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Summer '22 で認定 User Experience デザイナー資格を更新する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • ハンバーガーメニューと [戻る] ボタンの両方を iOS Mobile Publisher アプリケーションに表示する。
  • 対象プロンプトを使用してユーザーの成功を後押しする。
  • 管理者向けガイダンスセンターで管理者向けのリソースを見つける。
  • マトリックス形式の質問を使用してアンケートの完了率を高める。
  • アンケートにロゴを表示する。
  • フロー画面にセクションヘッダーを追加する。
  • エクスペリエンスビルダーの操作性の強化による円滑な作業を実現する。

Salesforce 認定資格

Salesforce 認定 User Experience デザイナー資格を保有している場合、その認定資格を維持するためには期日までにこのモジュールを修了する必要があります。資格を維持するためにもう 1 つ重要な点は、Trailhead アカウントと Webassessor アカウントをリンクさせておくことです。

この資格の取得を検討している方は、「Salesforce 認定 User Experience デザイナー」資格を参照してください。

メモ

このバッジは誰でも取得できますが、このモジュールは Salesforce 認定 User Experience デザイナーの有資格者を対象としています。

認定資格の機密を守る

質の高い認定試験を実施し、価値ある資格を認定することは Salesforce の最優先事項です。業界随一と広く認められている認定資格制度を維持するためには、試験のセキュリティを確保し、その機密を保持することが不可欠です。

Salesforce 認定資格プログラムに参加する場合は、「Salesforce Credential and Certification Program Agreement (Salesforce 認定資格プログラム規約)」に同意いただく必要があります。詳細は、Trailhead ヘルプ記事「Salesforce Credential and Certification Program Agreement and Code of Conduct (Salesforce 認定資格プログラム規約および行動規範)」に記載の Salesforce 認定資格試験の受験ポリシーを確認してください。

この 1 年間に多数の機能が強化されています。ここでは、今回のリリースの機能強化で特に重要なものについて説明します。

ハンバーガーメニューと [戻る] ボタンの両方を iOS Mobile Publisher アプリケーションに表示する

サイトヘッダーにハンバーガーメニューと [戻る] ボタンの両方を表示して、iOS ユーザーが Mobile Publisher アプリケーションを簡単にナビゲートできるようにします。[戻る] ボタンは、iOS 固有の機能です。(Android アプリケーションには、Android オペレーティングシステムによって搭載される独自の標準の [戻る] ボタンがあります。)

デフォルトでは、ホームページ以外のすべてのページで iOS の [戻る] ボタンがハンバーガーメニューに置き換わります。ただし、すべてのページにハンバーガーメニューと [戻る] ボタンの両方を表示するように、iOS アプリケーションを設定できます。

方法: エクスペリエンスビルダーで、[設定] | [Mobile Publisher] | [構成] に移動します。iOS アプリケーションにハンバーガーメニューと [戻る] ボタンの両方を表示するには、[[戻る] ボタンが表示されているときにハンバーガーメニューを表示する] を選択します。

対象: この変更は、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、Developer Edition の iOS Mobile Publisher アプリケーションに適用されます。

ユーザーエンゲージメントを通じてユーザーの価値を高める

対象プロンプトを使用してユーザーの成功を後押しする
アプリケーション内ガイダンスで対象プロンプトを使用する場合に対象となる下位レベルの要素が追加されました。グローバルヘッダーで Einstein Search、ヘルプ、Trailhead などの要素を対象にできます。または、リストビューやレコードページにあるアクションリボンのアクションボタンを対象にします。

対象: この変更は、Essentials Edition、Professional Edition、Enterprise Edition、Unlimited Edition、Developer Edition の Lightning Experience に適用されます。

