その他の機能強化について知る
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 新しいホームページの機能を説明する
- Lightning Experience と Salesforce Classic のオブジェクトのホームページの違いを説明する
- Lightning Experience で Chatter フィードとグループを使用する利点を理解する
- 異なるファイルストレージ機能が Lightning Experience にどのように適用されるかを説明する
- 作業の追跡をさらに容易にする ToDo、行動、およびカレンダーの機能拡張について解説する
Lightning Experience のその他の機能を探索する
改善されたのは商談とリードだけではありません。組織のカスタムブランドの画像と色、新しいホームページ、改良されたオブジェクトホームページ、拡張リストビューに加え、機能拡張された Chatter および活動オプションなど、他にもさまざまな場所に効率的な新機能が追加されています。
カスタムテーマおよびブランド設定
組織のカスタムのブランド画像と色のセットを使用して、ブランドや重要なプロジェクト (新製品の発表など) に対するチームの士気を高めます。これをテーマと呼びます。数回クリックするだけで、Salesforce の組み込みテーマのいずれかを選択したり、独自のカスタムテーマを作成したりできます。
テーマとブランドベースの色は、ページ背景、グローバルヘッダー、ナビゲーションバー、タブ、ボタンなど、ユーザーインターフェースのさまざまな場所に表示されます。Lightning Experience 読み込み中ページでテーマのブランド画像を使用することもできます。デフォルトでは、組織は組み込みの稲妻ブルーのテーマを使用します。
[設定] で、[クイック検索] ボックスに「テーマおよびブランド設定」と入力し、[テーマおよびブランド設定] を選択します。既存のテーマを表示、プレビュー、有効化したり、[新規テーマ] をクリックして独自のテーマを作成したりできます。
ブランド画像をアップロードし、ブランドの色を選択します。カスタムテーマでブランド色を変更してアクセシビリティ対応にできます。ただし、アクセシビリティ対応のブランド色は上書きできます。必要に応じて、ページ背景画像、デフォルトバナー、グループとユーザープロファイルのアバターをアップロードします。
[ホーム] ページ
[ホーム] ページには、各ユーザーの 1 日の主要な項目が表示されます。ユーザーは、[ホーム] ページから 1 日のスケジュールを管理できます。[ホーム] ページには、四半期のパフォーマンスサマリーや、最も関連性の高い ToDo および更新などが表示されます。Lightning アプリケーションビルダーを使用して、さまざまなプロファイルに表示されるカスタムの [ホーム] ページを作成することもできます。
商談の詳細へのアクセス権をユーザーに付与すると、[ホーム] ページを最大限に活用できます。
パフォーマンスグラフ (1)
パフォーマンスグラフには、ユーザーまたはユーザーの営業チームに属する商談に基づいてデータが表示されます。当販売四半期の商談のうち、完了した商談と、完了する確度が 70% を超えている進行中の商談のみが表示されます。パフォーマンスグラフではマルチ通貨がサポートされています。
グラフの上にある数字の意味は、次のとおりです。
- 完了済み — ユーザーの完了した商談の合計。
- 進行中 (>70%) — 確度が 70% 超のユーザーの進行中の商談の合計。グラフの青い線は、完了した商談と、確度が 70% を超えている進行中の商談を合わせた合計です。
- 目標 — ユーザーの四半期の売上目標。カスタマイズ可能です。この項目は、パフォーマンスグラフに固有のもので、売上予測目標やその他の種別の目標に影響を及ぼしません。 をクリックして目標を設定します。
アシスタント (2)
[アシスタント] には、新規リードや商談に関連する活動など、ユーザーが対処する必要があることが表示されます。
[アシスタント] には、次の順序で項目が表示されます。
- 本日割り当てられているリード
- 期限切れの ToDo がある商談
- 30 日間活動がない商談
- 活動予定がない商談
- 期限切れの商談: 完了予定日を過ぎても進行中の期限切れは期限切れです。完了予定日からの経過日数が 8 日を超えると、これらの更新は表示されなくなります。
商談に関する活動へのアクセス権がユーザーにない場合や、商談パイプラインがオフになっている場合は、代わりに翌 90 日間に完了日がある商談が表示されます。
[アシスタント] に、今日が期日の ToDo や期限切れの ToDo で商談に関連しないものは表示されません。[今日の ToDo] コンポーネントは、[ホーム] で使用できるアシスタントの代替機能で、今日が期日の ToDo のリストが表示されます。
パフォーマンスグラフ、[最も重要な商談]、および [アシスタント] にデータが入力されるためには、以下が必要です。
表 1.ホーム機能に必要な権限
