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Data 360 のクレジット消費について知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Data 360 のクレジット消費のしくみを説明する。
  • クレジット消費を削減する方法を挙げる。
Note

このコンテンツは、Data 360 ライセンスを所有するお客様のみに適用されます。Customer Data Platform 組織として契約している Data 360 のお客様は、「Customer Data Platform Billable Usage Calculations (Customer Data Platform の請求可能な使用量の計算)」を参照してください。

Data 360 クレジットとは?

Data 360 クレジットは、Data 360 サービスの支払に使用するデジタル通貨です。Data 360 の価格設定は消費ベースであり、利用した分だけクレジットを消費します。使用量をコントロールすることで、コストに直接影響を与えることができます。そのため、さまざまなユースケースに応じて柔軟な Data 360 価格設定が可能になります。Data 360 を使い始めたばかりでシンプルなプロジェクトを扱う小規模企業は、大規模なデータセットや複雑なプロジェクトを扱う企業と比べて、消費するクレジット数ははるかに少なくなります。消費ベースの価格設定では、想定以上にクレジットを消費しないよう、使用量を計画することが重要です。

ユースケースやアドオンライセンスに応じて、クレジット種別やデータストレージ容量は異なります。

Note

クレジット種別についての詳細は、「Data 360 Billable Usage Types (Data 360 の請求可能な利用条件の種別)」を参照してください。

Data 360 クレジットは何によって消費されるのか?

Data 360 のライセンスとクレジットは用意できています。次はどうしますか? いよいよ Data 360 の使用を開始します。では、そのしくみを見てみましょう。

Data 360 のサービスを使用すると、利用状況イベントが生成されます。利用状況イベントはクレジットを消費し、各イベントには利用状況の種別が設定されています。これらの利用状況の種別は、消費カテゴリごとに分類できます。

  • 接続: ストリーミングデータや一括処理データを Data 360 に接続します。または、データフェデレーションを使用して、Databricks や Snowflake などの外部システムからデータを接続できます。
    • 一括処理データパイプライン
    • ストリーミングデータパイプライン
    • データ共有による行の共有 (データ出力)
    • データフェデレーションまたは共有行へのアクセス

Salesforce CRM コネクタ、Marketing Cloud コネクタ、Commerce Cloud コネクタ、または Marketing Cloud Personalization コネクタを使用して Salesforce 組織からデータを取り込む場合、クレジットは消費されません。

  • ハーモナイズと統合: Data 360 内でデータの変換、マッピング、統合を行います。
    • 一括処理データ変換
    • ストリーミングデータ変換
    • 一括プロファイル統合
  • 分析と予測: インサイトの計算と推論の構築を行います。
    • 一括処理計算済みインサイト
    • ストリーミング計算済みインサイト
    • 推論
  • 活用: レポートやダッシュボードを照会したり、ストリーミングアクションを作成したりして、データを活用します。
    • データ照会
    • ストリーミングアクション (ルックアップを含む)
  • セグメントと有効化: セグメントを作成し、対象に対してデータを有効化します。
    • セグメント行の処理
    • 一括有効化
    • DMO の有効化 - ストリーミング
  • エンドツーエンドのリアルタイム処理: データをリアルタイムで使用します。
    • リアルタイムプロファイル & API

たとえば、MuleSoft を使用してデータを 1 時間ごとの一括処理データイベントで取り込む場合、一括処理データパイプラインの利用状況種別で利用状況イベントが発生します。

ここで留意すべき重要な点は、機能の使用時に複数の利用状況種別でクレジットが消費される場合があるということです。たとえば、一括処理変換を実行すると、一括処理データ変換の利用状況種別でクレジットが消費されることは直感的に理解できると思います。ただし、データ変換をプレビューするときに、データクエリの利用状況種別でもクレジットを消費することまでは予想できないかもしれません。

機能で消費される利用状況の種別については、その機能の請求に関する考慮事項を確認してください。たとえば、「データ変換の請求に関する考慮事項」を参照してください。

コストを計算する

各利用状況種別には、単位と乗数があります。単位は、どの程度のデータ量を 1 単位の使用量として扱うかを表します。これは、どの利用状況種別でも 100 万に設定されています。Data 360 では、乗数は 1 単位の使用量によって消費されるクレジット数を表します。この数値を使用量に乗じることで、消費された合計クレジット数を算出できます。現行の乗数については、「リソース」セクションにリンクされているレートカードを参照してください。利用状況イベントで消費されるクレジット数を計算するには、利用状況の種別、その利用状況種別の乗数、処理されたデータの量が必要です。

ここで、d は処理されたデータの総量、m は利用状況種別の乗数、u は単位を表します。

消費されるクレジット数 = (d/u) * m

200 万行のデータで一括処理計算済みインサイト (CI) を作成するためのクレジット消費を計算してみましょう。d を 2,000,000 に設定します。この例では、m を 15、u を 1,000,000 とします。

(2,000,000/1,000,000) * 15 = 2 * 15 = 30 クレジット

クレジットは、CI を更新すると再度消費されます。CI を毎日更新するように設定します。翌日には、データが 2,200,000 行に増えました。

(2,200,000/1,000,000) * 15 = 2.2 * 15 = 33 クレジット

データ量が増えるほど、計算済みインサイトに必要なクレジット数も増加します。

クレジットを無駄なく使用する

Data 360 の使用を最適化し、購入した内容でニーズを正確に満たす方法を見つけることが重要です。以下は、不要な使用量を抑えるためのポイントです。

  • ストリーミングよりも一括処理を使用する。ストリーミングではデータが継続的に処理されますが、一括処理よりも多くのクレジットを消費します。即時性が不要なユースケースの場合は、一括処理を使用することでクレジットを節約できます。
  • 実行中の古いセグメントなど、使用されていないプロジェクトを無効化する。
  • ユースケースに関連するデータのみを取り込む。たとえば、取り込むプロファイルを過去 1 年以内に有効だったものに限定します。
  • データの処理頻度を減らす。たとえば、計算済みインサイトのユースケースで即時性が求められていない場合、更新頻度を毎時間ではなく毎日に設定します。

各機能の請求に関する考慮事項で、クレジット消費を抑えるためのヒントを確認してください。

クレジットの使用量を監視する

Digital Wallet ツールを使用して、クレジットの使用量を確認し、より適切に予算を管理します。詳細は、「Salesforce Digital Wallet: Quick Look (Salesforce Digital Wallet: クイックルック)」モジュールを参照してください。

また、Data 360 リソース参照と呼ばれるタグを使用してレポートを作成し、データをより詳細に分析することも可能です。詳細は、「Data 360 Reportable Resource References (Data 360 のレポート可能なリソース参照)」を参照してください。

クレジットの使用量についてプロアクティブなアプローチを取ることが、Data 360 でコスト効率の良いプロジェクトを設計する第一歩です。これで、Data 360 でクレジットが消費されるしくみと、Data 360 クレジットを最適化する方法がわかりました。

リソース

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