方法: 下位レベルの要素を対象にするには、[設定] の [アプリケーション内ガイダンス] ページに移動して、対象プロンプトを選択し、任意の要素を選択します。

管理者向けガイダンスセンターで管理者向けのリソースを見つける
最新の Trailhead バッジや動画のほか、Trailblazer Community、Pardot Lightning、Success プラン、Manufacturing Cloud などのリソースが見つかります。各自の進行状況に応じたガイダンスセットが示されるようにする方法を学びます。

対象: この変更は、Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、Developer Edition の Lightning Experience に適用されます。インストール済みのアプリケーションに対応するガイダンスセットのみが表示されます。

方法: グローバルヘッダーにある学習パスのアイコンをクリックすると、管理者向けガイダンスセンターにアクセスできます。すべてのユーザーが学習パネルを使用できますが、管理者向けガイダンスセンターへのリンクが表示されるのはシステム管理者のみです。パネル内のガイダンスセンターをはじめてクリックすると、使用可能なリソースセットとその説明のリストが表示されます。

理由: 最新の情報とガイダンスを効率よく提示するために、新しいガイダンスセットが追加または削除されました。

以下はガイダンスセットの代表的なものです。

Trailblazer Community とつながる: コミュニティは仲間とつながり、仲間から学ぶための強力なツールです。推奨事項を確認して、管理者仲間と交流を図ります。

Success プランについて知る: アップグレードされたサポート環境登録者専用のリソースを確認します。

はじめての Admissions Connect: Admissions Connect について学びます。入学者選考プロセスを最大限に活用するために必要なすべてのリソースを確認できます。

はじめてのケース管理: ケース管理では、クライアント、サービス、プログラムを 1 つのビューで確認できます。実装してチームにロールアウトするために必要なすべてのリソースがまとめられています。

はじめての Manufacturing Cloud: 販売計画と売上予測、リベート管理などの設定に推奨される学習リソースを確認します。

はじめての Nonprofit Success Pack: Nonprofit Success Pack (NPSP) を設定して、非営利団体の一般的なニーズを解決します。

AppExchange を使用したビジネス問題の解決: AppExchange は、各自のビジネスニーズに応じたソリューションを見つける強力なリソースです。まずは、Salesforce Labs が構築した無料アプリケーションで、ユーザーに人気の高いものから試してみます。

Pardot Lightning にアップグレード: Pardot の Lightning アプリケーションを使用すれば、営業チームとマーケティングチームが 1 つのプラットフォームで連携して業務を遂行できます。推奨事項を参考に、すばやく簡単にアップグレードできます。

「管理者向けガイダンスセンターでのより多くのリソースの確認」に、すべてのガイダンスセットが記載されています。

Salesforce フィードバック管理を使用して参加を促す

マトリックス形式の質問を使用してアンケートの完了率を高める
参加者が複数の質問に同じ選択肢を使って回答できるマトリックス形式の質問を使用して、アンケートの完了率を向上させます。関連のある質問をグループ化し、マトリックス形式の 1 つの質問に選択形式の質問を 1 つ以上追加して、簡潔なアンケートを作成します。マトリックス形式の質問では参加者が各質問の回答を同じ選択肢の中から選ぶため、アンケートをすばやく完了できます。

対象: この変更は、Partner Developer Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、および Developer Edition の Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。

対象ユーザー: マトリックス形式の質問種別は、Salesforce Feedback Management Starter ライセンスと Growth ライセンスで使用できます。

方法: アンケートビルダーで [質問を追加] をクリックし、[マトリックス] を選択します。

アンケートのマトリックス形式の質問

アンケートにロゴを表示して、ブランド認知度を高める

アンケートに会社のロゴを追加して、ブランドアイデンティティを示します。ロゴを表示すると、ブランドロイヤルティが高まり、アンケートへの回答数が増え、完了率が向上します。

対象: この変更は、Partner Developer Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、および Developer Edition の Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。

対象ユーザー: アンケートにロゴを追加するには、ユーザーに Salesforce Feedback Management Starter ライセンスまたは Growth ライセンスが必要です。