権限または設定 |
パフォーマンスグラフ |
主要な商談 |
アシスタント |
---|---|---|---|
商談オブジェクトに対する参照アクセス権と関連商談に対する共有アクセス権 |
|||
商談オブジェクトの [金額] 項目に対する参照権限 |
|||
商談オブジェクトの [確度] 項目に対する参照権限 |
|||
ユーザーに有効化されている「レポート実行」ユーザー権限 |
|||
完了した商談および現在の会計四半期中の確度が 70% を上回る進行中の商談 |
|||
リードオブジェクトへの参照アクセス権 |
オブジェクトホームページとリストビュー
Salesforce Classic には、オブジェクトのホームと、そのリストビューにそれぞれ別個のページがあります。Lightning Experience では、それらのページが統合されました。
では、歯車メニューは何のためにあるのでしょうか? リストビューを管理するためのオプションが含まれています。
Lightning Experience では、標準オブジェクトとカスタムオブジェクトで、ホームページにデフォルトで表示される最近のレコードリストの名前が異なります。この名前は [最近参照したレコード] です。ほとんどの標準オブジェクトで、名前にオブジェクト種別が指定された別のリストビューを使用できます。たとえば、取引先の場合、リストビューの名前は [最近参照した取引先] になります。これら 2 つのリストビュー、[最近参照したレコード] と [最近参照したオブジェクト] には同じレコードが表示されます。どちらのリストも削除、絞り込み、編集はできません。
システム管理者は、オブジェクトの [最近参照したレコード] 検索レイアウトをユーザー用に設定できます。検索レイアウトによって、そのオブジェクトのホームページが表示されたときにすべてのユーザーに表示される内容が制御されます。Lightning Experience では、[設定] から、オブジェクトマネージャーでオブジェクトを見つけ、[検索レイアウト] 関連リストまでスクロールして、[検索結果] 検索レイアウトを編集します。
[設定] メニューの [オブジェクトを編集] を選択すれば、オブジェクトの詳細ページに直接移動することもできます。
オブジェクトホームページとリストビューを使用する場合の考慮事項
一部の機能とリンクは、Salesforce Classic のオブジェクトのホームページでは使用できますが、Lightning Experience の同等ページでは使用できません。その場合でも、これらのページでリストビューの表示、作成、編集、削除はできますが、その作業で実行する手順は異なります。また、リストビューの表示と動作にも違いがあります。以下にいくつかの例を挙げます。詳細は、「Lightning Experience の考慮事項」を参照してください。
- Lightning Experience のオブジェクトのホームページに、次の機能とリンクは表示されません。
- 折りたたみ可能なサイドバー
- カスタマイズ用のクイックアクセスメニュー
- レポートへのリンク
- ツールへのリンク
- 簡易作成
- 最近使ったデータ
- ごみ箱
- サマリーレポートツール
- リストビューのナビゲーションも変更されました。
- リストビューのドロップダウンメニューには、最大 2,000 個のビューが表示されます。スクロールダウンするとビューが 50 件ずつメニューに読み込まれます。最近参照したリストが最初に表示され、次にその他のリストビューがアルファベット順に表示されます。最近参照したリストと検索ボックスは、11 件以上のリストビューがある場合のみ表示されます。
- [リストビューコントロール] ドロップダウンメニューでは、10 件を超えるリストビューがある場合、ドラムロール式でアルファベット順に表示される代わりに、オートコンプリート機能が常に有効になります。
- 表示される列とその順序を変更するには、[リストビューコントロール] ドロップダウンメニューから [表示する項目を選択] を選択します。
- ユーザーは、Salesforce Classic で [最近参照したデータオブジェクト] リストの列を並び替えることができ、その変更は Lightning Experience に反映されます。
Lightning Experience での他のオブジェクトの整理
商談とリードには特別なワークスペースがあります。その他のオブジェクトの構造は異なります。関連リスト、[活動] タブ、Chatter タブなど、一部の要素は商談とリードとは異なる位置に表示されます。
たとえば、次の図は [取引先責任者] ページです。
強調表示パネルは、すべてのオブジェクトで同じ位置にあります。ただし、ここでは、[パス] はなく、[活動] タブと [Chatter] タブは、右側の列の同じ場所にあります。関連リストは、[関連リスト] タブとして、ページのメイン部分の [詳細] タブの横にあります。
