Control Center でオンデマンド Sandbox を管理する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- オンデマンド Sandbox を作成して、リソースプロファイルを設定する。
- Time to live (TTL) を設定し、運用スケジューラーを使用してクレジット消費を管理する。
- Sandbox の利用状況統計を監視する。
- Start (開始)、Stop (停止)、Restart (再起動)、Reset (リセット)、Delete (削除) などのインスタンス操作を実行する。
Control Center でオンデマンド Sandbox の使用を開始する
Control Center は、Commerce for B2C インスタンスを監視および管理するためのコマンドステーションです。Production (PIG) インスタンスと標準 Sandbox (SIG) インスタンスを処理できますが、オンデマンド Sandbox (ODS) の管理にも利用できます。ODS は、ほかのチームメンバーや本番データに影響を与えずに機能を構築したり、自動テストを実行したりできる分離された環境です。
オンデマンド Sandbox を作成する
Sandbox を作成する前に、適切な権限があることを確認してください。Control Center で ODS を作成するには、Account Manager で Sandbox_API_User ロールが必要で、テナント検索条件を <realm-id>_sbx の形式で設定する必要があります。たとえば、レルムが "abcd" の場合、検索条件は "abcd_sbx" になります。
新しい ODS インスタンスを作成します。
- Control Center にログインします。
- Sandbox を追加するレルムを選択します。
- [Create on-demand sandbox (オンデマンド Sandbox を作成)] をクリックします。
- [ODS Provisioning Request (ODS プロビジョニング要求)] フォームに次の詳細を入力します。
- Time To Live (TTL): Sandbox を存続させる期間を時間数で設定します。指定できる値は、0 (無期限)、24 時間、48 時間です。
- Auto Schedule (自動スケジュール): 必要に応じて true に設定し、自動開始および自動停止アクションを有効にします。
- Resource Allocation (リソース割り当て): パフォーマンスのニーズに基づいてプロファイルを選択します。選択できる値は、medium (デフォルト)、large、xlarge です。xlarge のように高性能なプロファイルほど、消費するクレジットが多くなります。
- [Create sandbox (Sandbox を作成)] をクリックします。
UI インスタンスの状況は、New (新規)、Creating (作成中)、Starting (開始中) を経て、最後に System Up and Running (システム稼働中) に切り替わります。
Sandbox の状況を確認する
メンテナンス中または作成中のシステムで作業してしまうことで無駄が発生しないように、コードをリリースしたりテストスイートを実行したりする前に、環境が完全に稼働していることを確認します。Control Center には、組織内のすべてのインスタンスの状況が表示されます。
- [Instances (インスタンス)] セクションに移動します。
- 検索項目で特定のインスタンス名を検索します。
- 状況インジケーターを確認します。
- New (新規): ODS が新規作成された状態です。
- Creating (作成中): システムが ODS をプロビジョニングしています。
- System up and running (システム稼働中): インスタンスを使用できる状態です。
- Restarting/Stopping (再起動中/停止中): インスタンスが別の状態に移行している最中です。
- Upgrading (アップグレード中): Agentforce Commerce が ODS のメンテナンスを実行しています。
運用スケジューラーでクレジットを管理する
クレジットは貴重なリソースです。Sandbox は停止中でもクレジットを消費しますので、クレジットを無駄にしないように、運用スケジューラーを使用してインスタンスを自動的に開始および停止できます。運用スケジューラーを使用すると、Sandbox が有効な開発時間中にのみ稼働するように設定できます。
運用スケジューラーには、開始と停止を自動化する UI ベースのツールが用意されています。
スケジュールを作成する手順は、次のとおりです。
- 自分のレルムに移動して、[On-Demand Sandboxes (オンデマンド Sandbox)] を選択します。
- [Create operations scheduler (運用スケジューラーを作成)] をクリックします。
- ドロップダウンからスケジューラーの種別 ([Start Scheduler (スケジューラーを開始)] または [Stop Scheduler (スケジューラーを停止)]) を選択します。
- アクションを実行する曜日と時刻を選択します。
- [作成] をクリックします。
- Activate (有効化): このスケジュールを適用するインスタンスを見つけて、スケジュールのスイッチを [On (オン)] に切り替えます。
ヒント: ビジネスニーズの変化に応じて、作成したスケジューラーを編集または削除できます。
利用状況統計を監視する
Sandbox が消費しているクレジット数を追跡するには、Control Center に移動します。
- ODS インスタンスが含まれているレルムを選択します。
- 目的の ODS インスタンスを選択します。
- [Statistics (統計)] サブタブをクリックします。
minutes up と minutes down パラメーターを確認することで、利用状況を監視して、クレジット消費量を評価できます。
インスタンスの操作: Start (開始)、Stop (停止)、Restart (再起動)、Reset (リセット)
Sandbox が稼働したら、Control Center ダッシュボードから直接その状態を管理できます。これらのアクションは任意のインスタンスで実行できます。
- Start (開始): administratively down または system down と表示されている ODS を開始します。
- Stop (停止): ODS を停止してクレジットを節約します。
- Restart (再起動): 稼働中の ODS を再起動します。
- Reset (リセット): ODS をクリーンな状態に戻します。
Sandbox を管理する手順は次のとおりです。
- インスタンスに移動し、[Start (開始)]、[Stop (停止)]、[Restart (再起動)]、または [Reset (リセット)] をクリックします。
- アクションを確認します。Control Center から、新しい一時パスワードが記載されたメールが送信されます。
- システムが開始ルーチンを完了するまで待ち、一時パスワードでログインしてから変更します。
オンデマンド Sandbox を削除する
Sandbox が不要になったら、削除することでクレジットの消費を完全に停止できます。
- レルムを選択し、ODS インスタンスを見つけます。
- ごみ箱 (削除アイコン) をクリックします。
- [Yes, Delete (はい、削除します)] をクリックして確定します。
この操作は元に戻せず、すべてのインスタンスデータが即座に削除されます。
次のステップ
この単元では、直感的な Control Center UI を使用して ODS を作成、管理、削除する方法を確認しました。次は、オンデマンド Sandbox のコピーについて学習します。
リソース
Salesforce 開発者: Manage Instances in Control Center (Control Center でインスタンスを管理する)