地図グラフを追加する
1 つの地図は 1,000 語に匹敵する
滝グラフを使用することで、成立に向けてパイプラインの進行待ちの商談が多数あることがわかりました。では、それらの商談は具体的にどこにあるでしょうか? これを知ることで、会社はその取り組みに集中してリソースを費やす場所を決定できます。
そのためには、多数の商談とその場所をわかりやすく結び付けた視覚化が必要です。会社の販売および流通ネットワークは州レベルで稼働しているため、米国の地図はその場所と潜在的な販売を示すために最適です。パイプラインデータセットと地図グラフを使用して、これを実現できます。始める前に、Product Pipeline USA ダッシュボードが開いていることを確認します。
- ヘッダーナビゲーションで、[Analytics Studio] をクリックします。
- [Browse (参照)] タブで、検索条件を [Datasets (データセット)] に設定し、さらに [Created By Me (自分が作成)] を選択して検索結果を絞り込みます。
- 検索結果から [ProductPipelineUSA] データセットをクリックして新しいレンズを作成します。(ダッシュボードではなく、データセットをクリックしてください。)
- [Bars (棒)] プラスボタンをクリックし、[State (都道府県)] を選択して行を州別にグループ化します。
- [Count of Rows (行数)] をクリックし、集計関数に [Sum (合計)] を選択し、[Bar Length (棒の長さ)] の項目として [Pipeline Amount (パイプライン金額)] を選択します。
- をクリックしてレンズをダッシュボードデザイナーにクリップします。新しいステップに State_1 という名前を付けます。
- ダッシュボードデザイナーに移動します。右側のパネルに新規ステップが表示されます。[Product Pipeline USA (米国の商品パイプライン)] タブをクリックします。
- 滝グラフを下にドラッグして地図グラフ用の領域を確保してから、グラフの外側をクリックして再度ステップを表示します。
- [State_1] ステップを右サイドバーからキャンバスにドラッグし、棒グラフを再作成します。
- 棒グラフのサイズを調整します。右側のサイズ変更ハンドルをドラッグして、グラフをキャンバスの幅全体に合わせます。
- 棒グラフが選択された状態で、[Chart Type (グラフの種類)] から [Map (地図)] グラフを選択します。 この場合、デフォルトの地図は必要な地図ではないため、変更します。
- [Chart Type (グラフの種類)] 領域の外側をクリックしてグラフの種類を非表示にします。
- 下へスクロールし、[Map (地図)] セクションをクリックして地図のオプションを展開します。
- [Map Type (対応付け種別)] リストで、[US States (米国の州)] を選択します。
- 再度 [Widget (ウィジェット)] セクションの最上部までスクロールし、[Title (タイトル)] 項目に「Geographic Distribution of Opportunities」(商談の地域分布) と入力します。
- [Save (保存)] をクリックしてから、[Save (保存)] をクリックしてダッシュボードを保存します。
これで、ダッシュボードに 2 つの異なるグラフが表示されるようになりました。最新の地図グラフには、ほとんどの商談がイリノイとテキサスにあり、続いてカリフォルニアとフロリダにあることが示されています。これは、会社がリソースを追加すべき場所など、いくつかの質問に答えるために役立ちます。また、「東海岸の商談が少ないのはなぜか?」など、今まで気付かなかったいくつかの質問が発生することもあります。
そろそろ終わりに近づいています。最後に、さまざまな商品の商談金額別の視覚的な比較を作成します。