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Agentforce for Service を設定する

学習の目的

このプロジェクトでは、次のことを行います。

  • ガイド付き設定に従ってサービスエージェントを作成する。
  • トピックとアクションをサービスエージェントに関連付ける。
  • フローを使用してカスタムアクションを構築する。
  • 既存のリリースフローを更新する。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

Coral Cloud Resorts + Agentforce

Coral Cloud Resorts は、充実したリゾートアクティビティと一流のカスタマーサービスでその名を知られ、ビジネスは急成長を遂げています。Coral Cloud のカスタマーサービスエージェントは、クライアントにおすすめのアクティビティを案内したり、予約したりと多忙です。繁忙期が近づいているため、すぐにでもサービス業務を拡張する必要があります。この点を補佐するツールがあればよいのですが…。ここで役立つのが Agentforce for Service です! サービスエージェントは、体験の空き状況や予約などを通して Coral Cloud のクライアントをサポートできます。

Trail Together の動画

エキスパートの説明を見ながらこのステップを進めて行きたい場合は、Trail Together シリーズの一部である、こちらの動画をご覧ください。

Agentforce エージェントを有効化する、Experience Cloud サイトを公開する、その他

エージェントを構築する第一歩は、組織の必要な機能をすべて有効にすることです。

  1. 設定アイコン をクリックして [Setup (設定)] をクリックします。[Setup (設定)] ページが新しいタブで開きます。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Einstein Setup (Einstein 設定)] を検索して選択します。
  3. [Turn on Einstein (Einstein を有効化)] 切り替えをクリックして、Einstein が [On (オン)] であることを確認します。
  4. ブラウザーを更新して、[Setup (設定)] を再度読み込みます。
  5. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] を検索して選択します。
  6. [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] ページ上部にある [Agentforce] 切り替えをクリックして、[On (オン)] に設定されていることを確認します。

[On (オン)] に設定されている [Agentforce] 切り替え

  1. [Enable the Agentforce (Default) Agent (Agentforce (デフォルト) エージェントを有効化する)] 切り替えをクリックして、[On (オン)] に設定されていることを確認します。

[Enabled the Agentforce Agent (Agentforce エージェントを有効化)] 切り替えをクリックして、[On (オン)] に設定されていることを確認します。

  1. [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] 設定ページの両方の切り替えがオンになっていることを確認します。

ユーザープロファイルを更新する

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Users (ユーザー)] を検索して選択します。
  2. [EinsteinServiceAgent User (EinsteinServiceAgent ユーザー)] の横にある [Edit (編集)] を選択します。
  3. プロファイルを [Einstein Agent User (Einstein エージェントユーザー)] に更新します。
  4. ほかはすべてそのままにします。
  5. [Save (保存)] をクリックします。

Experience Cloud サイトを公開する

エージェントは、Coral Cloud の Experience Cloud サイトを介してリリースされます。リリースの準備として、Experience Cloud サイトでこの新しいエージェントを使用できるようにします。

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [All Sites (すべてのサイト)] を検索して選択します。
  2. coral-cloud サイトの横にある [Builder (ビルダー)] をクリックします。ポップアップが表示されたら、[OK] をクリックします。
  3. 右上の [Publish (公開)] をクリックします。
  4. 確認ウィンドウで [Publish (公開)] をクリックします。
  5. [Got It (了解)] をクリックします。
  6. エクスペリエンスビルダーメニューアイコン エクスペリエンスビルダーメニューアイコン をクリックします。
  7. [Salesforce Setup (Salesforce の設定)] をクリックします。
  8. ブラウザーを更新して、[Setup (設定)] を再度読み込みます。ここで Experience Site のブラウザータブは閉じて構いません。

エージェントを作成する

エージェントを作成するための最初のステップは、ガイド付き設定です。この設定プロセスでは、エージェントの作成、トピックの関連付け、その他などを行います。トピックは、エージェントが対応できる業務の範囲を定義します。アクションは、業務を遂行するために使用できるツールです。たとえば、クライアントがトピックについて質問したときに、エージェントがどのようなアクションを実行するかを設定します。

