ワークブックとシートで整理する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- ワークブックを使用する方法を説明する。
- ワークシート、ダッシュボード、ストーリーの違いを説明する。
- 作業領域を再配置する方法を説明する。
ワークシート: ビューを作成する場所
これまで、接続したデータが Tableau で表示されるさまざまな方法について学んできました。ですが、これで何をすればいいのか? と疑問に思っている人もいるでしょう。その答えを見つけるには、ワークシートがどのように機能するかを理解する必要があります。
ワークシートは、その名のとおり、viz を作成する作業を行う場所です。画像では、Sheet 1 というタブが確認できます。ビュー (またはシェルフやカード) にドラッグされたアイテムは、すべてシートの一部となります。Sheet 1 タブの横には、追加のワークシート (1)、ダッシュボード (2)、ストーリー (3) を作成できるアイコンがあります。
1) – ワークシートには、サイドバー内にシェルフ、カード、凡例、[データ] ペイン、[Analytics (アナリティクス)] ペインのある単一のビューがあります。
2) – ダッシュボードは、複数のワークシートからのビューのコレクションです。[Dashboard (ダッシュボード)] と [Layout (レイアウト)] ペインは、サイドバーにあります。詳細は、「ダッシュボード」を参照してください。
3) – ストーリーは、メッセージを伝達するために組み合わせて使用する、一連のワークシートまたはダッシュボードのセットです。ストーリーには、サイドバーの [ストーリー] と [レイアウト] ペインが含まれます。ストーリー作成の詳細については、「ストーリー」を参照してください。
Tableau では、デフォルトで、何かを新規に作成すると名前が付けられます (Sheet 1、Sheet 2、Dashboard 1 など)。簡単に見つけられるように、よりわかりやすい名前を付けることをお勧めします。
タブを右クリックし、[Rename (名前の変更)] を選択します。
ワークブック: 作業内容を 1 つにまとめて保持する
すべてのワークシート、ダッシュボード、ストーリーなどの作業を保存すると、ワークブックとして保存されます。このワークブックを使用して、作業の整理、共有、さらにパブリッシュを行います。
既存のワークブックを開くには、スタートページでワークブックのサムネイル画像をクリックします。
ワークスペースを再編成する
各ワークシートには、さまざまなカード、シェルフ、凡例などが含まれています。カードを再配置したり、ワークスペースの特定の部分を非表示および表示したり、プレゼンテーションモードを使用したビュー以外のすべてを非表示したりすることで、ワークシートの配置を変更することができます。
カードを再配置する
ワークシートに複数のカード、シェルフ、凡例、その他のコントロールが含まれていることがわかったところで、このような構成要素を使用してワークスペースをカスタマイズする方法を見ていきましょう。
カードを移動するには、移動するカードのタイトル領域にカーソルを合わせます。カーソルが移動記号 に変わったら、カードをクリックして新しい位置にドラッグします。
ワークシート上でカードをドラッグすると、カードをドロップできる場所を示す黒いバーが表示されます。
ワークスペースの各部分を非表示にする
ワークスペースの使用しない部分を非表示にすることも可能です。ワークスペース内にあるほとんどすべての構成要素は、オンとオフを切り替えることができます。
ツールバーまたはステータスバーを非表示にするには、[ウィンドウ] を選択して、非表示にする要素を選択します。(切り替え式のため、再度バーを表示する場合は、同じ手順を行ってください。)
- 左側で、[Data (データ)] ペイン (ワークシート用)、[Dashboard (ダッシュボード)] ペイン (ダッシュボード用)、または [Dashboards and Sheets (ダッシュボードとシート)] ペイン (ストーリー用) のいずれかであるウィンドウを非表示にするには、ペインの右上隅にある [Minimize (最小化)] ボタン をクリックします。ペインが、ワークブックの左下隅に最小化されます。ペインを元に戻すには、同じボタンをもう一度クリックします。
- カードを非表示にするには、ツールバーの [Show/Hide Cards (カードの表示/非表示)] をクリックし、非表示にするカードを選択します。再表示する場合も、同じ手順を行ってください。
- ワークシートウィンドウを元のデフォルトの状態に戻すこともできます。ツールバーの [Show/Hide Cards (カードの表示/非表示)] をクリックして、[Reset Cards (カードのリセット)] を選択します。
プレゼンテーションモード
Tableau を使用して結果を表示することもできます。各カードやシェルフを 1 つずつ非表示にする代わりに、プレゼンテーションモードに切り替えることができます。このモードでは、ビューとその関連する凡例、フィルターカード、パラメーターコントロール、ワークシートタブを除くシート上のすべてが非表示になります。
- プレゼンテーションモードのオンとオフを切り替えるには、ツールバーの [Presentation Mode (プレゼンテーション モード)] ボタン をクリックします。
- プレゼンテーションモード中に移動するには、右下隅にあるプレゼンテーションモードコントロールを使用します。
Tableau Desktop で viz を作成する方法を理解できましたね。これで、データの達人になれるでしょう。
リソース