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Agentforce Builder 入門

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • [Setup (設定)] で Agentforce を見つけて有効にする。
  • [Agents (エージェント)] 画面で使用可能なオプションについて説明する。

Trailcast

このモジュールの音声録音をお聞きになりたい場合は、下記のプレーヤーを使用してください。この録音を聞き終わったら、必ず各単元に戻り、リソースを確認して関連付けられている評価を完了してください。

前提条件となるバッジ

このモジュールを受講する前に、以下のモジュールを修了することをお勧めします。ここでの作業は、次のモジュールで学習した概念に基づいて行います。

ビジネスにはカスタムエージェントが必要

多くの組織では、顧客をより効果的に支援して、従業員が重要な業務に集中できるようにしたいと考えています。そのような組織にとって、デジタルレイバーの導入は最優先に取り組むべき課題です。Agentforce Builder は、Agentforce を構築し、各エージェントの職務に合わせて最適なロール、固有のスキル、アクセス権、設定を定義するためのローコードツールです。

エージェントは、構築において行うさまざまなカスタマイズの積み重ねの結果として定義されます。エージェントを構築したら、Agentforce Builder の追加機能を使用して、さらに洗練させることができます。自然言語で指示を書いたり、フローや Apex、プロンプトテンプレートといったビジネスロジックを選択したり、必要なデータを指定したりすることで、エージェントをより高度にカスタマイズして最適化できます。このモジュールでは、Agentforce Builder を使用して独自のエージェントを構築する様子や、さまざまな方法でエージェントをカスタマイズして職務を遂行させる方法を紹介します。

デジタルエージェンシーのデジタル労働力

Opal Media Productions は、アリーナ、ショッピングセンター、都市部のアートフェア、企業イベントなど、さまざまなイベントやスペース向けに大規模なマルチメディアインスタレーションを制作するエージェンシーです。Opal Media のイベントプランナーは多忙を極め、各人が得意とするメディアのインスタレーションに取り組んでいます。こうした事情により、見込み客との打ち合わせの後で、特定のインスタレーションを得意とするプランナーにクライアントを割り当て直す必要があるため、初期段階の段取りが厄介になります。

Opal Media の Salesforce システム管理者である Ryan Mendez は、Agentforce の構築について学習しています。現在は、管理業務によってイベントプランナーの創造性が阻まれ、現行のクライアントに費やす時間が奪われていますが、Agentforce を導入すれば、管理業務の一部を処理してもらえます。その手始めに Ryan は、Opal Media の Web サイト経由で届いた新規イベントの問い合わせを受け付け、見込み客から情報を収集する手段を構築したいと考えています。こうすれば、チーム全体でそのスキルと能力を備えた適任者を判断し、そのスタッフがフォローアップできます。Ryan は、この用途が Agentforce Builder を使用してエージェントを構築する方法を学ぶ最適な機会になると考えています。

Agentforce を有効にする

Ryan はここ数か月間、Agentforce に関する多数のドキュメントに目を通し、どのようなことができるのか確かめたくてウズウズしています。Salesforce システム管理者であるため、Agentforce を使用する権限を自分に割り当てることができます。その後、Opal Media の Salesforce 組織で Agentforce を有効にする必要があります。この手順は次のとおりです。

  1. [Setup (設定)] “” をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Einstein Setup (Einstein 設定)] を検索して選択します。
  3. [Einstein Setup (Einstein 設定)] ページで、[Turn on Einstein (Einstein を有効化)] ボタンを [On (オン)] の位置に切り替えます。(組織によっては、[Turn on Einstein (Einstein を有効化)] がすでにオンになっている場合があります。)
  4. ブラウザーウィンドウを更新します。
  5. [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] を検索して選択します。
  6. [Agentforce Studio (Agentforce スタジオ)] | [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] ページで、[Agentforce] ボタンを [On (オン)] の位置に切り替えます。
  7. ブラウザーウィンドウをもう一度更新して、Agentforce の追加機能を有効にします。

Agentforce スタジオ

Agentforce スタジオは [Setup (設定)] にあるアプリケーションで、エージェントを作成して管理したり、エージェントトピックとアクションの Agentforce アセットライブラリにアクセスしたり、テストセンターでエージェントをテストしたりすることができます。Agentforce が有効の場合は、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Agentforce と入力するだけで、Agentforce スタジオにアクセスできます。

[Setup (設定)] の [Agentforce Studio (Agentforce スタジオ)] 設定。[Agentforce Agents (Agentforce エージェント)]、[Agentforce Assets (Agentforce アセット)]、[Testing Center (テストセンター)] の 3 つのサブ設定が表示されています。

Ryan は [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] リンクをクリックして、[Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] 画面を開きます。次の操作を実行できます。

  • 自分が構築したエージェントや Agentforce (デフォルト) エージェントにアクセスします。Agentforce (Default) エージェントは、従業員が業務の流れの中で使用できるようにカスタマイズできます。このエージェントのカスタマイズについての詳細は、「エージェントと Agentforce の基本」Trailhead モジュールを参照してください (1)。
  • ほかの Trailhead モジュール、ブログ、Salesforce ヘルプドキュメントなど、Agentforce エージェントの詳細を学べるリソースを見つけることもできます (2)。
  • Agentforce Builder を使用して、新しいエージェントを作成してカスタマイズします (3)。

上記の番号付きの説明に対応する [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] 画面

Agentforce を有効にした Ryan は、Opal Media のイベント企画スタッフのために、問い合わせのあったマルチメディアプロジェクトの詳細情報を収集するエージェントの構築に着手できます。次の単元では、Ryan が Agentforce Builder のガイド付き設定を使用して、エージェントを構築するところを見ていきます。

リソース

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