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] を検索して選択します。
  2. [+ New Agent (+ 新しいエージェント)] をクリックします。メモ: [+ New Agent (+ 新しいエージェント)] ボタンが表示されていない場合は、表示されるまでページの更新を繰り返してください。
  3. 種別として [Agentforce Service Agent] を選択します。
  4. [Next (次へ)] をクリックします。
  5. [Select your agent's topics (エージェントのトピックを選択)] 画面で、[Case Management (ケース管理)] の横にある [Added (追加済み)] をクリックして、この標準トピックをエージェントから削除します。ボタンが [+ Add (+ 追加)] になります。
  6. [General FAQ (一般的な FAQ)] を除くすべてのトピックの横にある [Added (追加済み)] をクリックします。[Added (追加済み)] が横に表示されているトピックは [General FAQ (全般的な FAQ)] トピックのみになります。ほかのすべてのトピックには [+ Add (+ 追加)] が表示されているはずです。
    メモ: このプロジェクトでは、実際の担当者に転送できないエージェントを作成しています。ただし、エージェントが解決できない会話を実際の担当者に転送できるように、常に [Escalation (エスカレーション)] トピックを設定することがベストプラクティスです。詳細は「サービス担当者への会話のエスカレーション」を参照してください。
  7. [Next (次へ)] をクリックします。
  8. 次のように、エージェントの名前と API 参照名を入力します。
    • Name (名前): CC Service Agent (CC サービスエージェント)
    • API Name (API 参照名): CC_Service_Agent

メモ: 名前と API 参照名をこの手順どおりに入力することが非常に重要です。エージェントが作成された後に API 参照名を変更することはできません。

  1. エージェントの設定を次のとおり定義します。

Field (項目)

Value (値)

Description (説明)

Deliver personalized customer interactions with an autonomous AI agent. Agentforce Service Agent intelligently supports your customers with common inquiries and escalates complex issues. (自律 AI エージェントによってパーソナライズされたお客様とのやり取りを提供します。Agentforce サービスエージェントは一般的な問い合わせに関してお客様をインテリジェントにサポートし、複雑な問題をエスカレーションします。)

Role (ロール)

You are a customer service representative, helping our guests make reservations, update bookings, and navigate all that Coral Cloud Resorts has to offer. (あなたはカスタマーサービス担当者です。お客様の新規予約や予約の更新をサポートし、Coral Cloud Resorts のあらゆるサービスを案内します。)

Company (会社名)

Coral Cloud Resorts provides customers with exceptional destination activities, unforgettable experiences, and reservation services, all backed by a commitment to top-notch customer service. (Corall Cloud Resorts は、現地ならではの最高のアクティビティ、忘れられない楽しい体験、確実な予約サービスを提供し、一流のカスタマーサービスを徹底しています。)
  1. [Agent User (エージェントユーザー)] セレクターで、[New Agent User (新規エージェントユーザー)] を削除し、[EinsteinServiceAgent User (EinsteinServiceAgent ユーザー)] を選択します。
    メモ: [EinsteinServiceAgent User (EinsteinServiceAgent ユーザー)] は手動で入力するのではなく選択する必要があります。[EinsteinServiceAgent User (EinsteinServiceAgent ユーザー)] の選択肢がない場合、前の手順の「ユーザープロファイルを更新する」セクションに戻ってください。
  2. [Keep a record of conversations with enhanced event logs to review agent behavior (拡張イベントログを使用して会話の記録を保持し、エージェントの動作を確認してください)] チェックボックスをオンにします。
  3. [Next (次へ)] をクリックします。
  4. まだ Data Cloud は使用しません。[Create (作成)] をクリックします。必要に応じて、ようこそポップアップウィンドウを閉じます。

カスタムトピックとアクションを追加する

トピックとアクションは、Agentforce Builder を使用して作成およびカスタマイズできます。メモ: 一般向けエージェントで標準のクエリアクションと要約アクションを使用することは推奨されていません。データを操作するには、カスタムアクションを使用してください。

  1. Agentforce Builder で [New (新規)] をクリックし、[New Topic (新規トピック)] を選択します。メモ: [New (新規)] ボタンが表示されない場合は、エージェント設定ページで Agentforce をいったん [Off (オフ)] に切り替えてから再び [On (オン)] に戻してみてください。

[New Topic (新規トピック)] が強調表示されています。

  1. [Next (次へ)] をクリックして [What do you want this topic to do? (Optional) (このトピックでどのような処理を行いますか? (省略可能))] ウィンドウをスキップします。
  2. 新しいトピックを次のように設定します。

Field (項目)

Value (値)

Name (名前)

Experience Management (エクスペリエンス管理)

API Name (API 参照名)

