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マインドフルネスの基盤の構築

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • マインドフルネスが重要である理由、チームにとってのメリットを明確に説明する。
  • マインドフルネスと瞑想の相違点を説明する。
  • 呼吸することおよび心と体の結びつきの重要性を説明する。

マインドフルネスによる生活と仕事の変革

(「職場でのウェルビーイング」で学習したように) 過去 2 年間で 30% の労働者が重度のストレス、不安、鬱病を報告している中で、私たちそれぞれが、存続しているだけの状態から成功している状態へと変わるために必要なインサイトとリソースを持つことがますます重要になっています。従業員はストレスが少ないほど、より健康で幸せで、革新的かつ積極的です。そして、それはビジネスの医療コストの低下、生産性の向上、労働者の能力向上につながります。

それだけではありません。アメリカ心理学会によると、マインドフルネスを実践すると、グループと個人の両方に次のような利点があります。

  • ストレスの軽減
  • 睡眠の質の向上
  • 集中力と記憶力の向上
  • 感情的な反応の抑制
  • 自己観察の向上

個人とチームがマインドフルネスを優先すると、回復力も培われます。その結果、より効果的に家庭や職場での日々のストレスに対応できます。

オームの音を発しながら瞑想している人の画像。

マインドフルネスとは?

下記の引用

「マインドフルネスとは一種のエネルギーで、私達が今ここに完全に存在し、体、感情、心の中や、世界で何が起きているかを認識するのを助け、人生の素晴らしさに触れることで私たちを育み、癒すことができるものです。」— 禅師、Thich Nhat Hanh

世界的に評価されている精神的指導者、詩人、および平和活動家である Thich Nhat Hanh は、フランス南西部にある Plum Village の創立者です。Plum Village は、ヨーロッパ最大の仏教の僧院で、世界最大のマインドフルネス実践センターです。彼は、マインドフルな環境を作成することについてよく知っています。 

Plum Village によれば、「マインドフルネスとは、現在の瞬間を認識し気付いているエネルギーです。(中略)私たちは、皿を洗っているとき、車を運転しているとき、朝のシャワーを浴びているときにも、体と心を調和させています。」Plum Village では、歩く、食べる、働くなどの一般的な日常活動も意図的でマインドフルな方法で実践されています。 

ただし、マインドフルネスは僧侶だけのものではありません。マインドフルネスを、食べる、聞く、歩くなどの日常の不可欠な活動に組み入れることを検討しましょう。体、特に呼吸に対するマインドフルネスは、どこにいて何をしていても、自分自身の内側と外側で何が起きているかの認識を高めるために築くことのできる基盤です。最終的には、マインドフルネスは、私たちの生活、仕事、関係における新しい視野と可能性を開くジャーニーです。

マインドフルネスと瞑想の違い

これらの 2 つの用語がほとんど同じ意味で使用されるのを聞いたことがあるかもしれませんが、マインドフルネスと瞑想の間には重要な違いがあります。 

  • マインドフルネスは、この瞬間に完全に存在し、認識するために今とここに注意を向けることです。
  • 瞑想はサンスクリット語で「開拓」または「開発」を意味する bhavana という言葉に由来しています。瞑想は、マインドフルネス、思いやり、理解などの肯定的な習慣を開拓する行為を指します。

2 つの行為は調和して連携します。たとえば、マインドフルネスを使用して瞑想中の認識を高めます。たとえば、瞑想中に何回気が逸れて ToDo リストのことを考えたかなどを認識します。同様に、瞑想を実行することは、マインドフルネスの能力を高めるための優れた方法です。 

呼吸への集中

下記の引用

「日常生活において、体はそこにあるのに心が別のところにあることがよくあります。心は将来のこと、プロジェクトのこと、過去のことを考えていたり、怒り、恐れ、心配にとらわれていたりして、体と同じ場所にあることがまれです。吸った息と息を吸うことに注意を向けると、心を体の中に戻すことができるのはそのためです。— 禅師、Thich Nhat Hanh

呼吸は基本的ながら強力なツールです。どこにいてもどう感じていても、呼吸は常に自分と共にあります。そのため、我を忘れそうなとき、強い感情に押し流されそうなとき、心配で気もそぞろなときに、心をつなぎとめる理想的な錨 (いかり) となります。呼吸に戻ることで、いつでも落ち着きを取り戻すことができます。

1 日のどの時間でも、短時間で簡単に行うことでストレスを軽減できます。日常の活動中のほんの 1 ~ 2 分で自分を中心に置き直すことができます (通勤しているとき、列に並んで待っているとき、エレベーターに乗っているときなどを考えてみてください)。 

その方法について説明する前に、呼吸の重要性についての Thich Nhat Hanh の講話「Breathe as a Free Person, Walk as a Free Person (自由な人間として呼吸し、自由な人間として歩く)」の短い動画をご覧ください。

リソース

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