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Agentforce Education について知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 教育機関が質の高い体験を提供するうえで直面する主な課題を特定する。
  • Salesforce の基本的な用語と製品を定義する。
  • Agentforce Education と Salesforce for Education が、学習者のライフサイクルのあらゆる段階で、よりつながりのあるデータ主導型の体験をどのように実現するかを説明する。
  • Salesforce for Education エコシステムの重要性と利点を説明する。
Note

Education Cloud は Agentforce Education に改称されましたが、 アプリケーションやドキュメントでは、まだ Education Cloud という名称が使われている場合があります。

学びとはジャーニー (旅路) であり、成功するには、その過程でひたむきな導き、支援、励ましが必要です。そのため教育機関の教育者、管理者、教員、職員は、成長を促し、学習者それぞれの固有の歩みを支える環境を築こうと努めています。

バックパックとりんご、試験、卒業帽と卒業証書で示された学生の歩みの各フェーズ。

年月と共に、学習者の期待は変化しており、教育機関は学生を惹きつけ、定着させ、支援し、関わりを深めるための高まる圧力に直面しています。

一般的な学習ジャーニーの観点から、こうした課題のいくつかを見ていきましょう。

募集と入学者選考

入学希望者が進学先の選択肢を検討する中で、重視するのは所在地やランキングのような従来の要素よりも、柔軟性、費用、自分に合っているかどうかです。よい第一印象を与えるには、教育機関は自校ならではの強みを示し、問い合わせに迅速かつ個別性のある対応を行い、強力なデジタルプレゼンスを維持する必要があります。残念ながら、多くの学校は、効果的なマーケティング、タイムリーなコミュニケーション、効率的な出願処理に関して課題を抱えています。こうした落とし穴によって、学習者がほかの選択肢に目を向けることになり、教育機関が重要な入学者数目標を達成できなくなる可能性があります。

学生サクセス

在籍中の学生が学業、キャリア、人生の目標を達成するには、全体的な支援が必要です。職員の話によれば、学生の 82% は、5 年前と比べて、よりプロアクティブでパーソナライズされた支援を教育機関に求めています。システムが分断され、デジタルツールやリソースも限られている中で、教育機関は、学位計画、アドバイス、ウェルビーイング、メンタリングなどの重要なサービスへの需要に応えるのに苦労しています。こうしたリソースがなければ、学生は授業で十分な成果を上げられないおそれがあり、卒業に向けた明確な道筋も見えないままになってしまいます。

学術運営

データが分断され、ワークフローの多くが手作業のままで、リアルタイムで連携することもできないため、教育機関は講座やプログラムの管理で滞りが生じやすく、学生に明確な案内や必要な支援を提供できません。その結果、学生は何が必要なのかを把握しにくくなり、プログラムや学位の修了に向けて順調に進めなくなります。

アドバンスメントと同窓生リレーション

教育機関は、学生が卒業した後も強いつながりを維持し、コミュニティを築いて、卒業生の参加や支援を促していく必要があります。有意義で心に寄り添う体験は、学生のロイヤルティを高め、口コミによる支持を広げるうえで重要です。同窓生のネットワークが十分に築かれていないと、資金調達やメンタープログラムなどの戦略的な取り組みの機会を逃してしまいます。

今の学生は、学生生活のあらゆる場面で、シームレスな体験とプロアクティブでパーソナライズされた支援を期待しています。教育機関とのつながりや帰属意識、目的意識を強く感じている学生ほど、大学生活が有意義だったと答える傾向があります。

その一方で、エージェンティック AI のような新しいテクノロジーが、よりよいサービスといった分野に限らず、あらゆる領域で業務や関わり方を変えています。教育機関は、学生の成果を高め、長期的な成功につながるソリューションを提供するために、この変化する環境に適応していく必要があります。

