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ブラウザーが小さすぎます

インタラクティブな学習を続行できるように、ブラウザーのサイズを調整してください。幅 900px 以上を推奨します。

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Viz の乱雑さを最小限に抑える。
  • ツールヒントをカスタマイズする。
  • Viz のフィット感を調整する。

Tableau Public アカウントに接続する

最初に、右側の [Playground (プレイグラウンド)] ウィンドウで Tableau Public アカウントに接続します。まだ Tableau Public アカウントをお持ちでない場合は、この時点で登録し、アカウントを有効化してから、このインタラクティブな単元に取り組んでください。詳しい手順は「The Tableau Data Model (Tableau データモデル)」を参照してください。

メモ

Tableau Public のログインセッションの期限が切れた場合や、この単元を完了する前にページを更新した場合は、プレイグラウンドがリセットされます。この単元は一度に終わらせてしまうことをお勧めします。

最初の単元で述べたように、使用している Viz は、ストーリーを伝えるダッシュボードを作成するためのベストプラクティスの理解を助けます。これらの Viz がどのように作成されたかを確認するには、[Worksheet (ワークシート)] メニュー | [Show Caption (キャプションを表示)] に移動します。

乱雑さを取り除く

データの分析が完了したら、それで終わりでしょうか? 違いますよね。分析の結果を伝える必要があります。閲覧する人が、整理されていない雑然とした要素に気を取られることなく、分析の結果に集中できるようにする必要があります。また、Viz が何が示しているのかも簡単に理解できるようにします。つまり、ダッシュボードを作成する上で最も重要なのは、ダッシュボードは閲覧者のためにあるという点を忘れないことです。

では、実際に Viz を活用しましょう。

  1. [Tracking Star Bakers (スターベーカーの追跡)] タブにいることを確認してください。軸に意味はなく、単に視覚的な乱雑さを増やすだけです。したがって非表示にします。
  2. 縦軸を右クリックして、[Show Header (ヘッダーの表示)] チェックボックスをオフにします。

    最初の単元で説明したように、[Numerical status (数値ステータス)] フィールドは各ステータスに数値を割り当てています。上からスターベーカー (2)、健闘 (1)、安全 (0)、危険 (-1)、脱落 (-2) です。これは単に折れ線グラフを描画するための値であり、Viz を見る人が知る必要はありません。情報に基づいた設計のベストプラクティスの一環として、これらの数値を隠したのは正しいと言えます。

  3. 既定では、グリッド線が表示されます。ただし、Viz では不要です。ツールバーの上にある [Format (書式設定)] メニューを開き、[Worksheet... (ワークシート...)] を選択します。
    • [Data (データ)] ペインを折りたたむと、より広いスペースを確保できます。[Data (データ)] ペインで、[Analytics (アナリティクス)] (ツールバーのすぐ下) の横にあるキャレットをクリックします。後でペインをもう一度展開するには、キャレットをもう一度クリックします。
      折りたたみ/展開キャレットが表示されている [Data (データ)] ペインの上部のスクリーンショット
  4. [Format (書式設定)] ペインの [Fonts (フォント)] セクションを開きます。ヘッダーのフォントサイズを 12 に変更します。
  5. [Fonts (フォント)] セクションを折りたたみ、[Lines (線)] セクションを展開します。
  6. [Grid Lines (グリッド線)] | [All (すべて)] の下にあるドロップダウンを開いて [Off (オフ)] に設定します。
  7. [Zero Lines (ゼロ ライン)] | [All (すべて)] の下にあるドロップダウンを開いて [Off (オフ)] に設定します。
  8. 枠線も目立たなくしましょう。[Borders (枠線)] セクションを展開します。
  9. [Row Dividers (行境界線)] の下にある [Pane (ペイン)] ドロップダウンを開いて、線の色を最も明るいグレー (#F5F5F5) に設定します。
  10. [Column Dividers (列境界線)] をオフに切り替えて完全に消します。
  11. [Format (書式設定)] ペインの右上隅にある [X] をクリックしてペインを閉じます。

フィールドとフィット感を調整する

フィールドラベルも既定ではオンになっています。これらもオフにできます。

  1. Viz の左上隅で、「Baker (ベーカー)」という単語を右クリックします。
  2. そして、[Hide Field Label for Rows (行のフィールドラベルの非表示)] を選択します。
  3. 右に移動して、[Episode (エピソード)] を右クリックし、[Hide Field Label for Columns (列のフィールドラベルの非表示)] を選択します。画面のサイズによっては、Viz の右側に余白ができたり、垂直スクロールバーが表示されたりします。
  4. スペース全体を埋めるように、Viz のフィット感を調整することができます。ツールバーの [Fit (自動調整)] コントロールアイコン[Fit (自動調整)] コントロールアイコン | [Entire View (ビュー全体)] を使用して、利用可能なスペース全体を自動的に埋めるように Viz を設定します。

効果的な差別化要素を追加する

これまでは、要素を削除したり、目立たなくしたりしてきました。今度は何かを追加してみましょう。Viz の線は、エピソードごとにベーカーの状態を追跡します。Viz に網掛けを追加することで、パフォーマンスの良し悪しを際立たせることができます。この Viz が提供する重要な情報は、数字ではなくパフォーマンスなのです。