オブジェクトによっては、ページ上に特別なコンポーネントが表示されるものもありますが (たとえば、取引先、取引先責任者、リード、および商談はニュースを含みます)、全体的な構造はすべてのオブジェクトについて、変更されていません。
ケース
ケースの表示は他のレコードとは若干異なります。ケースはフィードファーストで、レコードの詳細や関連情報ではなく、Chatter タブが最初に表示されます。ケースフィードによって、サポートエージェントはケースに関するコラボレーションと作業を迅速化できます。詳細はフィードの横に表示されます。[活動] タブの情報は Chatter ケースフィードに直接表示されるため、このタブは表示されません。サービスコンソールアプリケーションでは、ケースは 3 列ページレイアウトに表示され、Chatter パブリッシャーが [フィード] タブに表示されます。
ケースのフィードファーストデザインを最大限に活用するには、Salesforce Classic のケースフィードパブリッシャーアクションを Lightning Experience で再作成します。パブリッシャーアクションを再作成する利点の 1 つは、モバイルデバイスに表示されることです。一方、Salesforce Classic のケースフィードパブリッシャーはモバイルデバイスには表示されません。
カスタムオブジェクト
カスタムオブジェクトは、Lightning Experience でサポートされています。カスタムオブジェクトのホームページには、詳細、関連リスト、強調表示パネル、活動、フィード (Chatter) など、他のオブジェクトと同じ標準要素が表示されます。
このカスタムオブジェクト「経費レポート」では、フィード追跡が有効になっていません。そのため、通常は [活動] タブの横に表示される Chatter タブが表示されません。
ヒント
オブジェクトホームページとレコードページで [設定] メニューから [オブジェクトを編集] を選択すれば、そのオブジェクトの詳細ページに直接移動できます。
ユーザープロファイル
Lightning Experience では、ユーザープロファイルが一新されました。ここから、ユーザーをフォローしたり、ユーザーの詳細を参照したり、ユーザー情報を編集したり (権限がある場合)、チームメンバー、ファイル、グループや、その他の関連情報を参照したりできます。
他のオブジェクトと同様、関連する詳細はページのメイン部分にあり、関連リストは右側の列にあります。ユーザープロファイルページだけの特徴は、その他のオブジェクトの住所項目にデフォルトで表示される Google マップが、ユーザーに対しては無効になっていることです。
Lightning Experience の Chatter
Lightning Experience の Chatter も進化しています。ケースフィード項目に日時スタンプを表示するためのオプションがあります。Chatter はますます便利になっています。
ケースフィードで、フィード項目の絶対または相対日時スタンプをユーザーに表示できるようになりました。ケースの投稿とコメントを絶対日時スタンプ (「2020 年 1 月 7 日午後 12 時 15 分」など) または相対期間 (「10 分前」など) でマークします。
[設定] には新しい Chatter 設定 [相対的なタイムスタンプを表示] があります。デフォルトは、相対タイムスタンプです。絶対タイムスタンプを使用するには、チェックボックスをオフにします。この設定は、ケースフィードの投稿とコメントの日時スタンプに影響します。フィード項目の詳細ビューに移動すると、常に相対タイムスタンプになります。フィードで相対時間が有効になっている場合、ユーザーはスタンプにマウスポインターを置いて絶対日時を表示できます。
ファイル管理とコラボレーション
さまざまな Salesforce ファイル管理システムの間でコンテンツを行ったり来たりさせる日々は終わりです。Lightning Experience の Salesforce Files は、ユーザーファイル、ドキュメント、ライブラリ、そして添付ファイルを 1 か所で管理し、ファイル管理を容易にします。また、ファイルへのアクセスをビジネスフローに直接統合することで、ユーザーがアプリケーションのどこからでも必要なコンテンツを入手できるようにします。セールスプロセスやサービスプロセスにファイル共有およびコンテンツコラボレーションオプションを統合することで、組織の全員に生産性向上の恩恵がもたらされます。
ファイル管理のホームベース
[ファイル] ホームは、ファイルの作業と管理を行うためのパワフルな環境です。Microsoft® PowerPoint プレゼンテーションや Excel スプレッドシートから Adobe® PDF や画像ファイルまで、すべてのファイル形式がサポートされます。音声ファイルや動画ファイルのアップロードとダウンロードも可能ですが、プレビューや再生はできません。(ただし、Lightning Dialer のボイスメールメッセージはファイルとして保存され、再生することができます。Lightning Dialer は有料オプションでアドオンライセンスとして使用できます)。
