学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

視覚的な探索のベストプラクティスに従って、データを検証して理解する。
データをさまざまな詳細レベルで検証する。
マークタイプのエンコードを変更する。

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版の Trailhead を活用する方法については、自分の言語の Trailhead バッジをご覧ください。

チェック: Tableau Public アカウントに接続する

まだ Tableau Public アカウントがない場合やプレイグラウンドがタイムアウトした場合は、右側の [Playground (プレイグラウンド)] ウィンドウでアカウントにログインしてください。まだ Tableau Public アカウントをお持ちでない場合は、この時点で登録し、アカウントを有効化してから、このインタラクティブな単元に取り組んでください。詳しい手順は「The Tableau Data Model (Tableau データモデル)」を参照してください。

Tableau Public のログインセッションの期限が切れた場合や、この単元を完了する前にページを更新した場合は、プレイグラウンドがリセットされます。この単元は一度に終わらせてしまうことをお勧めします。

詳細を検証する

『Great British Bake Off (ブリティッシュベークオフ)』では、各エピソードでベーカーに「Signature (オリジナル)」「Technical (テクニカル)」「Showstopper (マスターピース)」という 3 つの課題が与えられます。「Technical (テクニカル)」では、ベーカー全員が同じものを作ります。他方、「Signature (オリジナル)」と「Showstopper (マスターピース)」については、何を作るかの条件が伝えられ、その中で独自のものを作り出さなければなりません。

Viz を絞り込んで、求めているデータを見つけ出す

このデータを調査して、データソースのすべてのフィールドに内容を反映するわかりやすい名前が付いていることを確認します。前述のとおり、テーブルはその名前の横にあるキャレットを使用して、展開したり折りたたんだりすることができます。また、フィールドをナビゲートしやすいように [Data (データ)] ペインの幅を調整できます。

[ChallengeBakes] テーブルの [Season Episode (シーズン/エピソード)] フィールドは、各シーズンの各エピソードを示す 1 つのフィールドで、シーズン 3 のエピソード 10 は s3e10 と表示されます。

[ChallengeBakes] テーブルから、[Season Episode (シーズン/エピソード)] を [Rows (行)] シェルフにドラッグします。
[Episodes] テーブルの [Showstopper (マスターピース)] を、[Season Episode (シーズン/エピソード)] の右にある [Rows (行)] シェルフにドラッグします。[Showstopper (マスターピース)] フィールドは、ベーカーに何を作るように指示したかの説明です。

ここに表示されている Abc は何なのかと思うかもしれません。これはマークのプレースホルダーです。現在は、データの構造を探索して、ヘッダーを作成しています。Abc についてはここでは触れず、後ほど説明します。
この時点の Viz にはシーズン/エピソードごとに 1 つの行があります。シーズン 3 エピソード 10 (s3e10) までスクロールダウンします。この [Showstopper (マスターピース)] フィールドの値は [Chiffon Cake (シフォンケーキ)] です。これは、s3e10 の「Showstopper (マスターピース)」チャレンジでベーカーに作るように指示されたものです。Viz を絞り込んで、この値を見てみましょう。
[Chiffon Cake (シフォンケーキ)] という用語を右クリックして、[Keep Only (選択したデータのみを保持)] を選択します。[Keep Only (選択したデータのみを保持)] を選択すると、[Showstopper (マスターピース)] フィールドに、「Chiffon Cake (シフォンケーキ)」という値のみが含まれるように自動的に設定されたフィルターが追加されます。
次に、別の [Showstopper (マスターピース)] フィールドを見てみましょう。[Data (データ)] ペインの上部にある検索バーに、show と入力します。[Data (データ)] ペインがフィルタリングされます。[ChallengeBakes] テーブルの下に、[Showstopper (ChallengeBakes.csv) (マスターピース (ChallengeBakes.csv))] が表示されます。
[Showstopper (ChallengeBakes.csv) (マスターピース (ChallengeBakes.csv))] を、[Showstopper (マスターピース)] の右にある [Rows (行)] シェルフにドラッグします。[Showstopper (ChallengeBakes.csv) (マスターピース (ChallengeBakes.csv))] フィールドは、シフォンケーキと指定された「Showstopper (マスターピース)」チャレンジで、各ベーカーが何を作ったかの説明です。
検索バーをクリアするために、検索フィールドにカーソルを置き、表示された [X] をクリックします。検索を終了した後に検索バーをクリアすることは、整然としたワークスペースにするためのベストプラクティスです。

マークを更新する

エピソード 10 は最終回で、3 人のベーカーしか勝ち残っていないため、この時点の Viz は 3 行のみです。この 3 人のベーカーは、「Family Reunion Chiffon Cake (親族会シフォンケーキ)」「Heaven and Hell Chiffon Cake (天国と地獄のシフォンケーキ)」「United Chiffon Cakes (団結のシフォンケーキ)」を作りました。けれども、誰がどのケーキを焼いたのかがわかりません。

検索バーで Baker (ベーカー) を検索します (または [Bakers.csv] テーブルを開きます)。
[Bakers.csv] テーブルの [Baker (ベーカー)] を、[Marks (マーク)] の下にある [Text (テキスト)] シェルフ ([Color (色)] と [Size (サイズ)] の横) にドロップします。
続いて、検索をクリアします。このアクションによって Abc がベーカーの名前に置き換えられるはずです! ベーカーの名前はテキストマークです。マークが、点、棒、線など、グラフやチャートに示されるビジュアル要素である場合もあります。
[Marks (マーク)] カードで、[Baker (ベーカー)] ピルの前にある T アイコンをクリックします。
[Color (色)] に変更します。各ベーカーが色付きの正方形のマークで表示され、ベーカーの名前に対応する色の凡例が示されます。

この Viz で、2 つの [Showstopper (マスターピース)] フィールドに、それぞれ詳細レベルが異なる情報が含まれていることを確認しました。

[Episodes] テーブルにある [Showstopper (マスターピース)] は課題の説明で、エピソードごとに 1 つ設定されます。
[ChallengeBakes] テーブルにある [Showstopper (マスターピース)] は、ベーカーのレシピの説明で、エピソードのベーカーごとに 1 つ設定されます。

そのため、[ChallengeBakes] テーブルのフィールド名を変更して、このフィールドが各チャレンジのエピソードレベルの説明ではなく、各チャレンジの各ベーカーの個々の料理であることを明確にすることが望まれます。

フィールドを更新する

フィールド名を変更して、どのようなデータなのか明確にします。

[Data (データ)] ペインで、[Showstopper (ChallengeBakes.csv) (マスターピース (ChallengeBakes.csv))] を右クリックして、名前を Individual Showstopper (各人のマスターピース) に変更します。
同様に [Signature Bake (オリジナル)] フィールドの名前も Individual Signature (各人のオリジナル) に変更します。

わかりやすいシート名に変更する

最後に、Viz がどのようなものなのかをあなたやあなたの関係者が把握できるように、シートの名前を変更します。

画面の下の [Sheet 1 (シート 1)] という用語をダブルクリックします。
シートの名前を Validation (検証) にします。
続いて、シートタブの任意の場所をクリックします。

データが大幅に整理され、作業しやすくなりました。この過程で、Tableau でメタデータ管理がどのように機能するかについての理解が深まったのではないかと思います。

ブラウザーが小さすぎます