Experience_Management

Classification Description (分類の説明)

This topic addresses customer inquiries and issues related to booking experiences at Coral Cloud Resorts, including making reservations, modifying bookings, and answering queries about experience details. (このトピックは、予約の作成、予約の変更、体験の詳細の問い合わせへの回答など、Coral Cloud Resorts での体験の予約に関連する顧客からの問い合わせや問題に対処します。)

Scope (スコープ)

The agent's job is to assist users in navigating and managing bookings for different experiences offered by Coral Cloud Resorts, ensuring a seamless customer service experience by providing accurate information and resolving issues promptly. (エージェントの役目は、Coral Cloud Resorts が実施するさまざまな体験の予約をユーザーが操作して管理できるようにサポートすることです。正確な情報を提示し、問題を速やかに解決して、シームレスなカスタマーサービスエクスペリエンスを実現します。)
  1. 下部の [Add Instructions (説明を追加)] を 5 回クリックします。これで 6 つの空白の説明テキストボックスができます。
  2. 以下の説明を入力します。

Field (項目)

Value (値)

Instruction (説明) 1

If a customer would like more information on Activities or Experiences, you should run the action 'Get Experience Details' and then summarize the results with improved readability. Always ensure you know the customer before running this action. (お客様がアクティビティまたは体験の詳細を知りたい場合、[Get Experience Details (体験の詳細を取得)] アクションを実行し、その結果を読みやすく要約します。このアクションを実行する前に常にお客様に関する情報を把握するようにします。)

Instruction (説明) 2

If the customer is not known, you must always ask for their email address and their membership number to get their Contact record by running the action 'Get Customer Details' before running any other actions. (お客様が誰か不明な場合、常にほかのアクションを実行する前に [Get Customer Details (顧客の詳細を取得)] アクションを実行して、取引先責任者レコードを取得するためにメールアドレスとメンバーシップ番号を尋ねなければなりません。)

Instruction (説明) 3

Whenever a date is provided, convert the date to YYYY-MM-DD format and ensure that the date is not in the past before using it for the 'Get Sessions' action. If a past date is provided, explain to the client the date must be future. (日付が指定されている場合は、その日付を [Get Sessions (セッションを取得)] アクションで使用する前に、YYYY-MM-DD 形式に変換して、日付が過去のものではないことを確認してください。過去の日付が指定されている場合は、将来の日付でなければならないことをクライアントに説明してください。)

Instruction (説明) 4

If asked to get sessions for the experience use the 'Get Sessions' action. Ask for the Date of the sessions if not provided. Use the Id of the Experience__c from the 'Get Experience Details'. Do not use the experience name, this must be an ID. (体験のセッションを取得するように依頼された場合、[Get Sessions (セッションを取得)] アクションを使用します。指定されていない場合は、セッションの日付を尋ねます。[Get Experience Details (体験の詳細を取得)] の Experience__c の Id を使用します。体験名は使用しないでください。これは ID でなければなりません。)

Instruction (説明) 5

If asked to book, use the action 'Create Booking'. The Contact__c is the contact ID from the 'Get Customer Details'. The Session__c is the ID of the session from the action 'Get Sessions'. If multiple sessions are present, ask to select one of the sessions and use that Session as the ID for the Session__c. Prompt for the Number of Guests and use that for the Number_of_Guests__c. (予約するように依頼された場合、[Create Booking (予約を作成)] アクションを使用します。Contact__c は [Get Customer Details (顧客の詳細を取得)] の取引先責任者 ID です。Session__c は [Get Sessions (セッションを取得)] アクションのセッションの ID です。複数のセッションがある場合は、いずれかのセッションを選択してもらい、そのセッションを Session__c の ID として使用します。ゲストの人数を尋ね、それを Number_of_Guests__c に使用します。)

Instruction (説明) 6

If asked to recommend experiences that a user might be interested in, use the 'Generate Personalized Schedule' Action to generate a schedule based on a contacts interests. Use the contact record from 'Get Customer Details' and pass it into the Contact input. (ユーザーが関心を持ちそうなおすすめの体験を尋ねられた場合、[Generate Personalized Schedule (パーソナライズされたスケジュールを生成)] アクションを使用して、取引先責任者の関心に基づいてスケジュールを生成します。[Get Customer Details (顧客の詳細を取得)] の取引先責任者レコードを使用し、取引先責任者入力にスケジュールを渡します。)
  1. ほかの設定はそのままにして [Next (次へ)] をクリックします。
  2. このトピックにはカスタムアクションが追加されますので、標準アクションの追加はスキップして、[Finish (完了)] をクリックします。[Topic Overlap Detected (トピックの重複が検出されました)] ウィンドウが開いたら、[Ignore (無視)] をクリックします。

