ナレッジ記事データを取り込む
学習の目的
このステップを完了すると、次のことができるようになります。
- Salesforce Knowledge 記事にどのように非構造化データが含まれているかを説明する。
- CRM からナレッジ記事データを取り込む方法を説明する。
ナレッジ記事からの商品データを使用する
Salesforce Knowledge ベースのナレッジ記事は、経験豊富なサービスエージェントや社内ライターが作成したドキュメントで、プロセスに関する情報 (製品をデフォルトにリセットする方法など) やよくある質問 (製品がサポートするストレージ容量など) が含まれています。
ナレッジ記事には構造化データとカスタムテキスト項目の非構造化データの両方が含まれています。このデータはお客様のユースケースのコンテキストに合わせたサービス返信やプロンプトのグラウンディングに役立ちます。
この有用なデータを取り込む方法を見ていきましょう。
Salesforce CRM からナレッジ記事データを取り込む
Data Cloud では、ナレッジ記事バンドルを使用して Salesforce 組織からナレッジ記事データを取り込むことができます。バンドルには Data Cloud 内の関連データモデルオブジェクト (DMO) へのデフォルトの対応付けが含まれています。
この単元のポイントを獲得するには次のステップを実行します。
- Data Cloud カスタム Playground をまだ起動していない場合は起動します。
- [App Launcher (アプリケーションランチャー)] をクリックして
data
(データ) と入力し、[Data Cloud] アプリケーションをクリックします。 - Data Cloud の [Data Streams (データストリーム)] タブに移動して、[New (新規)] をクリックします。
- [Salesforce CRM] データソースを選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
- デフォルトの Salesforce 組織が選択されたままにします。[Knowledge (ナレッジ)] データバンドルを選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
- データストリームに含まれる項目を確認します。この Challenge ではデフォルトの選択で問題ありません。[Next (次へ)] をクリックします。
- データストリームキットからリリースされる新しいデータストリームとオブジェクトを確認し、[Deploy (リリース)] をクリックします。
データストリームの準備ができると、[Status (状況)] が [Active (有効)] に変更されます。
作業を検証するには、Data Cloud の [Data Lake Objects (データレイクオブジェクト)] タブで UDLO と共に表示されるナレッジ記事 DLO を参照できます。
次のステップ
次の単元では、ナレッジ記事オブジェクトのベクトル検索インデックス設定を作成します。