エンゲージメント活動のフローを作成する

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

要素をフローに追加する

次に、Linda はエンゲージメント活動の獲得フローを作成する必要があります。このフローの概要は次のようになります。取引記録の取得と取引記録サブ種別の確認が行われます。ポイントには、活動内容によって異なる定義が指定されます。ルールが確認され、メンバーに (対象および対象外) ポイントがクレジット処理されます。 

メモ

このフローは途中まで作成されています。このステップでは、残りの要素を追加してフローを完成させます。

Linda は、変更を加えるためにエンゲージメント活動のフローを選択します。 

1. をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
   
2. [クイック検索] ボックスに Flows (フロー) と入力し、[Flows (フロー)] を選択します。
   
3. [InnerCircleAccrualForEngagementActivities] フローを見つけて選択します。
   

Linda は、このフローにロイヤルティのクレジットポイントアクションを追加します。 

1. [Elements (要素)] タブで、[Action (アクション)] 要素をキャンバスにドラッグし、次の詳細を指定します。
   

• Filter by (検索条件): Loyalty (ロイヤルティ)
  
• Action (アクション): Credit Points (クレジットポイント)
  
• Label (表示ラベル): CreditNonQualifyingPoints
• Program (プログラム): Cloud Kicks Inner Circle
  
• Currency Type (通貨種別): Regular Points
  
• Recipient Member ID (受領者メンバー ID): [Transaction Journal from GetTransactionJournals (GetTransactionJournals からの取引記録)] > MemberId
  
• Number of Points to Credit (クレジット処理するポイント数): PointsToCredit
  
• Journal ID (取引記録 ID): [Transaction Journal from GetTransactionJournals (GetTransactionJournals からの取引記録)] > Id
  

2. [Done (完了)] をクリックします。
   
3. ステップ 1 と 2 を繰り返して次の値を指定します。
   

• Filter by (検索条件): Loyalty (ロイヤルティ)
  
• Action (アクション): Credit Points (クレジットポイント)
  
• Label (表示ラベル): CreditQualifyingPoints
• Program (プログラム): Cloud Kicks Inner Circle
  
• Recipient Member ID (受領者メンバー ID): [Transaction Journal from GetTransactionJournals (GetTransactionJournals からの取引記録)] > MemberId
  
• Currency Type (通貨種別): Tier Points
  
• Number of Points to Credit (クレジット処理するポイント数): 10
• Journal ID (取引記録 ID): [Transaction Journal from GetTransactionJournals (GetTransactionJournals からの取引記録)] > Id
  

Linda は次に、コネクタを使用してすべての要素を連結し、フローを構築する必要があります。この作業により、実行時にフローが実行される順序が決まります。

1. 次の順序で要素を連結します。
   

• [Start (開始)] 要素を [GetTransactionJournals] ([Get Records (レコードを取得)]) に連結する
  
• [GetTransactionJournals] ([Get Records (レコードを取得)]) を [CheckJournalSubType] ([Decision (決定)]) に連結する
  
• [CheckJournalSubType] ([Decision (決定)]) を 3 つの割り当て要素 [AssignmentForAppDownload]、[AssignmentForCustomerSurvey]、[AssignmentForSocialMediaActivity] に連結し、結果の選択をそれぞれ [App Download]、[Customer Survey]、[Social Media Activity] とする
  
• 3 つの割り当て要素すべてを [CreditNonQualifyingPoints] ([Action (アクション)]) に連結する
  
• [CreditNonQualifyingPoints] ([Action (アクション)]) を [CreditQualifyingPoints] ([Action (アクション)]) に連結する
  

2. [Save (保存)] をクリックします。
   
3. [Activate (有効化)] をクリックします。
   

このフローでは、エンゲージメント活動の確認と対象ポイントおよび対象外ポイントのクレジット処理が行われます。エンゲージメントに関連する取引は毎日夜にシステムに読み込まれることから、Linda はその処理を行うための一括処理ジョブを作成する必要があります。 

獲得の一括処理を作成する

Linda は、保留中状況の取引記録レコードを処理する一括処理ジョブを作成します。バッチ管理では、保留中取引の小さなバッチが作成され、フロー経由で渡されます。Linda は後で、1 つのスケジュール済みフローの一部として実行するように一括処理ジョブをスケジュールします。それでは、Linda がどのように設定するのかを見てみましょう。 

1. をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
   
2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスに Batch (バッチ) と入力し、[Batch Management (バッチ管理)] を選択します。
   
3. [New (新規)] をクリックして、次の詳細を指定します。
   

• Name (名前): InnerCircleAccrualBatch
• Process Type (プロセス種別): Flow (フロー)
  
• Group (グループ): Loyalty (ロイヤルティ)
• Execution Process (実行プロセス): InnerCircleAccrualForEngagementActivities
  
• Batch Size (バッチサイズ): 5
• Retry Count (再試行回数): 2
• Retry Interval (再試行間隔): 1000

4. [Next (次へ)] をクリックして、次の詳細を指定します。
   

• Flow Input Variable (フロー入力変数): JournalId
  
• Object (オブジェクト): Transaction Journal (取引記録)
  
• Select Records When (レコードを選択するタイミング): Customize the Logic (ロジックをカスタマイズ)
  
• Custom Logic (カスタムロジック): 1 AND 2 AND 3 AND (4 OR 5 OR 6)
• Field (項目): Loyalty Program ID (ロイヤルティプログラム ID)
  
• Operator (演算子): Equals (次の文字列と一致する)
  
• Type (種類): Value (値)
  
• Value (値): Cloud Kicks Inner Circle
  
• [Add Condition (条件を追加)] をクリックし、次の詳細を指定します。
  

  Field (項目)	Operator (演算子)	Type (種別)	Value (値)
  Status (状況)	Equals (次の文字列と一致する)	Value (値)	Pending (保留中)
  Journal Type ID (取引記録種別 ID)	Equals (次の文字列と一致する)	Value (値)	Accrual
  Journal SubType ID (取引記録サブ種別 ID)	Equals (次の文字列と一致する)	Value (値)	Social Media Activity
  Journal SubType ID (取引記録サブ種別 ID)	Equals (次の文字列と一致する)	Value (値)	Customer Survey
  Journal SubType ID (取引記録サブ種別 ID)	Equals (次の文字列と一致する)	Value (値)	App Download

5. [Save (保存)] をクリックします。
   
6. [Activate (有効化)] をクリックします。
   

この一括処理ジョブでは、取引記録オブジェクトから取引が絞り込まれます。

リソース

• Salesforce ヘルプ: 一括管理