flexcard や Omniscript は、有効にすると Lightning Web コンポーネントになります。このユーザーインターフェーステクノロジーにより、Flexcard でアクションを選択したときに、Omniscript をフライアウトとして起動し、追加情報を表示することができます。Flexcard を Omniscript に組み込むこともできます。組み込まれた Flexcard は Omniscript からデータを受信して、Flexcard で使用できる任意のアクションを実行します。

Omnistudio Lightning Web コンポーネントには、次の特徴もあります。

  • Experience Cloud コミュニティやポータルの内部で機能する。
  • モバイルデバイスで正しく表示されるようにサイズが変更される。

Omnistudio では、Omniscript と Flexcard に関連付けられている Lightning Web コンポーネントを自動的に生成します。Lightning Web コンポーネントの生成は開発者から抽象化されているため、開発者は Omniscript と Flexcard を操作するだけです。このコンポーネントはあらゆるデジタルインターフェースで機能するため、一貫したマルチチャネルエクスペリエンスが確保されます。OmniOut 機能を使用すれば、Salesforce 外部のサードパーティ Web サイトで Omniscript Lightning Web コンポーネントと Flexcard Lightning Web コンポーネントを使用できます。

サービス管理レイヤー

サービス管理レイヤーには、2 つのデータサービス (Data Mapper と Integration Procedure) が含まれています。このツールはさまざまなプロセスを実行し、Flexcard と Omniscript のユーザーインターフェースコンポーネント間でデータを送受信します。

Data Mapper

Data Mapper は、Salesforce データの読み取り、変換、書き込みに役立つツールです。Data Mapper には、ターボ抽出、抽出、読み込み、変換の 4 つの種別があります。各種別では次の処理が実行されます。

Data Mapper 種別

説明

Data Mapper ターボ抽出

1 つの Salesforce オブジェクトからデータを取得する

Data Mapper 抽出

1 つ以上の Salesforce オブジェクトからデータを取得する

Data Mapper 抽出

1 つ以上の Salesforce オブジェクトにデータを保存する

Data Mapper 変換

Salesforce の内部または外部から取得したデータを操作する

Integration Procedure

Integration Procedure は、1 回のサーバーコールで複数のアクションを実行する宣言型のサーバー側プロセスです。そのため、サーバーコールの数が減少してパフォーマンスが高まります。複数のソースから取得した複雑なデータを高速処理する必要がある場合、Integration Procedure を使用してください。このデータソースは、内部、外部、または Data 360 にすることができます。

Integration Procedure は、Apex クラス、計算エンジン、外部のアプリケーションプログラミングインターフェース (API) へのコールを統制して、プロセスのビジネスロジックを実行します。

Data Mapper と Integration Procedure を組み合わせれば、開発時間が短縮し、ユーザーが更新内容を長期的に費用対効果の高い方法で維持するのに役立ちます。たとえば、ユーザーがユーザーインターフェース (UI) またはプロセスに情報を示す新規項目を公開したいと考えているとします。ユーザーは、Data Mapper と Integration Procedure にその情報を追加し、Omnistudio Flexcard に項目を追加して顧客に表示されるようにするだけで実行できます。簡単ですよね!

開発者エクスペリエンスレイヤー

開発者エクスペリエンスレイヤーは、開発者またはシステム管理者が Omnistudio の変更を環境間で管理および移行するためのツールで構成されています。Salesforce コマンドラインインターフェース (SF CLI) を使用すると、Omnistudio 標準ランタイムを使用しているときに、組織間で Omnistudio コンポーネントをリリースできます。管理パッケージランタイムを使用する場合は、Omnistudio Build Tool を使用します。詳細は、「Data Deployment with the Omnistudio Build Tool (Omnistudio Build Tool を使用したデータリリース)」を参照してください。Omnistudio と管理パッケージ用 Omnistudio の違いについての詳細は、「Differences Between Omnistudio and Omnistudio for Managed Packages (Omnistudio と管理パッケージ用 Omnistudio の違い)」を確認してください。

3 つのレイヤーと多数の機能を備えた Omnistudio は、パーソナライズされた信頼できる効率的なデジタルエンゲージメント手段を消費者と企業に提供します。

次のステップ

この単元では、Omnistudio の各種レイヤーとコンポーネントについて学びました。次の単元では、この Omnistudio コンポーネントがどのように関わり合っているかを見ていきましょう。Industry Cloud でどのように Omnistudio が使用されているかも学びます。

リソース

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