学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 自然言語のみを使用して、機能するサービスエージェントを作成する。
- ヘッドレス機能使用してエージェントを設定または調整する。
- ビルダー IDE を使用してエージェントを作成、反復、リリースする。
自然言語を使用してエージェントを作成する
このハンズオン単元では、クリック操作ではなく自然言語を使用して、新しいヘッドレス構築ワークスペースで Agentforce の最初のコーディングエージェントを構築します。
多くのお客様が最初に作成するエージェントのユースケースはカスタマーサービスです。そのため、この演習ではさまざまなサービスチャネルにリリースして顧客の課題を解決できる Agentforce ヘルプエージェントを作成します。
従来、アプリケーションを作成するには、そのアプリケーションとその使用環境に必要なツールや言語を学習する必要がありました。これからは、AI コーディングエージェントを使用して、コード、クエリ、設定ファイルを生成することができます。平易な自然言語で AI と会話するだけで、コーディングエージェントに時間のかかる面倒な作業を任せることができます。この会話のやり取りによって、既存のシステムに付け加えることも、ゼロから新しいシステムを作成することもできます。
Salesforce でヘッドレスに実行できること
このエクスペリエンスでは、単元の手順と、Agentforce を実際に操作するヘッドレス構築ワークスペースを行き来しながら進めます。
ステップを実行していく中で、コーディングエージェントが明確にするための質問を尋ねた場合でも、こちらの手順を見返してください。まずは、どのようなサービスエージェントを作成できるかをエージェントに尋ねます。
- [Describe the help agent you want to build (作成したいヘルプエージェントについて説明してください)] と表示されているチャットボックスに
What kind of service agents can you build?(どのようなサービスエージェントを作成できますか?) と入力します。
何が起きたのでしょうか? 技術的には、今入力したものはプロンプトと呼ばれます。エージェントはプロンプトを使用して、ユーザーが何を知りたがっているかを推論します。次にエージェントは見つけた内容を含めて応答し、さらに明確にするための質問をすることもあります。
これはシミュレーションではありません。エージェントは、1 つの Claude Code プロジェクト内で作業するのと同じように、対象を絞った環境 (Salesforce) で実際のツール (Claude モデル) を使用しています。
では、どのようなことができるのでしょうか?
- UI を使用せずにワークフローを自動化する。
- API を使用して外部システムと統合する。
- Agentforce Sales と Agentforce Service 向けのエージェント主導プロセスを実行する。
会話を続ける
上記の最初の質問に基づいて、おそらくエージェントは業種について尋ねてきます。この例では、あなたがホスピタリティ業界で働いていて、ヘルプサイトでお客様が質問、予約の管理、問題の報告をすべて実行できるようなサービスエージェントを探しているとします。
ホスピタリティ企業向けにどのようなサービスエージェントを作成するのがよいかをエージェントに尋ねます。しばらく待ってもエージェントが応答しない場合は、プロンプトを再入力してください。
- チャットボックスに
What kind of service agents are good to build for a hospitality company?(ホスピタリティ企業向けにどのようなサービスエージェントを作成するのがよいですか?) と入力します。
会話はすでに始まっており、エージェントとやり取りをするたびに内容が異なります。エージェントは提案を提示し、さらに明確にする質問をする場合もあります。このようなエージェントの機能により、やりたいことが明確になっていない場合でも何ができるかを見極めることができます。提案と明確にするための質問を読みます。この例では、2 つのサブエージェントと、処理を実行する関連アクションを追加する次のプロンプトを使用します。
- [Chat (チャット)] ボックスに次のように入力します。
Good suggestions, let's go with an agent named 'Bookings Help Agent', and set the agent API name to 'bookings_help_agent'. Add a subagent Reservation Agent, named 'Reservation Management' with actions 'FinalizeReservation' and 'GetReservationTimeSlots'. Then add another subagent Guest Complaint Agent, named 'Guest Complaints' with action 'CreateCase'.(良い提案ですね。Bookings Help Agent という名前のエージェントにして、エージェントの API 参照名を bookings_help_agent に設定しましょう。Reservation Agent サブエージェントを追加して Reservation Management という名前を付け、FinalizeReservation と GetReservationTimeSlots アクションを追加してください。次に、Guest Complaint Agent サブエージェントを追加して Guest Complaints という名前を付け、CreateCase アクションを追加してください。)
メモ: この例では、エージェントの名前と API 参照名を指定しています。これは、このバッジで後ほどその名前を参照するためです。別のエージェントを作成する場合、名前を指定しなければ、エージェントによって名前が作成されます。
- 設定すべき性格についてエージェントが尋ねた場合は、
Go with 'warm' and 'gracious'(温かく丁寧なものにしてください) と入力します。尋ねられなかった場合は、次のステップに進みます。
コーディングエージェントはサービスエージェントを作成し、ユーザーは必要に応じてエージェントスクリプトを参照できます。エージェントは環境にリリースするかを尋ねます。スクリプトをレビューして、求める内容と異なる場合は、エージェントに変更するよう指示できます。この例では、リリースするようエージェントに指示します。
- チャットボックスに
Deploy it.(リリースしてください。) と入力します。 - これでエージェントがリリースされました。[View in Agents list (エージェントリストで表示)] リンクを選択すると、新しいエージェントが表示されます。
これで準備完了です。新しいサービスエージェントが Playground にリリースされました。次の単元ではエージェントを詳しく調べてから、使用してみます。