  1. [Data (データ)] ペインの上部で、[Analytics (アナリティクス)] タブをクリックします。メモ: ペインを折りたたんでいる場合は、[Analytics (アナリティクス)] タブは [Data (データ)] タブの下にあります。
  2. [Custom (カスタム)] から [Reference Band (リファレンス バンド)] をドラッグし、[Pane (ペイン)] ターゲットエリアにドロップします。
  3. 0 から下に向かって網を掛けるようにこのバンドを設定します。線が色の濃い部分にあるときは、ベーカーのパフォーマンスが悪いことを意味します。
    • [Value (From) (値 (開始))] の [Computation (計算)] を [Minimum (最小値)] から [Constant (定数)] に変更します。[Value (From) (値 (開始))] が [SUM(Numerical status) (合計(数値ステータス))] から -2 に更新されます。
    • [Value (From) (値 (開始))] を -3 に変更します。これにより、バンドが Viz のマークと同じ値では終わらずに、最後のマークを超えて拡張されます。
    • [Label (ラベル)] [None (なし)] に設定します。
    • [Tooltip (ツールヒント)] [None (なし)] に設定します。
    • [Value (To) (値 (終了))] の [Computation (計算)] を [Maximum (最大値)] から [Constant (定数)] に変更します。[Value (To) (値 (終了))] が [SUM(Numerical status) (合計(数値ステータス))] から 2 に更新されます。
    • [Value (To) (値 (終了))] を 0 に変更します。
    • [Label (ラベル)] [None (なし)] に設定します。
    • [Tooltip (ツールヒント)] [None (なし)] に設定します。
  4. ダイアログを閉じます。
  5. Viz で、バンドをクリックして上部の線にカーソルを合わせると、メニューが表示されます。(この操作は、少し難しいかもしれません。うまくいかない場合は、ポインターを動かして何度かクリックしてみてください。)

リファレンス バンドの上部にある正しいカーソルの位置と、表示される [Edit (編集)]、[Format (書式設定)]、[Remove (削除)] の浮動メニュー。

  1. [Format (書式設定)] をクリックします。
  2. 右側の [Format (書式設定)] ペインで、[Fill (塗りつぶし)] を最も明るいグレー (#F5F5F5) に変更します。
  3. ペインを閉じます。網掛けは各ベーカーの行の一番下までは届きません。これは、Viz の値が切り捨てられないように軸が自動的に調整されるためです。網付きのバンドが -3 まで達した場合、軸の開始値は -4 から始まるように調整されます。
  4. 行シェルフの [SUM(Numerical status) (合計(数値ステータス))] フィールドを右クリックします。
  5. [Show Header (ヘッダーの表示)] を選択して、軸をもう一度表示します。
  6. 軸を右クリックして、[Edit Axis (軸の編集)] を選択します。
  7. [Range (範囲)] で、選択を [Automatic (自動)] から [Custom (カスタム)] に変更します。
  8. [Fixed start (開始値を固定)] を -4 から -3 に変更します。
  9. ダイアログを閉じます。
  10. 軸をもう一度右クリックして、[Show Header (ヘッダーの表示)] チェックボックスをオフにします。

説明テキストを追加する

最後の仕上げとして、Viz の内容を説明するためのテキストを追加しましょう。Viz にサブタイトルを追加して、ツールヒントを設定します。

  1. Viz の上部で、[Tracking Star Bakers (スターベーカーの追跡)] をダブルクリックして、タイトルエディターを開きます。
    • <[Sheet Name (シート名)]> は変更せずに、最後に改行を追加します。
    • フォントサイズを 9 に変更します。
    • 次のように入力します。「The line tracks the overall performance of every baker who was Star Baker at least once. Hover over marks in the viz for more detailed information. (この線は、一度でもスターベーカーになったベーカーの全体的なパフォーマンスを追跡するものです。より詳細な情報を見るには、Viz のマークにカーソルを合わせてください。)
    • 最後の文は斜体にします。
    • [OK] をクリックしてエディターを閉じます。
  1. [Status (ステータス)][Tooltip (ツールヒント)] カードにドラッグします。
    • [Analytics (アナリティクス)] ペインがまだ左端に表示されている場合は、ペインの [Data (データ)] タブに切り替えてテーブルとフィールドを表示します。フィールドが見つからない場合は、[Data (データ)] ペインの検索バーを利用してください。
  2. ツールヒントカードをクリックして、既定の情報をクリアします。
  3. ツールヒントを更新します。
    • At the end of episode (エピソードの最後)」と入力し、スペースを追加します。
    • [Insert (挿入)] | [Episode (エピソード)] をクリックします。
    • コンマ (,) とスペースを追加します。
    • 次に「Baker (ベーカー)」を挿入します。
    • 's status was (のステータスは)」とスペースを追加します。
    • 最後に「ATTR(Status) (属性(ステータス))」を挿入してピリオド (.) を追加します。
    • 角括弧内に値を挿入する場合は、直接入力するのではなく、必ず [Insert (挿入)] メニューを使用してください。
    • 省略可能: 動的なフィールドベースの値を太字に設定するなど、必要に応じてツールヒントを書式設定します。
  4. [Include command buttons (コマンド ボタンを含める)] チェックボックスをオフにします。これにより、数秒後にツールバーがツールヒントに表示されなくなります。これらのボタンが不要な場合は、非表示にしてツールヒントを見やすくしておくとよいでしょう。
  5. [OK] をクリックし、ビュー内のマークにカーソルを合わせてツールヒントをテストします。

ビューにカーソルを合わせると、リファレンス バンドがちらつくことがあります。これは、作成環境のみの現象で、パブリッシュされた Viz では発生しません。

リソース