- 検索条件によってファイルのリストを絞り込みます (1)。
- ライブラリとライブラリ内のファイルにアクセスします。ライブラリにより、コンテンツを整理したり、他のユーザーと共有したりできます (1)。
- ファイルを検索することもできます (2)。
- Salesforce Files にファイルをアップロードします (3)。
- ファイルリストのファイルを直接操作できます (4)。
- Files Connect が有効であれば、左側のナビゲーションパネルには、Quip、Google ドキュメント、SharePoint などの外部ファイルの取得元のセクションも表示されます (5)。
Salesforce Files がもたらす他の利点についても見てみましょう。
レコードやグループのファイルを管理する
以前の [メモ & 添付ファイル] 関連リストを使用してレコードやグループの添付ファイルを作成しているでしょうか。新しい [ファイル] 関連リストなら、関連するコンテンツを全員が効率的に管理できます。
レコードに添付ファイルを追加すると、その添付ファイルはそのレコードのコンテキストにのみ存在します。Salesforce の他の場所からは、その添付ファイルにアクセスすることはできません。これでは不便ですよね。[ファイル] 関連リストを開発した理由はここにあります。オブジェクトのページレイアウトに [ファイル] 関連リストを含めておくと、ユーザーは自分のコンピューターからファイルをアップロードしてレコードに添付できます。アップロードされたファイルは、自動的に Salesforce Files に追加されるため、手元のレコードだけではなく、どこからでもアクセスできるようになります。[ファイル] 関連リストには、1 つのファイルまたは複数のファイルをまとめてドラッグするだけでよいのです。もしくは、[Add Files (ファイルを追加)] | [Upload Files (ファイルをアップロード)] をクリックして、ファイルシステムからファイルを探してアップロードすることもできます。
また、[ファイル] 関連リストでは、ライブラリ内のファイルや、Quip、Box、Google Drive などの外部リポジトリに保存されているファイルなど、Salesforce Files のすべてのファイルにアクセスできます。
[ファイル] 関連リストでは、Salesforce Files が提供する豊富な機能や柔軟性をすべてのファイルに適用することができます。たとえば、ファイルの新しいバージョンをアップロードしたり、ファイルの詳細を編集したり、あるいは他のユーザー、グループ、そしてライブラリとの間でファイルを共有したりすることができます。
ファイルをプレビューする
Lightning Experience の高精細ファイルプレビュープレーヤーは、視覚的にも機能的にも優れたファイルのプレビューを実現します。プレビュー画像は (ピクセルではなく) ベクターベースであるため、表示品質が高く、高解像度画面でも画質が劣化しません。また、プレビュープレーヤーは SWF ベースではないため、ファイルをプレビューするために Adobe Flash Player をインストールする必要もありません。
プレビュープレーヤーでは、表示中のファイルをダウンロード、共有、または削除したり、ファイルの新しいバージョンをアップロードしたり、ファイルの詳細を編集したり、あるいはファイルへの公開リンクを生成したりすることができます。また、全画面モードを搭載しており、ほとんどのプレゼンテーションクリッカーに対応しているため、何もダウンロードしなくても、このプレビュープレーヤーだけで顧客を引き付けるプレゼンテーションが行えます。
ファイルを共有する
コンテンツのコラボレーションを支援するため、Salesforce Files では会社のワークフロー全体に渡ってファイル共有を可能にしています。共有オプションには、[ファイル] ホーム、[ファイル] 関連リスト、ファイルプレビュープレーヤー、ファイルレコードの詳細ページ、および Chatter フィードからアクセスできます。
適切な利用者とのファイル共有も簡単に行えます。
特定のユーザーやグループ: ユーザーやグループを限定してファイルを共有することもできます。各ユーザーやグループに固有のファイル権限を割り当てます。閲覧者は、ファイルの閲覧、ダウンロード、および再共有 (許可されている場合のみ) を行うことができます。コラボレーターは、これらに加えて、ファイル権限の変更、ファイルの編集、そして新しいバージョンのアップロードを行うことができます。
より多くの利用者やレコード: メイン Chatter フィードへの投稿やコメント、あるいはレコードのフィードにファイルを添付することができます。顧客や社外の人: 公開リンクを作成することで、外部の利用者とファイルを共有できます。公開リンクとは、リード、顧客、パートナー、同僚など、外部 (または内部) のユーザーに送信できる暗号化された URL です。受信者はファイルの閲覧とダウンロードが行えますが、コラボレーターにはなれません。リンクはいつでも削除でき、その時点からファイルへのアクセスはできなくなります。
