カスタム Data 360 Playground を設定する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- カスタム Data 360 Playground にサインアップする。
- このバッジで使用するために Playground を設定する。
Data 360 は、すべてのデータを 1 か所で接続してハーモナイズします。これには、会社の Web サイト、モバイルアプリケーション、エンドユーザー製品などの外部データや、Salesforce 組織内の内部データが含まれます。
ただし、そのデータがクリーンアップされ、マッピングされ、ハーモナイズされていたとしても、それを活用できなければ意味がありません。幸い、Data 360 のデータには、Salesforce の宣言型自動化ツールである Flow Builder でアクセスすることができます。このアクセスにより、そのデータを使用する強力な対話型またはトリガーによる自動化を作成できます。Data 360 内のデータ変更からフローをトリガーすることも可能です。
ハンズオンを始める準備
Data 360 と連携するフローの作成を開始する前に、以下の 3 つのステップを完了して Playground を設定してください。
Data 360 を含むカスタム Playground にサインアップする
このモジュールを受講するためには、Data 360 とサンプルデータを搭載したカスタム Playground が必要です。このページ上部の [Playground を作成] ボタンをまだクリックしていない場合は、今すぐクリックし、手順に従ってカスタム Playground を作成し、Trailhead に接続してください。
データキットからデータストリームを作成する
カスタム Playground は、すでに多くが設定済みですが、先に進む前にいくつか完了すべき手順があります。まず、データストリームとそのマッピングを作成しましょう。
- まだ Data 360 Playground を起動していない場合は、起動します。
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アプリケーションランチャー (
) をクリックし、dataと入力して [Data Cloud] アプリケーションをクリックします。
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[Data Streams (データストリーム)] タブをクリックします。
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[新規] をクリックします。
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[Salesforce CRM] をクリックします。

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[Next (次へ)] をクリックします。
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[DataCloudFlows] カスタムデータバンドルをクリックします。
-
[Next (次へ)] をクリックします。
デフォルトのデータスペースが事前に選択され、バンドルに含まれているすべての項目が表示されます。
- 現在の選択をそのままにして [Next (次へ)] をクリックします。
-
[Deploy (リリース)] をクリックします。
お気づきかもしれませんが、開発組織の Data 360 データはすべて、同じ組織に接続された Salesforce CRM ソースから取得されます。残念ながら、外部データソースをこちらで設定することはできません。その代わりに、外部オブジェクトをシミュレーションする Salesforce オブジェクトを作成し、データストリームとマッピングを設定することで、これらのデータ構造が Data 360 内でデータモデルオブジェクト (DMO) として表示されるようにしています。演習の手順は、実際の外部データベースからのデータストリーミングでも使用できます。
計算済みインサイトを作成する
次に、組織の外部オブジェクトの 1 つに含まれるレコード数をカウントする計算済みインサイトを作成します。
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[Calculated Insights (計算済みインサイト)] タブをクリックします。
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[新規] をクリックします。
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[From a Data Kit (データキットから)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
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[Number of Abandoned Carts (カート放棄回数)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
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[Activate (有効化)] をクリックします。
- [Schedule (スケジュール)] で [Not Scheduled (未スケジュール)] を選択し、[Enable (有効化)] をクリックします。
- 新しい [Number of Abandoned Carts (カート放棄回数)] 計算済みインサイトページで
をクリックして、[Publish Now (今すぐ公開)] をクリックします。
ページを更新しないと [Publish Now (今すぐ公開)] オプションが表示されないことがあります。
![計算済みインサイトページの [Publish Now (今すぐ公開)] オプション。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/data-cloud-in-flows/set-up-a-custom-data-cloud-playground/images/ja-JP/a4e19a7bcc94931ab670b6dc59b25ff0_kix.ggwz2uecgp74.png)
特別な Data 360 組織の準備が整いました! この組織でフローの作成を開始する前に、フローを使用するうえで重要な Data 360 の概念をいくつか確認しておきましょう。
フローと Data 360 の連携の仕組み
Data 360 の重要な構成要素、それぞれの役割、フローとどのように連携するのかを説明します。
データレイクオブジェクト
データレイクオブジェクト (DLO) は、データストリームによって Data 360 に取り込まれた未加工データのストレージコンテナです。このオブジェクト内では、データは加工されていない状態のまま保持されますが、Data 360 のほかの機能から参照することができます。フローは DLO 内のデータにアクセスできません。
データモデルオブジェクト
Data 360 が DLO データをマッピング、ハーモナイズ、または変換した後、そのデータはデータモデルオブジェクト (DMO) を通じて利用可能になります。つまり、DMO 内のデータは、データを有用なものにするために定義したすべての処理が適用されています。フローからアクセス可能なデータのほとんどは DMO にあります。DMO に含まれる可能性があるデータの例として、次のようなものあります。
- Salesforce 組織のデータ
- 外部データベースのデータ
- 変換、絞り込み、または集計されたデータ
- ソースデータに基づく数式項目
- 複数のソースから収集された統合 ID 情報
計算済みインサイトと計算済みインサイトオブジェクト
計算済みインサイトは、SQL (Structured Query Language) クエリと、そのクエリによって返される複雑なメトリクスで構成されます。計算済みインサイトを有効にすると、SQL クエリから返される値を保存するために、Data 360 に計算済みインサイトオブジェクト (CIO) が作成されます。Data 360 はスケジュールに従ってクエリを実行し、クエリ結果に変更があった場合は CIO のレコードを更新します。ほとんどの Data 360 の用途では、CIO を特に意識することはありません。ただし、Flow Builder で計算済みインサイトの結果にアクセスする場合は、CIO をほかのオブジェクトと同様に操作します。