そのすべては、統合されたデータから始まります。学生を深く理解できるほど、学生生活全体を通して、より効果的な支援ができるようになります。そして、統合されたデータがなければ、AI を効果的に活用できません。

そのため、規模を問わず多くの教育機関が、キャンパス全体でつながりのある体験を実現するために、高度に統合された Salesforce CRM プラットフォームを活用しています。統合されたデータ、直感的なアプリケーション、教育向けに構築された AI と自動化によって、募集と入学者選考から学生体験、アドバンスメントと同窓生リレーションまで、教育ライフサイクル全体を刷新できます。

このモジュールでは、Agentforce Education の概要を理解し、そのデータモデルと機能を探って、日々の業務と学習者の教育ジャーニーをどのように強化できるかを学習します。

Agentforce Education の基礎

Agentforce Education の詳細を確認する前に、このソリューションを理解するために押さえておきたい用語をいくつか見ていきましょう。

CRM

CRM は、ビジネス分野では Customer Relationship Management (顧客リレーション管理)、教育分野では Constituent Relationship Management (関係者リレーション管理) の頭字語です。関係者の情報を 1 か所にまとめて管理するシステムであり、チームは各個人のやり取りや関係性を含めた 360 度ビューを把握し、一人ひとりに合わせたサービスや支援を提供できます。この単一の信頼できる情報源により、学生、家族、卒業生、教員、職員との間で、より深いエンゲージメントを育むことができます。

Salesforce

Salesforce は、CRM を世界で初めてクラウドに移行した企業です。その結果、あらゆる業界の企業や組織が、世界中のどこからでも、どのデバイスからでも、すべての情報にオンラインでアクセスできるようになりました。Salesforce は当初から教育分野に力を入れており、あらゆる規模の教育機関による CRM の活用を支援してきました。共通の機能フレームワークと柔軟なデータモデルによって、教育機関も Salesforce をすばやく導入できます。

Trailhead

今まさに使用しているオンライン学習ツールが、Salesforce の Trailhead です。Trailhead の各トレイルは、Salesforce のスキルを身に付けるための学習の道筋を示す、ガイド付きの学習パスです。また、各バッジでは、Agentforce Education を含むさまざまなトピックを、短い単元ごとに学ぶことができます。Trailhead なら Salesforce を無料で楽しく学習できます。

では、基本的な用語を理解したところで、Salesforce の主要な教育向けソリューションを見ていきましょう。

Agentforce Education

Agentforce Education は、あらゆる種類と規模の教育機関向けに構築された統合プラットフォームです。Agentforce Education には、CRM、適応性の高いデータモデル、次世代の学生情報システム (SIS) 機能、そして学生と教育機関の成功を後押しするエージェンティック AI と分析が含まれています。ポイントソリューションとは異なり、Agentforce Education は非常に柔軟に設定でき、教育の歩み全体にわたるさまざまなユースケースを支援できるように設計されています。

Agentforce Education は、Salesforce Platform の優れた機能を組み合わせることによって、キャンパス全体をつなぎ、教務プロセスをシンプルにし、学生に前向きな体験をもたらします。目的に合わせて構築された AI、アプリケーション、機能、ツールによって、教育機関は、学生と教育機関の関係の各段階における完全な 360 度ビューを把握し、部門をまたいで連携できるようになります。教育向けの単一のプラットフォームにより、学習者との関わりを生涯にわたる関係へと変えることができます。

Agentforce Education は、Salesforce Platform の中核にある独自の柔軟なデータ基盤上で動作し、生涯学習を支えるように構築されています。スケジュール管理、ケース管理、出願フォームの作成などに共通の機能モデルを使用することで、総所有コストを抑えながら、教育機関全体での効果を広げることができます。Agentforce Education は、規模を問わず、Salesforce のパワー、イノベーション、セキュリティ、拡張性を教育機関にもたらします。

