境界ボックスを使用した地図のズームイン

次は、作成した郵便番号地図を調整して、視覚化をより良いものにしましょう。データが存在する地域にズームインできれば理想的です。GeoJSON でエンコードされたすべての形状を含む地図の代わりに、その形状のサブセットに基づく地図が必要です。

境界ボックスは、地図の領域を再定義し、座標を使用して新しい領域の境界を定めます。コツは、適切な座標を見つけることです。

郵便番号地域の地理地図の場合、GeoJSON でエンコードされたすべての形状の座標は、単純に経度と緯度の座標です。関連する領域のみを含む地図領域の経度と緯度を知るには、地図自体の座標を表示するツールが必要です。

インターネット上には、この操作を行うためのツールが多数存在します。ここでは、データの郵便番号地域にズームインするために必要な座標がすでに分かっているものとします。

1. [Los Angeles Tax Data by Zip Code (ロサンゼルス郵便番号別税金データ)] ダッシュボードをまだ開いていない場合は開き、編集モードに切り替えます。
2. 地図グラフを選択して、ウィジェットのプロパティを表示します。
3. [Map (地図)] セクションを展開し、[Map Type (対応付け種別)] の横にある  をクリックします。
4. [New Map (新規地図)] ページの左ペインで、custom_map_project_geojson を選択します。これは、先ほどアップロードした GeoJSON です。 
5. [Map Label (対応付け表示ラベル)] 項目に「Central L.A.Zipcodes」(中央ロサンゼルス郵便番号) と入力します。
6. [Projection Type (投影法の種類)] 項目で、[Equirectangular] を選択します。
7. 中央のペインで、地図のハンドルをドラッグして、上、下、左、右の境界を変更します。上を 34.2、下を 33.85、左を -118.65、右を -117.65 にできるだけ近づけます。 
8. [Done (完了)] をクリックします。
9. ダッシュボードを保存します。