Skip to main content
Bring your team and maximize your impact at Dreamforce. Register three or more to unlock $999 passes.

Summer '26 で認定 JavaScript デベロッパー資格を更新する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 状態マネージャーが、Lightning Web コンポーネント (LWC) 間でデータを整理、共有するうえでどのように役立つかを説明する。
  • LWC ローカルアクションが、ブラウザーの機能を利用して画面フローをどのように強化するかを説明する。
  • サードパーティスクリプトで LWS 信頼済みモードを使用する利点とセキュリティ上の考慮事項を特定する。
  • 単一コンポーネントのライブプレビューによって、Lightning Web コンポーネントの開発ワークフローがどのように改善されるかを確認する。

認定資格を最新の状態に維持する

Salesforce 認定資格は、最新の状態に維持することで最大限の価値が発揮されます。JavaScript デベロッパー資格を最新の状態に維持するために、このバッジを期限までに修了してください。

この資格の取得を検討している方は、 JavaScript デベロッパー資格をご確認ください。

Note

このバッジは誰でも取得できますが、対象としているのは認定 JavaScript デベロッパーの資格保有者です。

Salesforce 認定資格プログラムに参加する場合は、「Salesforce 認定資格プログラム同意書」に同意いただく必要があります。先に進む前に、同意書の受験ポリシーと、「Salesforce 認定資格プログラム同意書および行動規範」記事を確認してください。

認定 JavaScript デベロッパー資格の概要

JavaScript デベロッパーは、次のような役割で特に真価を発揮します。

  • Lightning Web コンポーネントと最新の JavaScript 技術を使用して、直感的に操作できるユーザーエクスペリエンスを作成する。
  • Salesforce 開発のベストプラクティスに従って、安全で高性能なアプリケーションを開発する。
  • 拡張性の高いアプリケーションアーキテクチャを支える、再利用しやすく保守しやすいコンポーネントを構築する。
  • API と連携パターンを使用して、Salesforce を外部のデータやサービスと連携させる。
  • 新しいプラットフォーム機能と開発ツールを継続的に取り入れ、ビジネス価値を最大化する。

このバッジでは、認定資格を最新の状態に維持し、各自のスキルを高めるために知っておくべき JavaScript デベロッパー Spring '26 の主な更新内容を取り上げます。

LWC の状態マネージャーを使用してデータ操作を簡素化する

Lightning Web コンポーネント (LWC) の状態マネージャーが正式リリースされ、複雑な Salesforce アプリケーション全体でアプリケーションデータを整理、管理しやすくなりました。状態管理では、共有データとそれに関連するビジネスロジックを一元的に扱えるため、開発者は拡張性が高く保守しやすいアプリケーションを作成できます。

状態マネージャーは、アプリケーションの状態を管理する専用レイヤーとして機能します。各コンポーネントが個別にデータを取得して保存するのではなく、一元管理された状態マネージャーを通して共有状態にアクセスし、更新できます。これにより、ユーザーエクスペリエンス全体の一貫性が高まり、ロジックの重複も減ります。

状態マネージャーを使用すると、開発者は次のことができます。

  • 複数のコンポーネント間でデータをより効率的に共有する
  • 同期されたコンポーネント間の複雑なやり取りを調整する
  • データ処理と表現ロジックを分離する
  • 大規模なアプリケーションの保守とデバッグを簡素化する
  • アプリケーション全体の構造と拡張性を向上させる

このように、データや状態の管理を各コンポーネントから切り離すことは、多くのコンポーネントが同じデータに依存するエンタープライズアプリケーションで特に効果的です。 データアクセスと状態ロジックを専用レイヤーに移すことで、開発者はより整理されたモジュール性の高い LWC を構築でき、Salesforce Platform もデータのやり取りをより効率的に管理できます。

状態マネージャーは Lightning Experience でサポートされていますが、まだ Experience Cloud サイトでは使用できませんので注意してください。

画面フローで LWC コンポーネントを使用してローカルアクションを実現する

Lightning Web コンポーネントのローカルアクションがサポートされ、画面フローがさらに強化されました。開発者はブラウザーで直接実行される LWC を作成し、Flow Builder 内のアクションとして使用できます。これらのアクションはローカルで実行されるため、ブラウザーの機能を利用して、より高速でインタラクティブなユーザーエクスペリエンスを提供できます。

LWC ローカルアクションを使用すると、フローで次のようなクライアント側の処理を実行できます。

  • 確認または通知のトーストメッセージを表示する
  • ユーザーをレコードページまたは URL に移動させる
  • ブラウザーの機能を操作する
  • 追加のサーバー呼び出しを使用せずにユーザーエクスペリエンスを向上させる

この機能は、LWC の柔軟性と Flow Builder の宣言型機能を組み合わせることで、応答性と動的性に優れた画面フローの構築に役立ちます。

ローカルアクションを作成するには、開発者が SFDX (Salesforce Developer Experience) プロジェクトで Lightning Web コンポーネントを構築し、コンポーネント設定ファイルの lightning__FlowAction ターゲットを使用して公開します。組織にリリースすると、このコンポーネントを Flow Builder 内の [Action (アクション)] 要素として使用できるようになります。