専任の製品チームは、新機能の開発にお客様の声を反映させるために、継続的にお客様と対話しています。さらに、年 3 回のリリースにより、教育機関が将来に備えながら最新のイノベーションをいつでも活用できるようにしています。

Agentforce Education は、Salesforce for Education の中核を成すソリューションです。

Salesforce for Education

Salesforce for Education は、Agentforce Education よりも幅広いテクノロジーエコシステムであり、柔軟な設定を通して学習者と教育機関の成功を後押しします。Slack、Tableau、MuleSoft など、教育機関が使用するあらゆる Salesforce 製品が含まれ、 Salesforce の代表的なアプリケーション、パートナー企業が作成した数千もの AppExchange アプリケーション、さらにはカスタムアプリケーションやインテグレーションも含まれます。これらが連携して機能したり、必要に応じて単独で機能したりすることで、これからの教育機関を今支えるデジタル基盤を形成します。

学生、教員、職員、卒業生に全体的な支援を提供する Salesforce for Education。

Agentforce を基盤とする Salesforce for Education は、募集と入学者選考、学術運営、学生サクセス、アドバンスメントと同窓生リレーション、研究とイノベーション、教員と職員の体験、教育機関の運営、マーケティングとコミュニケーションなど、教育の歩みのさまざまな側面を支援します。Salesforce for Education の基盤には、Education 360、Data 360、Trust Layer、MuleSoft インテグレーション、Salesforce Platform が含まれています。また、Salesforce Platform により、カスタムアプリケーションやエージェント、Einstein AI とモデル、フローの自動化、オムニチャネルユーザーインターフェース、セキュリティとプライバシー、分析を利用できます。Salesforce for Education は、データ、アプリケーション、チームを 1 か所に集約し、より高い ROI を実現して、効率を高め、教育の歩み全体を強化します。

次は、Salesforce for Education エコシステムの 2 つの重要なレイヤーを見ていきましょう。

Agentforce for Education

Agentforce for Education は、学習者のライフサイクル全体を支援するように設計された AI ソリューションです。ユーザー入力と教育機関固有のニーズに基づいて、カスタマイズ可能なエージェントが専門的なタスクを実行し、学習者と職員の負担を軽減します。事前構築済みのエージェントスキルが用意されており、学生からの問い合わせへの 24 時間 365 日の対応、パーソナライズされた回答の提供、包括的な学生サマリーの生成などを担当します。

Agentforce は既存のシステムと連携し、新しい方法でデータを活用して、プロセスや職員の生産性を高めるデータに基づくインサイトを提供します。ローコードツールと組み込みデータセキュリティにより、容易なカスタマイズと規制への準拠を実現します。

Data 360 for Education

教育組織に Data 360 を統合することで、LMS (学習管理システム) や ERP (エンタープライズリソースプランニング) システムなどの外部ソースのデータを統合して、教育機関全体のデータに対応する単一の情報源を実現できます。こうしてハーモナイズされたデータによって全体像を把握し、十分な情報に基づく意思決定を行って、業務をスピードアップできるようになります。

エージェンティック AI と統合データのこの強力な組み合わせにより、教育機関は常時稼働するデジタルワークフォースによって学生を支援できます。さらに、入学希望者からの質問にいつでも回答したり、在学中の学生が興味のあるキャリアを見つけるのを支援したり、アドバイザーの生産性を高めたり、アドバンスメントチームが適切な寄付者をすばやく絞り込めるよう支援したりすることもできます。データサイエンティストの力を借りなくても、戦略の策定や目標の達成に役立つ実用的なインサイトや主要なメトリクスを可視化して、データをさらに有効に活用できます。

この単元では、Salesforce for Education の概要と、このテクノロジーによって教育機関のプロセスをどのようにシンプルにできるかを学習しました。ですが、これはまだ始まりにすぎません。次の単元では、学習者と教育機関の双方の成功を後押しする Agentforce Education のデータモデル、アプリケーション、機能について、さらに詳しく見ていきます。

リソース

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