方法: アンケートビルダーで、[ブランド] タブを選択し、[ロゴ] セクションまでスクロールダウンします。

アンケートビルダーの [ブランド] タブにある [ロゴ] セクション

ロゴを記載したファイルをアップロードするには、[ロゴをアップロード] (1) をクリックします。ロゴの配置 (2)、背景色 (3)、背景色の不透明度 (4) を指定できます。

フロー画面にセクションヘッダーを追加する

セクションヘッダーを使用して視覚的階層を形成し、ユーザーを画面の最重要項目に誘導します。ヘッダー付きのセクションは折りたたみ可能ですが、ユーザーが画面フローを効率的に完了できるように、デフォルトで常に展開されています。

対象: この変更は、Essentials Edition、Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、Developer Edition の Lightning Experience と Salesforce Classic に適用されます。

方法: 画面要素で、[セクション] コンポーネントを追加します。

画面エディターのセクションヘッダー

[ヘッダーを含める] (1) を選択して、ヘッダーの表示ラベル (2) を入力します。

セクションヘッダーは、ユーザーが画面フローを完了できるように誘導するものです。

エクスペリエンスビルダーの操作性の強化による円滑な作業を実現する

エクスペリエンスビルダーのユーザーが、明瞭性と効率性が向上したユーザーインターフェースを利用できるようになりました。Lightning Web Runtime (LWR) サイトでは、コンポーネントのプロパティパネルの新しいドロップダウンメニューを使用して、コンポーネントを簡単に複製できます。表示ラベルも修正され、LWR サイトの HTML タグに関連するテキストスタイルが明確になりました。また、エクスペリエンスビルダーの読みやすさを向上させるために、オペレーティングシステムでネイティブの sans serif フォントが使用されるようになりました。

対象: この変更は、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、Developer Edition の Lightning Experience および Salesforce Classic でアクセスする Aura サイトと LWR サイトに適用されます。

  • 新しいドロップダウンメニューとテキストスタイルの表示ラベルの変更は、LWR サイトのエクスペリエンスビルダーに表示されます。
  • フォントの改良は、Aura サイトと LWR サイトのエクスペリエンスビルダーに適用されます。

方法: LWR サイトのコンポーネントのプロパティパネルにドロップダウンメニューがあります。Aura サイトと同様に、1 回のクリック操作でコンポーネントを簡単に複製または削除できます。

メニューの選択肢に [複製] と [削除] が表示されている LWR サイトのコンポーネント

LWR サイトでは、[テーマ] パネルのテキストスタイルの表示ラベルが更新され、各テキスト要素とそのデフォルトの HTML タグの関係が明確になっています。たとえば、[特大ヘッダー] が h1 というデフォルトの HTML タグに関連付けられ、[ヘッダー 1] に変更されました。

テキストブロックコンポーネントのプロパティパネルにも、この更新後の表示ラベルが示されます。特定のテキスト要素の HTML タグを変更するときに、表示ラベルも修正する場合、画面にどのように表示されるかをプレビューできます。

エクスペリエンスビルダーでは、Aura サイトまたは LWR サイトで作業するユーザー向けに他の機能も強化されています。

[テーマ] パネル (左) のテキストスタイルの表示ラベルと、エクスペリエンスビルダーの [テキストブロック] プロパティパネル

Aura サイトと LWR サイトのどちらのエクスペリエンスビルダーでも、Lightning Experience と同様に、オペレーティングシステムでデフォルトの sans-serif フォントが使用されるようになりました。各オペレーティングシステムのデフォルトフォントは読みやすさを最大限に高めることを目的とするもので、大半のユーザーにとって Salesforce Sans フォントよりも読みやすいと感じられます。

エクスペリエンスビルダーのユーザーインターフェースのスタイルも、一部が改善されて読みやすくなりました。たとえば、すべて大文字であったタブのタイトルが、大文字と小文字の表記になりました。

エクスペリエンスビルダーの古い UI (左) と新しい UI の比較

リソース

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