Analytics を使用して強力なダッシュボードをすばやく作成
学習の目的
Analytics ダッシュボード、何百万ものレコードからインサイトへ
あなたは、複雑な写真をどれほど完璧に説明できますか? 調べてみましょう。あなたとパートナーは背中合わせに座ります。パートナーは、あなたからの説明だけに基づいて、下の写真を絵に描く必要があります。画像を見せることはできません。準備はいいですか? 始めましょう!
簡単ではありません。それは、ビジネスデータを他の人が思い描けるように説明するのと同じくらい困難です。営業、サービス、マーケティング、ソーシャルメディア投稿、デバイスセンサーからの大量の情報が存在し、考えただけでも圧倒されます。明確に説明するには、どこから始めればよいのでしょうか? そして、どのように情報をまとめれば、社内の関係者が状況を明確に理解しやすくなるでしょうか? Analytics ダッシュボードを使用すれば、この作業がはるかに簡単になります。
- データを集計するウィジェットを作成するためのウィザード。
- ダッシュボードを離れずにさまざまな種類の質問に答えるためのウィジェットのインタラクション。
- さまざまなデバイス用にダッシュボードを最適化するレイアウト。
大量の作業のように思えますね。実際は、デザイナの指示に従って作成するので、それほど大変ではありません。ウィザードやレイアウトビルダーの助けを借りれば、デスクトップやモバイルなど各種のデバイスに適したダッシュボードをすばやく正確に作成できます。
作成を開始する前に、次の動画でダッシュボードに追加できるさまざまな種類のウィジェットをご覧ください。
作成する準備は整いましたか? それでは始めましょう。
営業パフォーマンス報奨ダッシュボードの作成
あなたは、タブレット、携帯端末、その他のハードウェアデバイスの大手プロバイダである DTC Electronics 社の Salesforce システム管理者です。国際営業マネージャの Laura は、今年末までに各営業担当が 2,250 万ドルの目標を達成すれば、すべての営業担当に 1 週間の豪華ボラボラ旅行を与えることにしています。あなたは Laura から、営業パフォーマンスを分析し、目標をまだ達成していない営業担当を特定するダッシュボードの作成を依頼されました。そうそう、ちなみにあなたもチームと一緒にこの豪華なバケーションに招待されています!
- 進行中の商談、成立した商談、不成立だった商談の合計金額を表示する。
- 各営業担当をどのようにサポートするのが適切かを判断するために、それぞれの営業パフォーマンスを分析する。
- 商談のリードから成立までの移行を促進するために、フェーズ別に商談を分析する。
- 低迷している商品ラインがないかを確認するために、商品ファミリ別に売上を分析する。
では、作成に取りかかりましょう。
Analytics Developer Edition 組織へのサインアップ
この Trailhead モジュールを受講する前に、Analytics が有効になっている無料の Developer Edition 組織にサインアップしてください。この組織は、学習中のスキルを練習できる安全な環境です。通常の Developer Edition 組織とは異なり、Analytics が有効になっている Developer Edition 組織には、限定的な Analytics Platform ライセンスが付属し、このモジュールに必要なサンプルデータが含まれています。developer.salesforce.com/promotions/orgs/wave-de でサインアップしてください。
詳細とサインアップ手順については、このトレイルの最初のモジュールの最初の単元を参照してください。
サインアップしましたか? では、新しい組織を Trailhead に接続しましょう。すでにこれを実行済みの場合は、この単元の次のセクションに進んでください。
- Trailhead アカウントにログインしていることを確認します。
- このページの最下部の「Challenge」セクションにある Trailhead Playground の選択リストで、[Developer Edition にログイン] を選択します。
- ログイン画面で、設定したばかりの Developer Edition のユーザ名とパスワードを入力します。
- [Allow Access? (アクセスを許可しますか?)] 画面で [Allow (許可)] をクリックします。
