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認定 Marketing Cloud Account Engagement 資格の更新

学習の目的 

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Optimizer を使用して Account Engagement ビジネスユニットの円滑な実行を維持する。
  • Engagement Studio の拡張性を強化してタスクを自動化する。
  • プロスペクトのエンゲージメント後に外部アクションをトリガーする。
  • Account Engagement でセグメンテーションやパーソナライゼーションに Data Cloud を使用する。
  • Account Engagement で使用されていないファイルをすばやく見つける。

Salesforce 認定資格

Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト資格を保有している場合、その認定資格を維持するためには期日までにこのモジュールを修了する必要があります。資格を維持するためのもう 1 つ重要な点は、Trailhead アカウントと Webassessor アカウントをリンクさせておくことです。

この資格の取得を検討している方は、Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト資格を参照してください。

メモ

このバッジは誰でも取得できますが、このモジュールは Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリストの有資格者を対象としています。

認定資格の機密を守る

質の高い認定試験を実施し、価値ある資格を認定することは Salesforce の最優先事項です。業界随一と広く認められている認定資格制度を維持するためには、試験のセキュリティを確保し、その機密を保持することが不可欠です。

Salesforce 認定資格プログラムに参加する場合は、「Salesforce 認定資格プログラム同意書」に同意いただく必要があります。詳細は、Trailhead ヘルプ記事「Salesforce 認定資格プログラム同意書および行動規範」に記載の Salesforce 認定資格試験の受験ポリシーを確認してください。

この 1 年間に多数の機能が強化されています。ここでは、今回のリリースの機能強化で特に重要なものについて説明します。

Optimizer を使用して Account Engagement ビジネスユニットの円滑な実行を維持する

必要に応じて、パフォーマンス情報、おすすめ、必要なステップを [Optimizer] ページに表示します。Optimizer 機能が前回のリリースから一部変更され、正式リリースされました。[Configuration Issues (設定の問題)] テーブルを使用して、機能へのアクセスを妨げている設定の問題を診断して対処します。[Performance Improvement Measures (パフォーマンス改善基準)] テーブルに適切な基準が表示されるようになったため、各自のビジネスユニットで何が適切に機能しているのかを確認できます。また、新しい Prospect Change Monitor (機能ごとのプロスペクト変更監視) では、どの機能によってビジネスユニットのプロスペクトが最も頻繁に変更されているのかを把握できます。

対象: この変更はすべての Account Engagement エディションに適用されます。

方法: Account Engagement 設定で Optimizer にアクセスし、ページのテーブルを確認します。[Optimizer] ページの上部に、全般的な状況 (1) と、プロスペクトの変更を機能別にまとめた円グラフ (2) が示されます。


状況と Prospect Change Monitor のスクリーンショット

テーブルを確認し、設定やパフォーマンスに関する重要な問題を修正します。[Performance Improvement Measures (パフォーマンス改善基準)] テーブルで、フィルターを使用してすべての基準を表示します (1)。次に、注意が必要な基準と、ビジネスユニットのパフォーマンスが良好な基準を確認します (2)。


「懸念事項」と「良好」の状況が表示されている [Performance Improvement Measures (パフォーマンス改善基準)] テーブルのスクリーンショット

プロスペクトの変更のソースを監視する

Prospect Change Monitor を使用して、どの機能でビジネスユニットのプロスペクトレコードが作成または更新されているかを確認します。この監視機能を使用して、ビジネスユニットの処理能力を大量に消費している可能性がある API インテグレーションやオートメーションを調整できます。Account Engagement の [Optimizer] ページから Prospect Change Monitor にアクセスします。

拡張性を強化してタスクを自動化する

拡張性の強化の一環として、Account Engagement の外部でプロスペクトにアクションを実行できるようになりました。Winter '23 リリースでは、Engagement Studio の外部アクションを使用して、マーケティングテックスタックを合理化し、サードパーティアプリケーション用の外部アクションを作成できます。

