予定アシスタントをインストールし、権限を設定する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

予定アシスタント管理パッケージをインストールする。
予定アシスタントの権限セットを作成する。
権限セットを有効化する。
権限セットをユーザーに割り当てる。

このモジュールでは、受講者が Salesforce Field Service のシステム管理者で、予定アシスタントのインストールと設定を行う適切な権限を有するものと想定しています。けれども、システム管理者でなくても大丈夫です。このまま読み進み、本番組織でシステム管理者がこれらの手順をどのように実行するのかを学習しましょう。Trailhead Playground で次の手順を実行しないでください。予定アシスタントは、Trailhead Playground のサンプルデータでは使用できません。

管理パッケージをインストールする

Sita は、信頼できる Salesforce システム管理者である Maria Jimenez に連絡しました。チームが予定アシスタントのリアルタイムロケーションをすぐに使い始めることができるように、インストールと設定を行うよう依頼するためです。Maria は、すべての利点が 1 つの管理パッケージで利用できると知り喜んでいます。早速、組織に管理パッケージをインストールする準備に取りかかりました。

そこで、次の作業を実行します。

シークレットウィンドウに、ダウンロードリンクを貼り付けます。
[Appointment Assistant (予定アシスタント)] までスクロールして、[Install in Production (本番環境にインストール)] または [Install in Sandbox (Sandbox にインストール)] をクリックします。
Maria は、パッケージをインストールする際、必ず Sandbox でテストしてから本番組織に移行しています。
Salesforce のログイン画面で、パッケージをインストールする組織のユーザー名とパスワードを入力し、[ログイン] をクリックします。
[管理者のみのインストール] を選択し、[インストール] をクリックします。
地理位置情報や最適化サービスのサードパーティ Web サイトにアクセスを許可するには、要求を承認します。
パッケージがインストールされていることを伝えるメッセージが表示されたら、[完了] をクリックします。

Maria は、インストールが完了するのを待つ間、ヘルプ記事を参照することにしました。

予定アシスタント権限セットを作成する

Maria は予定アシスタントのインストールを完了しました。次は、チームが必要なものすべてにアクセスできるように権限を設定します。予定アシスタントの権限セットを作成し、権限セットを有効化して、派遣作業員に割り当てる必要があります。

まず、Maria は予定アシスタントの権限セットを作成します。

[Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Users (ユーザー) と入力します。
[権限セット] をクリックします。
[新規] をクリックします。
[Label (表示ラベル)] 項目に、権限セットの名前を入力します。
Maria は、Ursa Appointment Assistant (Ursa 予定アシスタント) と入力します。
[API 参照名] 項目をクリックすると、自動的に入力されます。
[License (ライセンス)] ドロップダウンで、[Field Service Appointment Assistant] を選択します。
変更内容を保存します。

権限セットを有効化する

Maria は、新しい予定アシスタント権限セットを作成しました。次は、権限セットを有効にして使用できる状態にします。

[Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに users (ユーザー) と入力します。
[権限セット] をクリックします。
[システム] セクションまでスクロールして、作成した予定アシスタント権限セットをクリックします。
Maria は、[Ursa Appointment Assistant] をクリックします。
[システム] セクションで、[システム権限] をクリックします。
[編集] をクリックします。
[Field Service Appointment Assistant (Field Service 予定アシスタント)] の横にある [Enabled (有効)] をクリックします。
変更を保存、確認します。

権限セットを派遣作業員に割り当てる

権限セットの準備は整いましたが、各派遣作業員に割り当てて各自が使用できるようにする必要があります。Maria はまず、派遣作業員の 1 人 James Clifton に権限を割り当てることにしました。

[Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに users (ユーザー) と入力します。
[ユーザー] をクリックします。
派遣作業員のユーザー名をクリックします。
Maria は [Clifton, James] をクリックします。
[権限セットの割り当て] にカーソルを置き、[割り当ての編集] をクリックします。
割り当てる権限セットまでスクロールして、権限セットを [Enabled Permission Sets (有効化された権限セット)] に移動します。
Maria は、[Ursa Appointment Assistant] を有効化します。
変更内容を保存します。

終わったら、Maria は James の [権限セットライセンスの割り当て] にカーソルを置き、権限セットが適切に割り当てられていることを確認します。すべての派遣作業員について上記ステップを繰り返し、チームメンバー全員に適切な権限を付与します。

この単元では、Maria が予定アシスタント管理パッケージをインストールし、チームに権限を設定する様子を見てきました。次は、リアルタイムロケーションコンポーネントを追加する方法を学習します。

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