- [Want to connect this org for hands-on challenges? (この組織をハンズオン Challenge に接続しますか?)] 画面で [Yes! (はい)] をクリックします。保存します。再び Challenge ページにリダイレクトされ、新しい Developer Edition を使用して、このバッジを獲得できます。
ダッシュボードの作成
ダッシュボードを作成する場合、ゼロから始めることもできれば、テンプレートを使用することもできます。テンプレートは業界で実証済みの設計や推奨されるウィジェットが搭載されているため、面倒な作業を代わりにやってくれます。ダッシュボードテンプレートの基本事項については、次の動画をご覧ください。
ダッシュボードを最初から最後まで自分で構築する場合は、空白のダッシュボードから始めます。Laura の要件に基づいて、次のようなダッシュボードを計画します。
このテンプレートには、主要なパフォーマンス総計値を追跡するために使用できるいくつかのウィジェットが含まれています。ダッシュボードを参照中に検索条件を変更できるセレクタがあります (アクセスを編集する必要がありません)。さらに、グラフを使用して、各営業担当のパフォーマンスを比較したり、目標ラインを表示して現在誰が目標を達成しているかを調べたりすることができます。このダッシュボードは、Laura が求めることをすべて実行できるだけでなく、営業担当が自分のパフォーマンスを評価するのにも役立ちます。
では、このダッシュボードを作成してみましょう。
- 新しい Analytics Developer Edition 組織にまだサインアップしていない場合、または別のモジュールを行うためにサインアップ済みの場合でも、この時点でサインアップしてください。
- Analytics Developer Edition 組織にログインします。
- Analytics を開きます。Lightning Experience では、アプリケーションランチャー (
) で [Analytics Studio] を見つけて選択します。Salesforce Classic では、右上のアプリケーションメニューから [Analytics Studio] を選択します。
-
[作成] | [ダッシュボード] を選択します。
- [空白のダッシュボード] で、[空白のダッシュボードを作成] をクリックします。
ヒント: この演習では行いませんが、[テンプレートからダッシュボードを作成] をクリックすれば、テンプレートを基にダッシュボードを作成できます。テンプレートを適用できるのはダッシュボードを作成するときのみで、既存のダッシュボードには適用できません。
- ダッシュボードにタイトルを追加するには、ウィジェットツールバーのテキストウィジェットをダッシュボードキャンバスの左上にドラッグします。
- デフォルトのテキストを変更するには、ウィジェットの [テキスト] プロパティに「Sales Performance (営業パフォーマンス)」と入力します。
ヒント: ウィジェットのプロパティを表示するには、ダッシュボードを編集中にウィジェットを選択します。
- テキストウィジェットの右ハンドルをドラッグして、幅を 12 セルに広げます。これでテキストウィジェットが幅 12 セル、高さ 1 セルに拡大されました。
- コンテナウィジェットを右上のテキストウィジェットの下にドラッグしてから、下ハンドルをドラッグして高さ 6 セルにします。
- 新しいテキストウィジェットをこのコンテナウィジェット内の左上にドラッグして、テキストを「Key Metrics」 (主要な総計値) に変更します。
-
- コンテナウィジェットは唯一、他のウィジェットを含めることができる特殊なウィジェットです。他の種類のウィジェットは重ねることができません。
- コンテナウィジェットは唯一、他のウィジェットを含めることができる特殊なウィジェットです。他の種類のウィジェットは重ねることができません。
- [Key Metrics (主要な総計値)] テキストウィジェットの下に 3 つの数値ウィジェットを追加します。
- 各数値ウィジェットの右ハンドルをドラッグして幅を 3 セルにし、コンテナウィジェットにぴったり収まるようにします。
- ダッシュボードを保存するには、
をクリックして、ダッシュボードに「Sales Performance」 (営業パフォーマンス) という名前を付け、[私の非公開アプリケーション] を選択してから [保存] をクリックします。このダッシュボードを [私の非公開アプリケーション] に保存するのは、作成中に表示されないようにするためです。ダッシュボードを本番で使用する準備が整ったら、[共有アプリケーション] に置いて、Laura などの他のユーザがアクセスできるようにします。