Web セミナーにプロスペクトを自動的に登録したり、SMS テキストを送信したり、Salesforce で新規リードを作成したりして、Engagement Studio プログラムを強化します。外部アクションは、呼び出し可能なアクションに基づいて構築されるため、ビジネスニーズに合わせてカスタマイズできます。外部アクションを個別に使用するか、外部アクティビティと併用して、プラットフォーム間のオートメーションのギャップを埋めます。

対象: この変更は、Plus Edition、Advanced Edition、および Premium Edition の Account Engagement Lightning アプリケーションに適用されます。

理由: 大部分のマーケティングチームは複数のアプリケーションを使用して、プロスペクトとやりとりしたり、リードを育成したりします。こうした拡張性の強化により、マーケティング担当者が業務の遂行に使用する Account Engagement と他のアプリケーション間の障壁が取り除かれます。外部アクションを使用して、ソリューションをシームレスに統合し、マーケティングを最適化します。

方法: プロスペクトとやりとりするために使用するサードパーティアプリケーションごとに、マーケティングアプリケーション拡張機能を設定し、開発者と連携して各自のユースケースに応じた呼び出し可能なアクションを作成します。その後、アクション種別をマーケティングアプリケーション拡張機能に追加します。


1 つのアクション種別が追加されたマーケティングアプリケーション拡張機能の関連リスト

アクションが設定されたら、マーケティングチームが Engagement Studio プログラムでそのアクションを使用できます。

Salesforce に取引先を作成する外部アクションを使用する Engagement Studio アクションステップ

プロスペクトのエンゲージメント後に外部アクションをトリガーする

完了アクションがある Account Engagement アセットで外部アクションをトリガーできるようになりました。Winter '23 リリースで、外部アクションが拡張され、完了アクションが追加されました。たとえば、サインアップフォームに入力したプロスペクトを Web セミナーに登録できます。プロスペクトがカスタムリダイレクトリンクをクリックした後にテキストメッセージを送信したり、プロスペクトが価格設定ページにアクセスしたときに営業チームにアラートを送信したりできます。

対象: この変更は、Growth Edition、Plus Edition、Advanced Edition、および Premium Edition の Account Engagement に適用されます。

Account Engagement でセグメンテーションやパーソナライゼーションに Data Cloud を使用する

Account Engagement を Data Cloud に接続して、顧客データを活用したり、セグメンテーションを改善したり、パーソナライゼーションを向上させたりします。Data Cloud の情報を利用して、顧客と会社のさまざまなやりとりを基に Account Engagement を強化します。

Data Cloud で Account Engagement コネクタを作成します。次に、Account Engagement で、Data Cloud セグメントに基づいてダイナミックリストを作成し、Data Cloud のユーザーに直接マーケティングを行います。Account Engagement を使用して、ナーチャリング、メール送信、Data Cloud ユーザーへのマーケティングなどを実施します。 

Account Engagement と Data Cloud のインテグレーションにより、テックスタック全体の顧客データを結び付けて、パーソナライズされたアウトリーチを強化できます。

対象: この変更は、すべての Account Engagement エディションに適用されます。

Account Engagement で使用されていないファイルをすばやく見つける

[ファイル] リストビューの新しい [最後の表示日時] 項目を使用すると、必要に応じてストレージ容量を簡単に解放できます。誰かがオンラインでファイルにアクセスした最後の時間や、メールやランディングページでファイルを表示した最後の時間を確認できます。ファイルリストを並べ替えて、使用されていないファイルを見つけて削除したり、アクセス頻度が最も高いファイルを特定したりします。データの統合ビューを取得するには、CSV をエクスポートします。エクスポートファイルで [Record Location (レコードの場所)] 列のリンクを使用してファイルのレコードを開くと、編集または削除を容易に行うことができます。

対象: この変更はすべての Account Engagement エディションに適用されます。

リソース 

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