組織を設定する
学習の目的
このプロジェクトでは、次のことを行います。
- Postman を使用できるよう組織の準備を整える。
- Postman 用 Salesforce Platform API コレクションを読み込む。
- Postman を組織に接続する。
- Postman との接続を確認する。
Postman を使って Salesforce Platform API にアクセスする理由
Salesforce は、サードパーティシステムとの統合のための豊富なアプリケーションプログラムインターフェース (API) を公開しています。こうした API はどれも細部にいたるまで文書化されていますが、1 つの組織、あるいは複数の組織でこれらの API をすぐに試すにはどうすればよいのでしょうか? Postman を使用することで、Salesforce Platform API との統合オプションを検索し、検討し、テストできます。
Salesforce Platform API について
Salesforce では、シンプルで安全な高性能 API を通じた、プログラムによる組織の情報へのアクセスが可能です。Salesforce が提供する API には、REST、SOAP、接続、ユーザーインターフェース、Analytics、Bulk、メタデータ、ストリーミング API があります。
Postman について
Postman は、REST や SOAP などの HTTP ベース API の設定および呼び出しに使用できるアプリケーションです。この高性能ツールは、使いやすいグラフィカルユーザーインターフェースで設定できます。環境変数、チームのワークスペース、JavaScript の自動化がサポートされます。Postman を始めて使用する場合は、Learning Center (学習センター) を参照してください。
Web とデスクトップ
Postman は、デスクトップアプリケーションまたは Web ブラウザーで使用できます。このプロジェクトでは、ソフトウェアのダウンロードおよびインストールが不要の Web ブラウザーで Postman を設定し、使用します。
Postman 用 Salesforce Platform API コレクションについて
Postman 用 Salesforce Platform API コレクションは、さまざまな Salesforce Platform API の 200 を超える要求テンプレートを 1 つにまとめたリソースです。複数の Salesforce 組織で簡単に要求を認証し、試行できるように、このオープンソースコレクションは設定可能な Postman 環境と変数を使用します。
新しい Trailhead Playground を作成する
このプロジェクト用に、新しい Trailhead Playground を作成する必要があります。このページの一番下までスクロールして Playground 名をクリックし、[Create Playground (Playground を作成)] をクリックします。新しい Trailhead Playground を作成するには、通常 3、4 分かかります。
Trailhead Playground のユーザー名とパスワードを取得する
では、Trailhead Playground を開くところから始めましょう。このページの一番下までスクロールして、[Launch (起動)] をクリックします。組織に [Get Your Login Credentials (ログイン情報を取得する)] というタブが表示されている場合は、ステップ 1 まで進みます。表示されていない場合は、アプリケーションランチャー () で [Playground Starter] をクリックして手順に従います。
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[Get Your Login Credentials (ログイン情報を取得する)] タブをクリックし、ユーザー名をメモします。
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[Reset My Password (パスワードのリセット)] をクリックします。
これにより、ユーザー名に関連付けられているアドレスにメールが送信されます。
- メール内のリンクをクリックします。
- 新しいパスワードを入力し、確認して、[Change Password (パスワードを変更)] をクリックします。
後ほどプロジェクトで使用できるように、ユーザー名とパスワードを保存します。
Salesforce でクロスオリジンリソース共有を設定する
クロスオリジンリソース共有 (CORS) により、Web ブラウザーで実行中のコードで、特定のオリジンから Salesforce に通信できます。Postman の URL パターンを追加しましょう。
- Trailhead Playground の [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに
cors
と入力し、[CORS] を選択します。
- [Allowed Origins List (許可されたオリジンリスト)] で、[New (新規)] をクリックします。
- [Origin URL Pattern (オリジンの URL パターン)] に
https://*.postman.com
と入力します。
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[Save (保存)] をクリックします。
- もう一度 [CORS] を選択します。
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[New (新規)] をクリックして、[Origin URL Pattern (オリジンの URL パターン)] に
https://*.postman.co
と入力します (ドメイン拡張子が .co になっています)。
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[Save (保存)] をクリックします。
これで Playground の準備が整いました。次のステップで Postman を Playground に接続します。
リソース
- 外部サイト: Postman Learning Center (Postman 学習センター)
- GitHub: Salesforce APIs for Postman (Postman 用の Salesforce API)
- GitHub: Installing with the Postman Web UI (Postman Web UI を使ったインストール)
- YouTube: Use the Salesforce APIs Collection with the Postman Web UI (Postman Web UI を使った Salesforce API コレクションの活用) | Developer Quick Takes
- Salesforce ヘルプ: どの API を使用するか?
- Trailhead: Postman API Client (Postman API クライアント)