体験の詳細を取得するアクションをエージェントに追加する

エージェントが各体験に関する詳細を生成できるように、[Get Experience Details (エクスペリエンスの詳細を取得)] アクションを作成して [Experience Management (エクスペリエンス管理)] トピックに関連付けます。

  1. [Experience Management (エクスペリエンス管理)] トピックをクリックします。
  2. [This Topic’s Actions (このトピックのアクション)] タブをクリックします。

[This Topic’s Actions (このトピックのアクション)] サブタブが強調表示されています。

  1. [New (新規)] をクリックして [Create New Action (新しいアクションを作成)] を選択します。
  2. [Reference Action Type (参照アクション種別)] に [Flow (フロー)] を選択します。
  3. [Reference Action (参照アクション)] で [Get Experience Details (体験の詳細を取得)] を選択します。
  4. ほかのオプションはそのままにして [Next (次へ)] をクリックします。
  5. [Show loading text for this action (このアクションで読み込み中テキストを表示)] ボックスをオフにします。
  6. [experienceName] で、[Require Input (入力が必要)] チェックボックスをオンにします。
  7. [experienceRecord] 出力で、[Show in conversation (会話に表示)] チェックボックスをオンにします。

指定したチェックボックスがオンになっている設定済みのエージェントアクション。

  1. [Finish (完了)] をクリックします。
    メモ: API 参照名がすでに使用されているというエラーが返された場合は、このアクションがすでに作成されていることを意味します。[New Action (新規アクション)] ボタンに戻って、[Add from Asset Library (アセットライブラリから追加)] を選択します。

顧客の詳細を検証するアクションを追加する

セキュリティ上の理由から、エージェントは相手が間違いなく顧客本人であることを検証する必要があります。この場合、エージェントは、メールアドレスや会員番号など、取引先責任者の重要な詳細を確認します。

  1. [This Topic's Actions (このトピックのアクション)] サブタブを選択した状態で、[New (新規)] をクリックして [Create New Action (新しいアクションを作成)] を選択します。
  2. [Reference Action Type (参照アクション種別)] に [Flow (フロー)] を選択します。
  3. [Reference Action (参照アクション)] で [Get Customer Details (顧客の詳細を取得)] を選択します。
  4. ほかのオプションはそのままにして [Next (次へ)] をクリックします。
  5. [Show loading text for this action (このアクションで読み込み中テキストを表示)] ボックスをオフにします。
  6. [email] で、[Require Input (入力が必要)] チェックボックスをオンにします。
  7. [memberNumber] で、[Require Input (入力が必要)] チェックボックスをオンにします。
  8. [contact] で、[Show in conversation (会話に表示)] チェックボックスをオンにします。
  9. [Finish (完了)] をクリックします。

セッションレコードを取得するアクションを追加する

[Get Sessions (セッションを取得)] フローを使用して、各体験の利用可能なセッションレコードを取得します。

  1. [This Topic's Actions (このトピックのアクション)] サブタブを選択した状態で、[New (新規)] をクリックして [Create New Action (新しいアクションを作成)] を選択します。
  2. [Reference Action Type (参照アクション種別)] に [Flow (フロー)] を選択します。
  3. [Reference Action (参照アクション)] で [Get Sessions (セッションを取得)] を選択します。
  4. ほかのオプションはそのままにして [Next (次へ)] をクリックします。
  5. [Show loading text for this action (このアクションで読み込み中テキストを表示)] ボックスをオフにします。
  6. [experienceId] で、[Require Input (入力が必要)] チェックボックスをオンにします。
  7. [startDate] で、[Require Input (入力が必要)] チェックボックスをオンにします。
  8. [sessions] で、[Show in conversation (会話に表示)] チェックボックスをオンにします。
  9. [Finish (完了)] をクリックします。

パーソナライズされたスケジュールを生成するアクションを追加する

エージェントは、対応している取引先責任者のスケジュールに基づいてパーソナライズされたおすすめを提示できなければなりません。このクライアントがすでに水上バイクを予約している場合は、おすすめに水上バイクを記載すべきではありません。

