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フロー、エージェントアクション、トピックを更新する

メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

Coral Cloud Resorts では、プロンプトテンプレートをカスタマイズする以外に、エージェントに情報を追加する必要があります。そのためにはフロー、アクション、トピックを調整しなければなりません。エージェントのコンテキストでトピックとは、実行すべき特定のジョブに関連するアクションのカテゴリで、このアクションによってエージェントが何をするかが決まります。アクションはフローやプロンプトテンプレートなどから作成できます。

簡単に言うと、アクションがトピックにまとめられ、アクションはフローを使用してタスクを実行できます。当初作成して接続したトピック、アクション、フローを後から編集や更新することもできます。

「エクスペリエンスの詳細を取得」フローを更新する

エージェントは何らかの情報を取得する必要があるときにフローをトリガーできます。つまり、エージェントは必要に応じてこのフローを使用します。現在、[Get Experience Details (エクスペリエンスの詳細を取得)] フローによって Coral Cloud Resorts のエクスペリエンスの詳細が返されますが、エクスペリエンスの料金は返されません。次の手順でこの点を修正します。

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Flows (フロー)] を検索して選択します。
  2. スクロールダウンして、[Get Experience Details (エクスペリエンスの詳細を取得)] というフローを選択します。
  3. [Get Experience by Name (名前でエクスペリエンスを取得)] 要素をクリックします。

[Get Experience by Name (名前でエクスペリエンスを取得)] 要素

  1. ページの右側の一番下までスクロールして、[Add Field (項目を追加)] ボタンをクリックします。
  2. [Field (項目)] ボックスに、price と入力し、リストから [Price__c] を選択します。

要素に [Price__c] 項目が追加されている。

  1. [Assign Experience Record (エクスペリエンスレコードを割り当て)] 要素をクリックします。必要であれば、[Assign Experience Record (エクスペリエンスレコードを割り当て)] 要素をクリックできるように、[x] をクリックして Einstein ウィンドウを閉じます。

[Assign Experience Record (エクスペリエンスレコードを割り当て)] 要素

  1. [Description (説明)]を次のように変更します: Assign an Experience__c record for presentation back to the user with details about the requested experience. (お客様が希望するエクスペリエンスの詳細を提示する Experience__c レコードを元のユーザーに割り当てます。)
  2. [Save As New Version (新規バージョンとして保存)] をクリックして、[Save As (別名で保存)] ダイアログボックスで [Save (保存)] をクリックします。
  3. [Activate (有効化)] をクリックします。
  4. Flow Builder の戻る矢印をクリックして、[Setup (設定)] に戻ります。

戻る矢印が強調表示されています。

対応するエージェントアクションを更新する

[Get Experience Details (エクスペリエンスの詳細を取得)] フローの更新に伴って対応するエージェントアクションも更新する必要があります。

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Agent Assets (Agentforce アセット)] を検索して選択します。
  2. [Actions (アクション)] タブをクリックします。
  3. [Get Experience Details (エクスペリエンスの詳細を取得)] アクションを選択します。
  4. 緑色のボックスまでスクロールダウンして、experienceRecord という出力変数の指示の横にある鉛筆アイコンをクリックします。

experienceRecord の指示が強調表示されています。

  1. 新しい指示を入力します: Assign an Experience__c record for presentation back to the user with details about the requested experience. (お客様が希望するエクスペリエンスの詳細を提示する Experience__c レコードを元のユーザーに割り当てます。)
メモ

このテキスト行は Flow Builder で更新されています。新しいアクションを作成したときは、フローの説明が入力と出力の指示として自動的に取り込まれます。他方、今回は既存のアクションであるため、指示を手動で更新する必要があります。

更新後の experienceRecord の指示

  1. [Save (保存)] をクリックします。

「カスタマーエクスペリエンスサポート」トピックを更新する

トピックは、アクションからどのような詳細を取得できるか認識する必要があります。そのため、トピックに指示を追加します。

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] を検索して選択します。
  2. [Coral Cloud Experience Agent (Coral Cloud エクスペリエンスエージェント)] を選択します。
  3. [Open in Builder (ビルダーで開く)] を選択します。
  4. エージェントが無効になっていることを確認します。右上のボタンに [Deactivate (無効化)] と示されている場合は、クリックしてエージェントを無効にします。
  5. [Customer Experience Support (カスタマーエクスペリエンスサポート)] トピックを選択します。
  6. スクロールダウンして [Add Instructions (指示を追加)] ボタンをクリックします。6 つ目の指示テキストボックスが追加されます。
  7. 新しい指示を追加します: If asked about an experience’s Name, Description, Activity Level, Type or Price, then call the Get_Experience_Details action. (エクスペリエンスの名前、説明、アクティビティレベル、種別、料金を聞かれたら、Get_Experience_Details アクションをコールします。)
メモ