その他のコンテンツタイプに関する考慮事項
Lightning Experience では、古い Salesforce のコンテンツタイプは部分的にしかサポートされないか、あるいはまったくサポートされない場合があります。以下の点に留意してください。詳細は、Salesforce ヘルプの「Lightning Experience の考慮事項」を参照してください。
レコードの添付ファイルは、実際にはファイルではないため、自動的に Salesforce Files や [ファイル] 関連リストで利用可能にはなりません。Lightning Experience でも、添付ファイルには [メモ & 添付ファイル] リストからアクセスできます。ただし、同じレコードに対して 2 つの異なるリストでコンテンツを管理するのは混乱を招きます。Lightning Experience では、添付ファイルをファイルに変換できるため、無駄なコンテキスト切り替えは不要です。AppExchange から Attachments to Files ツールをダウンロードしてインストールし、添付ファイルを Salesforce Files のファイルに一括変換してください。これにより、ユーザーの操作性が向上します。ドキュメント: [ドキュメント] タブは Lightning Experience には対応していませんが、[ドキュメント] タブのファイルを Salesforce Files で利用できるようにする方法がいくつかあります。たとえば、ファイルを直接アップロードする、サードパーティのデータエクスポートツールを利用する、または API ベースのツールを利用する、といった方法です。詳細は、Salesforce ヘルプの「Salesforce Files へのドキュメントの移行」を参照してください。
唯一の例外は、メールテンプレートでロゴヘッダーや添付ファイルとして使用されているドキュメントです。これらのファイルは、しばらくは [ドキュメント] に残してください。
Salesforce CRM Content: ライブラリのフォルダーとファイルは、Lightning Experience の Salesforce Files から使用できます。ユーザーは、他のファイルと同様に、これらを共有したり操作したりできます。ライブラリ管理者は、Lightning Experience でもライブラリを作成および管理できます。Lightning Experience ではコンテンツ配信は使用できませんが、リンクの共有はサポートされています。
ToDo、カレンダー、および行動
Lightning Experience の ToDo とカレンダーに効果的な機能強化が行われたため、案件を先に進めるために必要な作業を追跡しやすくなりました。
ToDo
- 未完了のすべての ToDo のリストと、関連する商談、取引先、その他のレコードを表示できます。詳細の表示と編集も同じページで実行できます。
- 委任した ToDo、未完了の ToDo、すべての期限切れの ToDo、最近完了した ToDo、最近参照した ToDo、定期的な ToDo、本日が期日の ToDo、未スケジュールの ToDo のビューに切り替えます。ToDo リストビューから直接、ToDo を完了としてすばやくマークできます。ToDo をキューに割り当てて作業をより効率的に共有できます。キューのメンバーは、時間があるときに ToDo を完了することができます。
カレンダー
カレンダーの週表示は次のようになります。
または、カレンダービューを変更して、1 日や月全体のビューを表示できます。
また、テーブルビューを使用して行動のリストを表示したり、対応可能状況ビューで複数のユーザーに都合のよい時間を見つけることもできます。
カレンダーは合理化されているため、Lightning Experience でイベントを表示、作成、編集する際に使いやすくなっています。カレンダーには、営業時間外の行動を含め、ユーザーが所有しているすべての行動が、Salesforce 設定で選択されているタイムゾーンで表示されます。
効率的にミーティングをスケジュールできるように、同僚のカレンダーを表示することもできます。表示は、システム管理者が設定した共有設定と、同僚が指定した共有アクセスのレベルに応じて異なります。
キャンペーン、ケース、小売店のイベント、商談などを追跡するとします。このような場合、これらすべてをカレンダーに追加します。標準またはカスタムオブジェクトから追加する項目を選択します。カレンダーには、その項目のデータがカレンダー項目として表示されます。
カレンダーの大半は、ユーザーがリストビューを適用してカスタマイズすることが可能で、作成したカレンダーは編集や削除ができます。
カレンダーは色やテクスチャーで区別できます。
カレンダービューには、作成したカレンダーの項目も含め、最大 150 項目が表示されます。
ミーティングから被招集者を操作したり招待を生成したりするには、Lightning Sync 機能の設定についてシステム管理者にお問い合わせください。
リソース