  1. [This Topic's Actions (このトピックのアクション)] サブタブを選択した状態で、[New (新規)] をクリックして [Create New Action (新しいアクションを作成)] を選択します。
  2. [Reference Action Type (参照アクション種別)] に [Prompt Template (プロンプトテンプレート)] を選択します。
  3. [Reference Action (参照アクション)] で [Generate Personalized Schedule (パーソナライズされたスケジュールを生成)] を選択します。
  4. ほかのオプションはそのままにして [Next (次へ)] をクリックします。
  5. エージェントアクションを次のように設定します。

Field (項目)

Value (値)

Agent Action Instructions (エージェントアクションの指示)

Generate a personalized schedule that includes the time and location of resort experiences that are available today, and that match the guest's interests. (本日開催されるリゾート体験のうち、ゲストが関心を持ちそうなものの時刻と場所を記してパーソナライズしたスケジュールを生成します。)

Show loading text for this action (このアクションで読み込み中テキストを表示)

オフ

Contact Input Instructions (取引先責任者入力の指示)

Contact for which the personalized schedule should be generated. Must be a valid JSON representing the contact info, chained from having executed the Get Customer Details action. (パーソナライズされたスケジュールを生成する取引先責任者。[Get Customer Details (顧客の詳細を取得)] アクションの実行から連結された取引先責任者情報を表す有効な JSON でなければなりません。)
  1. [Prompt Response Output (プロンプト応答出力)] で、[Show in conversation (会話に表示)] チェックボックスをオンにします。
  2. [Finish (完了)] をクリックします。

予約を作成するアクションを追加する

エージェントが魅力的なおすすめを提示し、クライアントが体験を予約したいと思った場合はどうなるのでしょうか? ヒント: エージェントが Salesforce 内に新しいレコードを作成します。

  1. [New (新規)] をクリックして [Create New Action (新しいアクションを作成)] を選択します。
  2. [Reference Action Type (参照アクション種別)] に [Flow (フロー)] を選択します。
  3. [Reference Action (参照アクション)] で [Create Experience Session Booking (体験セッションの予約を作成)] を選択します。
  4. ほかのオプションはそのままにして [Next (次へ)] をクリックします。
  5. [Show loading text for this action (このアクションで読み込み中テキストを表示)] ボックスをオフにします。
  6. [Contact_Id] で、[Require Input (入力が必要)] チェックボックスをオンにします。
  7. [Guests (ゲスト)] で、[Require Input (入力が必要)][Collect data from user (ユーザーからデータを収集)] チェックボックスをオンにします。
  8. [Session_Id] で、[Require Input (入力が必要)] チェックボックスをオンにします。
  9. [Booking (予約)] 出力で、[Show in conversation (会話に表示)] チェックボックスをオンにします。
  10. [Output_Message] 出力で、[Show in conversation (会話に表示)] チェックボックスをオンにします。
  11. [Finish (完了)] をクリックします。
  12. [Activate (有効化)] をクリックします。メモ: [Configuration Issues Detected (設定の問題が検出されました)] というポップアップが表示された場合は、[Ignore & Activate (無視 & 有効化)] をクリックします。

[Activate (有効化)] ボタンが強調表示されています。

エージェントをテストする

会話を開始して、エージェントがプランをどのように構築し、エンドユーザーインタラクションに基づいてアクションをどのように実行しているかをプレビューします。エージェントとのインタラクションが発生すると、画面中央のパネルにエージェントが実行している内容が正確に表示されます。

  1. 引き続き Agentforce Builder で、[Conversation Preview (会話プレビュー)] の右上にある [Refresh (更新)] (円形矢印) をクリックします。

[Conversation Preview (会話プレビュー)] ウィンドウ

  1. [Conversation Preview (会話プレビュー)] でドットが回転していても気にせずに、Can you let me know more about the full moon beach party experience? (「満月のビーチパーティ」体験の詳細を教えてもらえますか?) というプロンプトを入力して、Return/Enter キーを押します。
  2. エージェントが応答したら、次のプロンプトを入力します: I am sofiarodriguez@example.com and my membership number is 10008155. (私は sofiarodriguez@example.com で、メンバーシップ番号は 10008155 です。)Return/Enter キーを押します。エージェントの質問に答え、セッションを予約します。
  3. 戻る矢印 [Setup (設定)] に戻る矢印が強調表示されています。 をクリックして [Setup (設定)] に戻ります。