上記は、特定のトピックがリクエストされたときにどのアクションを使用するかが極めて具体的に指定されている例です。これは、エージェントにガードレールを設定しつつ、AI がユーザーのリクエストを解釈して、ユーザーが求めているものがリゾートでのエクスペリエンスに関するものかどうかを判断できるようにする 1 つの方法です。

  1. [Save (保存)] をクリックします。

「パーソナライズされたスケジュールを生成」アクションを追加する

最後にもう 1 つタスクが残っています。エージェントに、[Customer Experience Support (カスタマーエクスペリエンスサポート)] トピックに追加された [Generate Personalized Schedule (パーソナライズされたスケジュールを生成)] アクションが必要です。このアクションは、以前にカスタマイズした [Generate Personalized Schedule (パーソナライズされたスケジュールを生成)] プロンプトテンプレートを使用します。

  1. [Customer Experience Support (カスタマーエクスペリエンスサポート)] トピックをクリックします。
  2. [This Topic’s Actions (このトピックのアクション)] をクリックします。

[This Topic’s Actions (このトピックのアクション)] サブタブが強調表示されています。

  1. [New (新規)] をクリックして、[Add from Asset Library (アセットライブラリから追加)] を選択します。

[Add from Asset Library (アセットライブラリから追加)] 選択肢が強調表示されています。

  1. [Generate Personalized Schedule (パーソナライズされたスケジュールを生成)] の横にあるチェックボックスをオンにします。メモ: このアクションは、以前に編集した [Generate Personalized Schedule (パーソナライズされたスケジュールを生成)] プロンプトに基づきます。

[Generate Personalized Schedule (パーソナライズされたスケジュールを生成)] の横にあるチェックボックスがオンになっています。

  1. [Finish (完了)] をクリックします。
  2. [Conversation Preview (会話プレビュー)] の上にある [Activate (有効化)] をクリックします。メモ: [Configuration Issues Detected (設定の問題が検出されました)] というポップアップが表示された場合は、[Ignore & Activate (無視 & 有効化)] をクリックします。

[Activate (有効化)] ボタンが強調表示されています。

更新内容をテストする

フロー、アクション、トピックを更新したら、エージェントのすべての可変部分が実際にどうなるか確認できます。

  1. [Conversation Preview (会話プレビュー)] の上部にある更新アイコンをクリックします。

[Conversation Preview (会話プレビュー)] の更新アイコンが強調表示されています。

  1. 次のプロンプトを入力して開始します: Can you generate a personalized schedule of experiences for me? (私向けにパーソナライズされたエクスペリエンスのスケジュールを生成してくれませんか?)
  2. エージェントが応答したら、次のプロンプトを入力します: I am sofiarodriguez@example.com and my membership number is 10008155. (私は sofiarodriguez@example.com で、メンバーシップ番号は 10008155 です。)

[Generate Personalized Schedule (パーソナライズされたスケジュールを生成)] の [Outputs (出力)] に Sofia の名前が表示されます。この出力は、LLM から Einstein Trust Layer 経由で返されたもので、マスキングが解除されています。

  1. リストされたリゾートアクティビティの中から 1 つ選んで、詳細を問い合わせます。たとえば、次のように入力します: Tell me more about white water rafting. (ホワイトウォーターラフティングの詳細を教えてください。)メモ: [Get Experience Details (エクスペリエンスの詳細を取得)] フローに価格項目が追加されたため、この応答に料金が記載されます。
メモ

興味がある方は、[Get Experience Details (エクスペリエンスの詳細を取得)] アクションの [Outputs (出力)] ウィンドウの角をドラッグすると、このウィンドウを展開できます。出力テキストの最後のほうに Price_C 変数が表示されます。これが [Get Experience Details (エクスペリエンスの詳細を取得)] フローに追加した情報です。

プロンプト、プロンプトテンプレート、モデル、トピック、アクション、フローなど、このすべての機能を使用すれば、Coral Cloud Resorts の独自のニーズに合わせてエージェントをカスタマイズできます。Coral Cloud のエージェントが、パーソナライズされた応答をすぐさま提示して、よくある問い合わせに回答できるようになりました。

次の 2 つのステップでこのモジュールのコンテンツを AI に要約してもらうと次のようになります。

プロンプト: この Trailhead プロジェクトを要約してください。

応答: 記載の手順に従えば、Coral Cloud Resorts のエージェントがお客様とのやり取りを自律的に管理し、リゾートの正確な情報を取得して、さまざまな問い合わせに対処できるようになります。この結果、カスタマーサービスの効率性が高まり、迅速かつ一貫した応答を示しながら、人間のエージェントの負担を軽減できます。

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