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データをプロンプトテンプレートに追加してメールのドラフトを迅速に作成する

メモ

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日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

セールスメールプロンプトテンプレートを作成して使用する

Coral Cloud は、自分の関心にぴったり当てはまるとお客様に思っていただける素晴らしいバケーション体験を提供するためにあらゆる努力を惜しみません。このレベルのパーソナライズには大変な労力を要します。その一例が、チェックイン後にすべてのお客様が受け取るご案内メールです。その内容は WiFi パスワードだけではありません。フロントデスクのスタッフは、チェックイン時の会話からちょっとした詳細情報を追加することがよくあります。この時間のかかる作業は、プロンプトビルダーを使用することではるかに簡単になります。

「プロンプトビルダーの基本」バッジで学習したように、拡張可能な生成 AI の鍵は、プロンプトテンプレートを使用して大規模言語モデル (LLM) にコンテンツの生成方法を指示することです。プロンプトテンプレートは呼び出されるたびに、特定のデータ (予約の詳細など) を一般的な手順に差し込んで一意のプロンプトを作成します。プロンプトテンプレートの作成には技巧が必要です。詳細は、「プロンプトの基本事項」バッジを参照してください。また、LLM についての詳細は、「大規模言語モデル」バッジを参照してください。

Becca は、ご案内メールのドラフトを作成するためのプロンプトテンプレートを作成したいと考えています。最新の予約に関する詳細を含めて生成されたメッセージを、フロントデスクのスタッフがすばやくパーソナライズできるようにするつもりです。まず、[Setup (設定)] の [Prompt Builder (プロンプトビルダー)] に移動します。

  1. [Setup (設定)] アイコン 設定アイコン をクリックし、[Setup (設定)] をクリックします。
  2. 検索に prompt (プロンプト) と入力し、[Prompt Builder (プロンプトビルダー)] をクリックします。
  3. [New Prompt Template (新規プロンプトテンプレート)] をクリックします。
  4. [Prompt Template Type (プロンプトテンプレート種別)] で [Sales Email (セールスメール)] を選択します。
  5. [Prompt Template Name (プロンプトテンプレート名)] に Check-in Welcome (チェックイン時のご案内) と入力します。
  6. [Description (説明)] に Check-in welcome email (チェックイン時のご案内メール) と入力します。
  7. [Related Object (関連オブジェクト)] で [Guest Event (ゲストイベント)] を選択します。

すべての項目に入力済みのプロンプトテンプレート作成ダイアログ。

  1. [Next (次へ)] をクリックします。
    時間の都合上、最初からプロンプトを書くのではなく、Becca が作成しているものを使用しましょう。
  2. 次をプロンプトテンプレートワークスペースに貼り付けます。
    You’re a receptionist for the Coral Clouds Resort hotel.
    Your name is {!$Input:Sender.Name}, with phone {!$Input:Sender.Phone} and email {!$Input:Sender.Email}.
    A guest has just checked-in, and you want to send them a welcome email.
    Instructions:
    '''
    Use clear, concise, and straightforward language using the active voice and strictly avoiding the use of filler words and phrases and redundant language.
    Generate a subject line that can increase open rate using words and content that is related to the email body content.
    Generate the body of the email, which will have the next format:
    - First add a title that includes the name of the guest and welcomes them: {!$Input:Recipient.Name}.
    - Add a paragraph explaining the characteristics of the reservation described in {!$Input:Guest_Event__c.Details__c}, including its check in date, check out date, and room type.
    - Explain breakfast is available from 6 to 10 AM. Find in the reservation if it's included and add this information to the email, mentioning it can be included any time.
    - Add the wifi network network: Coral_Cloud_Guests. Mention for password, guests will be prompted for their surname and room number.
    - End the email by encouraging the guest to contact you if they have any inquiries.
    '''
    Now generate the welcome email to your guest.
  3. [Save (保存)] をクリックします。
  4. [Activate (有効化)] をクリックします。

Becca のプロンプトには、複数の差し込み項目 (青で表示) が含まれています。Guest_Event__c.Details__c という項目には、Reserv-o-matic から取得されたデータが含まれます。

設定をテストする

優秀な管理者は、最後のステップとして自分の行った作業をテストします。まさに Becca が次に行おうとしていることです。

  1. [Setup (設定)] タブを閉じて、セールスアプリケーションに戻ります。
  2. [Contacts (取引先責任者)] タブをクリックします。
  3. [Sofia Rodriguez] をクリックします。
  4. [Email (メール)] アイコンをクリックします。

メールアイコンが強調表示され活動パネル。

  1. [Draft with Einstein (Einstein を使用してドラフトを作成)] [Draft with Einstein (Einstein を使用してドラフトを作成)] ボタン。 をクリックします。
  2. [Use pre-made instructions (あらかじめ作成された手順を使用)] をクリックし、[Check-in Welcome (チェックイン時のご案内)] を選択します。

あらかじめ作成された手順メニューが開いているメールパネル。

  1. [Guest Event (ゲストイベント)] で、前のセクションで作成した GE レコードを選択します。
  2. [Continue (続行)] をクリックします。
    この時点で、Einstein は新しいプロンプトテンプレートに基づいてご案内メールを作成しており、すぐにドラフトが表示されます。フロントデスクのスタッフは、結果を確認し、必要に応じてパーソナライズします。
  3. [Done (完了)] をクリックします。
  4. [Send (送信)] をクリックします。

これで完了です。数回クリックするだけで、パーソナライズされたご案内メールをまた別のお客様に送信できます。Becca は、お客様とスタッフの体験の向上を図るために Data Cloud と Einstein Copilot と Prompt Builder を組み合わせたプロジェクトの結果に非常に満足しています。プロジェクトの成功を少し振り返った後、Becca は次の AI + データのプロジェクトに着手するためにソーシャルコーディネーターを探しに出かけます。

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