LLM データマスキングポリシーを設定する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Data 360 と Einstein AI を含むカスタム Playground にサインアップする。
- Trust Layer で LLM データマスキングを設定する。
- プロンプトビルダーでマスクされたデータを確認する。
Data 360 と Einstein AI を含むカスタム Playground にサインアップする
このプロジェクトを完了するには、Data 360、Einstein AI、サンプルデータを含むカスタム Playground が必要です。このページ上部の [Playground を作成] ボタンをまだクリックしていない場合は、今すぐクリックし、手順に従ってカスタム Playground を作成し、Trailhead に接続してください。
パスワードをリセットしたら、ログインして Playground を接続できるようになるまで、数分かかる場合があります。
Einstein Trust Layer を設定する
Einstein 生成 AI を有効にする
Einstein Trust Layer データマスキングポリシーを設定する前に、Einstein 生成 AI を有効にする必要があります。Einstein Trust Layer が正しく機能し、Einstein Trust Laye 設定を確認するには、Data 360 が必要です。このモジュール用に、Data 360 と Salesforce を含むカスタム Playground の一部として Data 360 が事前に設定されています。あとは、Einstein 生成 AI を有効にし、Einstein Trust Layer を設定するだけで使用できます。この単元のすべての手順を実行したら、最後の [Challenge を確認して 500 ポイントを獲得] をクリックします。
- Data 360 と Salesforce を含む Playground をまだ起動していない場合は、起動します。
- 歯車アイコン (
) をクリックして、[Setup (設定)] をクリックします。[Setup (設定)] ページが新しいタブで開きます。
- [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Einstein Setup (Einstein 設定)] を検索して選択します。
- [Turn on Einstein (Einstein を有効化)] 切り替えが [On (オン)] に設定されていることを確認します。
![Einstein を有効化し、Trust Layer 設定を調整できる [Einstein Setup (Einstein 設定)] ページ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/llm-data-masking-in-the-einstein-trust-layer/configure-llm-data-masking-policies/images/ja-JP/5c919f28d9b3d5279d3efe6fa214327b_kix.2f132ks7vo2r.png)
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[Go to Einstein Trust Layer (Einstein Trust Layer に移動)] をクリックします。Einstein Trust Layer 設定が表示されない場合は、画面を更新します。
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[Large Language Model Data Masking (大規模言語モデルデータマスキング)] がまだ有効になっていない場合は、切り替えを使用して有効にします。
ここで、リストされたデータの種別を確認しておきましょう。名前、メールアドレス、クレジットカード番号などの機密データ種別のリストが表示されています。前の単元では、パターンベースのマスキングについて学習しました。ここでは、Einstein Trust Layer がパターンとコンテキストを使用して検出できるデータの種別を確認できます。[Name (名前)]、[Email Address (メールアドレス)]、[Phone Number (電話番号)]、[Credit Card (クレジットカード)]、[US SSN (米国 SSN)] はデフォルトでマスクされます。

セールスメールを有効にする
[Sales Emails (セールスメール)] を有効にします。
メールプロンプトテンプレートを作成する前に、セールスメールを有効にする必要があります。
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[Quick Find (クイック検索)] ボックスに「
Einstein for Sales」と入力します。 -
[Einstein for Sales] をクリックします。[Einstein for Sales] ページが開きます。
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[Turn on Sales Emails (セールスメールを有効化)] スイッチを [Enabled (有効)] に切り替えます。メモ: リリースには最大 10 分かかる場合がありますが、待たずに次のステップに進んでください。
次に、プロンプトビルダーでデータマスキングの実際の動作を確認しましょう。「プロンプトビルダーの基本」バッジで学んだように、スケーラブルな生成 AI の鍵は、プロンプトテンプレートを使用して大規模言語モデル (LLM) にどのようにコンテンツを生成させるかを指示することです。
メールプロンプトテンプレートを作成する
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[Einstein Generative AI (Einstein 生成 AI)] メニューを展開し、[Prompt Builder (プロンプトビルダー)] をクリックします。[Prompt Builder (プロンプトビルダー)] メニューが表示されない場合は、ページを更新してください。
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[New Prompt Template (新規プロンプトテンプレート)] をクリックします。
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[Prompt Template Type (プロンプトテンプレート種別)] で [Sales Email (セールスメール)] を選択します。リストに [Sales Email (セールスメール)] が表示されない場合は、画面を更新してください。
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[Prompt Template Name (プロンプトテンプレート名)] を入力します。ここでは
Verification Email(確認メール) (API 参照名:Verification_Email) とします。
- [Template Description (テンプレートの説明)] を入力します。この説明はプロンプトテンプレートのリストに表示され、複数追加したプロンプトテンプレートを区別するのに便利です。ここでは
Verify contact information(取引先責任者情報の確認) とします。
- [Recipient (取得者)] 項目はデフォルトで [Contact (取引先責任者)]、[Related Object (関連オブジェクト)] 項目は空白になります。デフォルトを受け入れて、[Next (次へ)] をクリックします。プロンプトテンプレートワークスペースにリダイレクトされます。
データマスキングを確認する
できました! このシナリオ用に、プロンプト内でデータがどのようにマスクされるかを確認するためのプロンプトを用意しました。プロンプトテキストには、個人を特定できる情報 (PII) や支払いカード業界 (PCI) の情報がいくつか含まれています。通常、プロンプトテンプレートを作成する場合、取引先責任者レコードの差し込み項目を使用しますが、ここではこの情報を直接プロンプトに含めます。
- 次のテキストをコピーしてプロンプトテンプレートワークスペースに貼り付けます。
Your name is Becca and you’re a Sales associate at Coral Cloud Resorts writing an email to a new contact to verify their information on record. Instructions: """ Introduce yourself welcome the new contact Andy Young. Let them know that you’re sending this email to verify their information. List the following information as a bullet list. Full Name: Andy Young Company Name: Dickenson PLC Business Phone Number: (785) 241-6200 Mobile Phone Number: (785) 265-5350 Email: a_young@dickenson.com SSN: 243930486 Credit Card on file: 378282246310005 Use clear and straightforward language, using active voice, and avoiding the use of filler words. End with asking them to call Coral Cloud Resorts to verify their information on the file """ Now create the email.
- [Preview Settings (設定をプレビュー)] で、[Inputs (入力)] に
Andyと入力し、Andy Young を選択します。
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[Save & Preview (保存 & プレビュー)] をクリックします。[Resolved Prompt (解決済みプロンプト)] タブと [Generated Response (生成された応答)] タブが次のように表示されます (LLM の応答は多少異なる場合があるため、表示が必ずしも完全に同じとは限りません)。

