ケースリストビューの操作
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- ケースリストビューの目的を説明する。
- ケースリストビューの結果を絞り込む。
- 新しいリストビューを作成する。
- ケースの所有者を変更する。
ケースとは? リストビューとは?
問題は、ログに記録して解決する必要があります。そこで役に立つのがケースです。ケースには、顧客の問題のログだけでなく、顧客の完全な概要も表示されます。ケースのリストを表示するにはリストビューを使用します。これは、すべてのケースレコードが表示されるビューです。リストビューは動的です。そのため、ケースがクローズされると、オープンケースのリストビューには含まれません。ケースリストビューから、絞り込み、作成、更新などのさまざまなアクションを実行できます。
結果を絞り込む
- ほとんどの場合、リストビューはデフォルトで [最近参照したデータ] になっています。異なるリストビューに切り替えるには、リストビュー名の横にある下矢印をクリックし、[私のケース] を選択します。
-
検索条件アイコンをクリックします。
- [検索条件を追加] をクリックします。
- [項目] 選択リストから [取引先名] を選択して、取引先別のケースのリストビューを作成します。
- [演算子] 選択リストから [次の文字列で始まる] を選択します。
- [値] 項目に文字を入力します。
- [完了] をクリックします。
- [保存] をクリックすると、検索条件がリストビューに適用されます。
- 検索条件を削除するには、[すべて削除] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
- [検索条件] パネルを閉じるには [X] をクリックします。
絞り込みは多数のレコードが存在する場合に特に効果を発揮します。[新規] ボタンを使用して、新しいケースを 1 つか 2 つ追加してみましょう。新しい検索条件を調整して、絞り込みの効果を確かめます。リストをさらに絞り込む必要があれば、いつでも検索条件を追加できます。
新しいリストビューを作成する
- [リストビューコントロール] アイコン をクリックします。
- [新規] を選択します。
- [リスト名] 項目に新しい名前を入力します。
- [リスト API 参照名] は入力しなくても自動生成されます。
- 誰がこのリストを表示できるかを選択します。
- [保存] をクリックします。
- 異なるリストビューに切り替えるには、リストビュー名の横にある下矢印をクリックし、別の名前を選択します。
表示する項目を選択する
- [リストビューコントロール] アイコンをクリックします。
- [表示する項目を選択] をクリックします。
- 1 つか 2 つの項目を [参照可能項目] から [選択可能な項目] に移動します。
- [保存] をクリックすると、削除した項目がこのリストに表示されなくなります。
ケースの所有者を変更する
- リストビューを開いた状態で、1 つ以上のケースレコードの横のチェックボックスをクリックします。
-
[所有者の変更] をクリックします。
- Salesforce ユーザーの名前を入力し、名前を選択します。
- [メール通知を送信] チェックボックスをオンにして、新しい所有者にこのケースの移行について通知します。
- [送信] をクリックします。[私のケース] リストビューを表示している場合は、あなたが所有するケースではなくなったため、このケースはこのリストビューには含まれません。
ご覧のとおり、ケースリストビューは非常に強力で柔軟です。ケースリストビューではこの他にもさまざまなことを実行できます。ぜひお試しください。