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初めてのアンケートの準備

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • アンケートを作成できるかどうかを確認する。
  • アンケートを有効にする。
  • アンケートを作成して送信するためにプロファイルを割り当てる。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

アンケートは語る ...心は読めません

Ursa Major Solar は、太陽光発電関連の商品やシステムを提供している企業です。レディメイドソーラーソリューション部門は、同社の最新かつ急成長の部門です。ただし、急速な成長は、カスタマーサポート問題の増加につながります。Ursa Major では、成長に伴い、顧客の声に耳を傾けて顧客のニーズに応えたいと考えています。

そこで Ursa Major は、業績トップの営業担当、Erin Donaghue に顧客満足度調査を実施するように指示しました。Erin はまず、顧客が Ursa Major のソーラーパネルに満足しているかどうかを調べることにしました。

もちろん彼女はテレパシーで顧客の心を読むことはできませんから、直接聞くことにします。ただし、面談式のアンケートは時間がかかる上、常に正確であるとは限りません。ある調査では、対話式の調査よりもオンラインでのアンケートの方が正直な回答が得られることが判明しています。Erin は、たとえ好ましい答えではないとしても、真実が知りたいと考えています。そのため、オンラインでアンケートを実施することにしました。

Erin は Ursa Major のオフィスで腰掛けながら、コンピューターでアンケートを行います。

Ursa Major では顧客満足度が上がっているのか下がっているのかを知りたいので、1 回のアンケートだけでは不十分です。Erin は常に顧客に問いかけたいと考えています。アンケートを定期的に実施することで、その結果を比較できます。これにより、Ursa Major が顧客のニーズに応えているか、そして今後も応えることができるかを正確に評価できます。

幸いにも Ursa Major では Salesforce を使っていました。Erin は Salesforce アンケートを使うことにしました。見た目も綺麗で回答しやすいアンケートを簡単に作ることのできるツールです。Erin は Salesforce システム管理者である Maria Jimenez に開始を依頼しました。

アンケートの作成および送信の要件の確認

Maria はまず、Erin が Salesforce を使ってアンケートを作成する資格があるかどうかをチェックします。最初に要件を確認します。

Maria は運が良いです! Maria が Salesforce アカウントエグゼクティブに確認したところ、Developer、Enterprise、Unlimited エディションでは数に制限なく、Salesforce アンケートを作成して送信できることがわかりました。Maria はアンケートコンポーネントを有効にして、アンケートの作成と送信を許可する標準プロファイルを Erin に割り当てる必要があります。

アンケートを実際に作成してみる

ではここで新しい Trailhead Playground を作成し、このモジュールの手順を実行してみましょう。ページの最下部までスクロールし、Playground 名をクリックして、[Create Playground (Playground を作成)] を選択します。Trailhead Playground が作成されるまで通常 3 ~ 4 分かかります。また、ハンズオン Challenge を実行するときにも Playground を使用します。 

メモ

必ず新しい Trailhead Playground を使用してください。既存の組織や Playground を使用すると、Challenge に取り組んでいるときに問題が発生することがあります。

アンケートの有効化

Maria は、アンケートを使用するように Ursa Major 組織をセットアップしなければなりません。Ursa Major の従業員にのみ送られるアンケートであれば、単に Salesforce アンケートを有効にするだけで完了です。ただし、Erin はアンケートを顧客に送りたいのです。そのためには、Ursa Major に公開アクセスを許可する Experience Cloud サイトが必要です。Maria はすぐにはサイトを選択しません。まず Erin がテストアンケートを作成し、チーム内に送信するようにしたいと考えているためです。Maria がアンケートを有効にする方法を確認しましょう。

  1. 設定 をクリックし、[設定] を選択します。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスに Survey (アンケート) と入力します。
  3. [アンケートの設定] をクリックします。
  4. [アンケート] を有効にします。
メモ

Erin が顧客にアンケートを送信する準備ができたら、Maria はデフォルトのサイトとして Experience Cloud サイトを選択し、公開アンケートへの招待を作成する必要があります。

アンケートを有効にすると、2 つの標準アンケート ([顧客満足度] と [ネットプロモータースコア]) も組織に追加されます。

プロファイルの選択

Maria は、アンケートの作成と送信が許可されたプロファイルを Erin に割り当てる必要があります。Maria が Erin のプロファイルを選択する方法を見てみましょう。カスタムプロファイルが割り当てられたユーザーにアンケートの作成と送信を許可する方法については、この単元の「リソース」を参照してください。

  1. 設定 をクリックし、[設定] を選択します。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスに Users (ユーザー) と入力します。
  3. [ユーザー] をクリックします。
  4. ユーザーの名前をクリックします。このバッジでは、自分のユーザー名を選択します。
  5. [Edit (編集)] をクリックします。
  6. まだデフォルトで選択されていない場合は、[プロファイル] 項目で次のいずれかを選択します。
    • システム管理者
    • マーケティングユーザー
  1. [Save (保存)] をクリックします。

アンケートへの招待の共有を設定する

次に Maria はアンケートの共有の設定を行います。アンケート作成者にはすべての回答が見られるようにして、回答者には見られないようにします。アンケートには重要な顧客情報が含まれることがあるため、アンケートの所有者以外には回答が見られることがないようにすることで、回答者に安心してもらいたいのです。

  1. 設定 をクリックし、[設定] を選択します。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスに Sharing (共有) と入力します。
  3. [共有設定] をクリックします。
  4. [Edit (編集)] をクリックします。
  5. デフォルトで選択されていない場合は、[デフォルトの内部アクセス権] と [デフォルトの外部アクセス権] の両方の [アンケート] の横にある [非公開] を選択します。
  6. デフォルトで選択されていない場合は、[デフォルトの内部アクセス権] と [デフォルトの外部アクセス権] の両方の [アンケートへの招待] の横にある [非公開] を選択します。
  7. [Save (保存)] をクリックします。

これで、アンケートと Erin の権限の設定が完了しました。また、アンケートの回答者は、自分の回答だけを見られるように設定されています。

これで Erin は最初のアンケートを実施する準備ができました。

リソース

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