[Resolved Prompt (解決済みプロンプト)] タブには、プレースホルダー情報を使用したプロンプトテキストが表示されます。これは、LLM に送信表示されるプロンプトテキストです。ここで、データが LLM に送信される前にマスクされたデータのプレビューを確認できます。[Generated Response (生成された応答)] タブには、マスク解除後の実際の情報が反映された生成済みのメールが表示されます。[Generated Response (生成された応答)] タブには盾アイコン (
) が表示され、データマスキングの詳細を表示できるリンクが含まれています。
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[Generated Response (生成された応答)] タブで、盾アイコンをクリックしてデータマスキングの詳細を表示します。新しいウィンドウが開き、マスクするために使用されたプレースホルダーと対応する実際の値を確認できます。クレジットカード番号、メールアドレス、人物名、両方の電話番号、SSN がマスクされています。ただし、会社名はまだマスクされていません。
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[OK] をクリックしてデータマスキングの詳細ウィンドウを閉じます。

LLM データマスキング設定を更新する
このケースでは、会社名もマスクしたいため、設定に戻って更新します。
- 歯車アイコン (
) をクリックして、[Setup (設定)] をクリックします。[Setup (設定)] ページが新しいタブで開きます。
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[Quick Find (クイック検索)] ボックスに
Einsteinと入力します。
- 左ペインの [Einstein Generative AI (Einstein 生成 AI)] メニューを展開します。
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[Einstein Setup (Einstein 設定)] をクリックします。[Einstein Setup (Einstein 設定)] ページが開きます。
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[Go to Einstein Trust Layer (Einstein Trust Layer に移動)] をクリックします。
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[Sensitive Data (機密データ)] の下で [Company Name (会社名)] のマスキングを有効にします。
会社名のデータマスキングを確認する
- [Verification Email (確認メール)] タブを表示するプロンプトビルダーのタブに移動します。Verification Email (確認メール) プロンプトテンプレートを閉じた場合は、左ペインのプロンプトビルダーメニューに移動して開くことができます。前のセクションで作成した [Verification Email (確認メール)] プロンプトテンプレートをクリックして開きます。
- [Preview Settings (設定をプレビュー)] で、[Inputs (入力)] に
Andyと入力し、Andy Young を選択します。
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[プレビュー] をクリックします。
メモ: LLM データマスキングの更新が反映されるまで、数分かかる場合があります。
- [Generated Response (生成された応答)] タブのデータマスキングの盾 (
) をクリックします。会社名がマスクされていることを確認します。
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[OK] をクリックしてウィンドウを閉じます。

Salesforce 組織で LLM データマスキングを実装した後は、定期的にテストを行ってください。また、特定のユースケースで特定の種別のデータをマスクすると、LLM の応答の品質にどのような影響を与えるかを評価することも重要です。大規模言語モデルは時間とともに変化し改善されるため、得られる結果を定期的に評価することは、生成 AI でのベストプラクティスの 1 つです。
無効なクレジットカード番号がマスクされないことを確認する
一部の機密データには、クレジットカード番号、SSN、さらには電話番号のように、特定の形式や入力規則があります。LLM データマスキングはこれらのルールを認識し、値が有効かどうかを確認します。値が有効でない場合、そのデータはマスクされません。プロンプトテキスト内のクレジットカード番号を変更して、動作を確認してみてください。
- 先ほど作成した同じ Verification Email (確認メール) プロンプトテンプレートを使用します。プロンプトテキスト内で、クレジットカード番号を次のように変更します。
変更前: Credit Card on file: 378282246310005
変更後:
Credit Card on file:333312312312312 -
[Save & Preview (保存 & プレビュー)] をクリックします。
- [Generated Response (生成された応答)] タブのデータマスキングの盾 (
) をクリックします。変更したクレジットカード番号はマスクされていません。
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[OK] をクリックしてウィンドウを閉じます。
この単元では、Einstein Trust Layer 設定でデータマスキングを定義する方法と、プロンプトビルダーを使用してデータマスキングの動作を確認する方法を学びました。また、Einstein Trust Layer が機密データを識別するために使用する形式や規則についても学びました。この単元の冒頭で紹介したステップをまだ実行していない場合は、ステップに従って Data 360 と Einstein AI を含むカスタム Playground にサインアップして、ハンズオン Challenge を完了してください。