このコンポーネントは、フローから設定可能な入力プロパティを受け取り、invoke() メソッドを通してカスタムロジックを実行できます。たとえば、ローカルアクションでは、Lightning Platform API の ShowToastEvent を使用してトースト通知を表示できます。

この機能強化により、画面フローでブラウザーから直接実行できる処理の幅が広がります。より高度なインタラクションとスムーズなユーザーエクスペリエンスを実現し、サーバー側の処理への依存を減らせます。

LWS 信頼済みモードを使用してサードパーティスクリプトを昇格させる

Lightning Web セキュリティ (LWS) 信頼済みモードを使用すると、開発者は Lightning Web セキュリティや Lightning Locker による通常の制限を受けずに、信頼できるサードパーティスクリプトを Lightning Web コンポーネントで実行できます。この機能強化により、ブラウザーのグローバルコンテキストへのアクセスを必要とする、業務に不可欠な JavaScript ライブラリやアプリケーションを柔軟に連携できるようになります。

これまで LWS と Lightning Locker は、コンポーネントを分離し、機密性の高いブラウザー API やグローバルなドキュメントオブジェクトモデル (DOM) へのアクセスを制限することで、Salesforce アプリケーションを保護してきました。こうした保護によってセキュリティは向上しますが、一部のサードパーティライブラリやフレームワークは、ブラウザーの機能やグローバル状態に制限なくアクセスできなければ正常に動作しません。

信頼済みモードでは、安全性を確認した承認済みのサードパーティスクリプトであれば、これらのセキュリティ保護を適用しなくても実行できます。

信頼済みモードでは、次のような効果が得られます。

  • 通常は LWS と Locker によって制限またはラップされるブラウザー API へのアクセス
  • Salesforce が管理する要素や Shadow DOM を含む、DOM の完全な操作
  • 多くのリソースを必要とするアプリケーションのパフォーマンス向上
  • jQuery や D3 などのグローバル JavaScript ライブラリとの互換性向上

信頼済みモードは、ブラウザー環境への無制限のアクセスを必要とする分析ツール、ビジュアライゼーションライブラリ、そのほかの連携で特に役立ちます。

ただし、利用する際はセキュリティに十分注意する必要があります。信頼済みモードを有効にしたスクリプトには、Salesforce のセキュリティ保護が適用されなくなります。この権限の高いコンテキストで実行を許可するサードパーティコードの安全性とセキュリティは、お客様側で全面的に検証する必要があります。

この機能は、Lightning Experience および Aura ベースの Experience Cloud サイトの Lightning Web コンポーネントに適用されますが、Lightning Web Runtime (LWR) サイトや Aura コンポーネントには適用されません。

ブラウザーで単一の Lightning Web コンポーネントをプレビューする

Lightning Web コンポーネントの単一コンポーネントライブプレビューが正式リリースされ、開発者はブラウザーから直接コンポーネントをリアルタイムで簡単にプレビュー、テストできるようになりました。

この機能を使用すると、コンポーネントを組織にリリースしたり、アプリケーション全体を開いたりせずに、個々の Lightning Web コンポーネントへの変更をすばやく確認できます。コードを更新するとプレビューが自動的に更新されるため、開発ワークフローを迅速かつ効率的に進められます。

以前は単一コンポーネント向けローカル開発と呼ばれていましたが、Salesforce ライブプレビューへの移行に伴って名称が変更されました。

今回のリリースでは、開発者エクスペリエンスも簡素化されています。Salesforce CLI によって必要なライブプレビュープラグインが自動的にインストールされるようになり、手動でインストールする必要がなくなりました。さらに、ライブプレビューを有効にする前にコマンドを使用しようとすると、CLI によって IDE 内にガイド付きプロンプトが表示され、正しく設定できるようになりました。

まとめ

状態マネージャーや Lightning Web コンポーネントのローカルアクションから、LWS 信頼済みモード、単一コンポーネントライブプレビューまで、LWC の最新機能強化は、Salesforce の開発をより迅速、強力、効率的にするように設計されています。このバッジでは、これらの機能によって、複雑なデータ操作が簡素化され、画面フローで利用できるブラウザー機能が広がり、サードパーティの JavaScript ライブラリとの互換性が向上し、テストとデバッグが迅速化される仕組みを学びました。これらの更新により、開発者は柔軟性とパフォーマンスを高め、最新の Salesforce アプリケーションをより効率的に構築できるようになります。

リソース

Salesforce ヘルプで Trailhead のフィードバックを共有してください。

Trailhead についての感想をお聞かせください。[Salesforce ヘルプ] サイトから新しいフィードバックフォームにいつでもアクセスできるようになりました。

詳細はこちら フィードバックの共有に進む