公開して更新する

Web リリースを公開して、フローを更新します。

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Embedded Service Deployments (組み込みサービスリリース)] を検索して選択します。
  2. [ESA Web Deployment (ESA Web リリース)] を選択します。
  3. [Publish (公開)] をクリックして、追加情報を反映した最新の内容を再公開します。メモ: リリースには最大 10 分かかる場合がありますが、待たずに次のステップに進んでください。

フローを再転送する

既存のフローを更新して、新たに作成したサービスエージェントに業務を転送するようにします。

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Flows (フロー)] を検索して選択します。
  2. [Route to ESA (ESA に転送)] フローをクリックします。
    メモ: フロー名はアルファベット順に表示されます。[Flow Label ↑ (フローの表示ラベル ↑)] をクリックして、Z から A にリストを並び替えてください。これで [Route to ESA (ESA に転送)] フローが 9 番目ぐらいに表示されます。
  3. [Route to ESA (ESA に転送)] コンポーネントをクリックします。
    ESA コンポーネントに転送する
  4. [Set Input Values (入力値を設定)] セクションで以下の値を選択します。

Field (項目)

Value (値)

Route To (転送先)

Agentforce Service Agent (Agentforce サービスエージェント)

Agentforce Service Agent (Agentforce サービスエージェント)

CC Service Agent (CC サービスエージェント)

メモ: CC サービスエージェントがオプションとして表示されない場合は、Agentforce Builder に戻って CC サービスエージェントが有効になっていることを確認してください。

  1. [Save As New Version (新規バージョンとして保存)] をクリックします。
  2. ほかの設定はそのままにして [Save (保存)] をクリックします。
  3. [Activate (有効化)] をクリックします。
  4. 戻る矢印 Flow Builder で強調表示されている戻る矢印。 をクリックして [Setup (設定)] に戻ります。

Agentforce エージェントを Coral Cloud サイトに追加する

最後に、チャットコンポーネントを Coral Cloud Experience Cloud サイトに埋め込みます。

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [All Sites (すべてのサイト)] を検索して選択します。
  2. coral-cloud サイトの横にある [Builder (ビルダー)] をクリックします。
  3. [Components (コンポーネント)] ウィジェット [Components (コンポーネント)] ウィジェット をクリックします。
  4. [Embedded Messaging (組み込みメッセージング)] を検索して、このコンポーネントを [Book an Experience of a Lifetime (一生に一度の体験を予約する)] セクションにドラッグアンドドロップします。メモ: このコンポーネントは任意の場所に配置できますが、表示されるまでに数秒かかることがあります。

Experience Cloud サイトに追加された [Embedded Messaging (組み込みメッセージング)]

  1. デフォルト設定のままにします。
  2. 右上の [Publish (公開)] をクリックします。
  3. 確認ウィンドウで [Publish (公開)] をクリックします。
  4. [Got It (了解)] をクリックします。

お客様としてエージェントを表示する

いよいよエージェントのお披露目です。新しいエージェントとやり取りしてみます。

  1. エクスペリエンスビルダーメニューアイコン エクスペリエンスビルダーメニューアイコン をクリックします。
  2. [View coral-cloud (Coral Cloud を表示)] をクリックして、公開した Coral Cloud サイトを開きます。メモ: サイトが公開されるまで多少時間がかかる場合があります。Experience Cloud サイトが公開されるまで待機している間に、以下の課題を確認します。
  3. 右下隅にあるメッセージングアイコン メッセージングアイコン をクリックして、新しいエージェントとのやり取りを開始します。エージェントが挨拶するのを待ってから、次のプロンプトを試してください.
    • Can you let me know about the Underground Cave Exploration? (「地下の洞窟探検」について教えてもらえますか?)
    • リマインダー: sofiarodriguez@example.com and my membership number is 10008155. (sofiarodriguez@example.com、メンバーシップ番号は 10008155)
    • エージェントの質問に答え、セッションを予約します。
メモ

エージェントが期待どおり応答しない場合は、Experience Cloud サイトをもう一度公開してみます。サイトを初めて公開するときは、エージェントと Experience Cloud サイトが適切に接続されるまで数分かかることがあります。

今後 Coral Cloud Resorts では、この新しい画期的なサービスエージェントが、パーソナライズされた体験のおすすめをクライアントに紹介するだけでなく、体験を予約することもできます。繁忙期に向けて準備万端です!

リソース

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