Salesforce ナレッジを設定する

学習の目的

このプロジェクトでは、次のことを行います。

Lightning Knowledge を有効にして、適切なユーザーライセンスを割り当てる。
ナレッジ記事の管理をサポートするページレイアウトやレコードタイプをカスタマイズする。
ナレッジのツールやプロセスのアクセス権、権限、表示をカスタマイズする。
記事を作成して管理し、情報の質を確保する。
ナレッジ記事を利用して、ケースを効率的に管理しクローズする。

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

Salesforce Knowledge に関する知識を深めたいと考えている方にぴったりなのがこのモジュールです! 米国南西部に本社を置く、ソーラー部品とシステムのサプライヤーである Ursa Major Solar, Inc. と一緒に Salesforce Knowledge の詳細を学習し、ナレッジが提供するさまざまな優れた機能を設定していきます。今日は Ursa Major Solar のシステム管理者になったつもりで、商品サポートスペシャリストの Ada Balewa のために設定を行います。Ada は、ナレッジ記事を適切に作成して管理し、これらの記事を利用してケースをクローズして、カスタマーサービスの業務を遂行するために、ナレッジ固有の権限を取得して、設定を有効にする必要があります。

Trail Together の動画

エキスパートの説明を見ながらこのステップを進めて行きたい場合は、Trail Together シリーズの一部である、こちらの動画をご覧ください。

ナレッジユーザーライセンスを割り当てる

デフォルトでは、「参照」権限のあるすべての内部ユーザーが記事を参照できます。ただし、記事を公開、アーカイブ、削除、管理するためには、追加の権限が必要です。では始めに Ada Balewa に Lightning Experience ユーザー権限を付与して、Lightning Experience インターフェースのナレッジにアクセスできるようにしましょう。

設定歯車 をクリックして、[Service Setup (サービスの設定)] を選択します。
[Recommended Setup (推奨設定)] フローの [Add Your Users (ユーザーを追加する)] タイルで、[Get Started (開始)] ボタンをクリックします。
次の情報を入力します。

Email (Username) (メール (ユーザー名)): ada.balewa@ursamajorsolar + your initials (自分のイニシャル) + today’s date (DDMMYY).com (今日の日付 (DDMMYY).com)
First Name (名): Ada
Last Name (姓): Balewa
Profile (プロファイル): Custom: Support Profile (カスタム: サポートプロファイル)

[Add User (ユーザーを追加)]、[Finish (完了)] の順にクリックします(メモ: 他のプロジェクトですでに Ada Balewa を追加している場合は、手順 2 ～ 4 を実行する必要がありません)。

次に、Ursa Major Solar の組織をテストできるように、他のユーザーのアカウントにログインするためのアクセス権をシステム管理者に付与します。このアクセス権があれば、Ada のために設定した内容を Ada の立場でテストできます。

[Service Setup (サービスの設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Users (ユーザー) と入力し、[Users (ユーザー)] を選択します。
[Ada Balewa] をクリックします。
Ada のプロファイルである [Custom: Support Profile (カスタム: サポートプロファイル)] をクリックします。
[Edit (編集)] をクリックします。メモ: [Edit (編集)] ボタンが表示されない場合は、Enhanced Profile User Interface (拡張プロファイルユーザーインターフェース) が有効になっている可能性があります。このセクションの手順を完了するまでは無効にしておいてください。
[Administrative Permissions (システム管理者権限)] の下で、[Lightning Experience User (Lightning Experience ユーザー)] を選択します。
[Save (保存)] をクリックします。
[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Login Access Policies (ログインアクセスポリシー) と入力し、[Login Access Policies (ログインアクセスポリシー)] を選択します。
[Administrators Can Log in as Any User (管理者は任意のユーザーでログインできます)] を有効にします。
[Save (保存)] をクリックします。
[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Session Settings (セッションの設定) と入力し、[Session Settings (セッションの設定)] を選択します。
[Force relogin after Login-As-User (ユーザーとしてログインしてから再ログインを強制する)] を無効にします(この設定が見つからない場合は、上にスクロールしてください)。
[Save (保存)] をクリックします。

ナレッジの設定フローを使用する

ナレッジの設定フローは、ナレッジの設定をすばやく完成させることを目的に設計されています。ユーザーを追加したら、データカテゴリや記事のすべてを 1 つの簡単なワークフローで作成できます!

[Service Setup (サービスの設定)] の [Home (ホーム)] タブをクリックします。
Lightning Knowledge の設定フローを開くには、[Recommended Setup (推奨設定)] で [Knowledge Setup (ナレッジの設定)] タイルをクリックします。[Knowledge Setup (ナレッジの設定)] が表示されていない場合は、[View All (すべて表示)] をクリックします。
[Start (開始)] をクリックします。

[Full Name (氏名)] の横にある [check all checkbox (すべてのチェックボックスをオン)] をクリックして自分自身と [Ada Balewa] を Lightning Knowledge の著者として選択してから (最初はチェックボックスにマイナス記号が表示されている場合もあります。[check all checkbox (すべてのチェックボックスをオン)] の上に「2 items selected (2 個の項目を選択済み)」と表示されていることを確認してください)、[Next (次へ)]、[Next (次へ)]、[Finish (完了)] の順にクリックします。メモ: データカテゴリと記事の作成は、この後で行います。

両方の名前のチェックボックスがオンで、矢印が [check all checkbox (すべてのチェックボックスをオン)] を指している。

Lightning Knowledge が有効になっていることを確認する

ナレッジの設定フローが完了すると、ナレッジが自動的に有効になります。有効になっていることを組織で再確認するには、次の手順を実行します。

[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Knowledge Settings (ナレッジの設定) と入力し、[Knowledge Settings (ナレッジの設定)] を選択します。
[Enable Lightning Knowledge (Lightning Knowledge の有効化)] がオンになっていることを確認します。
[Object Manager (オブジェクトマネージャー)] タブをクリックします。
オブジェクトのリストにナレッジオブジェクトが表示されていることを確認します。
[Home (ホーム)] タブをクリックします。
[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Users (ユーザー) と入力し、[Users (ユーザー)] を選択します。
[Ada Balewa] をクリックします。
ナレッジユーザーライセンスが有効であることを確認します。有効であれば、[Knowledge User (ナレッジユーザー)] がオンになっています。

ナレッジのフィード追跡を有効にする

フィード追跡を有効にすると、Chatter を使用した記事のコラボレーションが可能になり、また Ada がナレッジ内のすべての更新や変更を把握できます。早速この機能を有効にしてみましょう。

設定歯車 をクリックして、[Service Setup (サービスの設定)] を選択します。
[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Feed Tracking (フィード追跡) と入力し、[Feed Tracking (フィード追跡)] を選択します。
オブジェクトのリストから、[Knowledge (ナレッジ)] を選択します。
[Enable Feed Tracking (フィード追跡の有効化)] チェックボックスをオンにします。
[Save (保存)] をクリックします。

フィード追跡の設定。ナレッジでフィード追跡が有効になっていることが示されています。

Ada がシステムに登録され、Lightning Knowledge が有効になったところで、次のステップに進み、ナレッジ記事の作成に備えてレコードタイプとページレイアウトを設定しましょう。

ヘルプをお探しですか?

もっと探す