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償還カタログと決定表を作成する

メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

Trail Together の動画

エキスパートの説明を見ながらこのステップを実行したい場合は、次の動画をご覧ください。これは「Trail Together」(一緒にトレイル) シリーズの一部です。

(巻き戻して最初から見直したい場合、このクリップは 08:17 分から開始されます。)

償還プロセスの概要

Linda が償還プロセスの設定で行う必要のある作業について、以下に大まかに説明します。

  1. カスタムオブジェクトを作成し、そのオブジェクトに償還カタログデータを追加します (商品または報奨の詳細、パートナー名、メンバーが獲得するポイントなど)。
  2. 入力および出力として使用する必要があるカスタムオブジェクトからの項目を決定するための決定表を作成します。
  3. メンバーが報奨の受け取りに十分なポイントを保有しているかどうかを確認するフローを設定します。
  4. 償還取引記録を作成して、償還を実行します。

償還カタログを作成する

Linda はまずカスタムオブジェクトを作成します。このオブジェクトは、償還についてのデータを保存するために使用します。

カスタムオブジェクトを作成する

  1. 設定 をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
  2. [Object Manager (オブジェクトマネージャー)] をクリックします。
  3. [Create (作成)] をクリックして、[Custom Object (カスタムオブジェクト)] を選択します。
  4. 次の詳細を指定します。
    • Label (表示ラベル): Redemption Catalog for Inner Circle (Inner Circle 償還カタログ)
    • Plural Label (表示ラベル(複数形)): Redemption Catalog for Inner Circle (Inner Circle 償還カタログ)
    • [Object Creation Options (オブジェクト作成オプション)] セクションで、[Launch New Custom Tab Wizard after saving this custom object (カスタムオブジェクトの保存後、新規カスタムタブウィザードを起動する)] を選択します。
  1. [Save (保存)] をクリックします。
    カスタムオブジェクトの名前を定義する [New Custom Object (新規カスタムオブジェクト)] ページ。
  2. [Tab Style (タブスタイル)] ルックアップアイコンをクリックして、任意のタブスタイルを選択します。
  3. [Next (次へ)] をクリックします。
    カスタムオブジェクトのタブスタイルを選択する [New Custom Object Tab (新規カスタムタブ)] ページ。
  4. [Next (次へ)] をクリックします。
  5. [Save (保存)] をクリックします。

カスタムオブジェクトに項目を追加する

Linda はカスタムオブジェクトに項目を追加します。この項目は、決定表の入力と出力に使用されます。

  1. [Fields & Relationships (項目とリレーション)] をクリックします。
  2. [New (新規)] をクリックします。
  3. [Lookup Relationship (参照関係)] を選択します。
  4. [Next (次へ)] をクリックします。
  5. [Related To (関連先)] リストから、[Loyalty Program Partner (ロイヤルティプログラムパートナー)] を選択します。
  6. [Next (次へ)] をクリックします。
  7. 次の詳細を指定します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): Partner (パートナー)
    • Field Name (項目名): Partner (パートナー)
      カスタムオブジェクトの項目の表示ラベルを入力する [New Relationship (新規リレーション)] ページ。
  1. [Next (次へ)] を 3 回クリックします。
  2. [Save (保存)] をクリックします。
  3. Linda はステップ 2 ~ 9 を繰り返し、次の詳細で残りの項目を追加します。

Data Type (データ型)

Related To (関連先)

Field Label (項目の表示ラベル)

Field Name (項目名)

Lookup Relationship (参照関係)

Product (商品)

Product (商品) Product (商品)

Number (数値)

Points (ポイント) Points (ポイント)

Lookup Relationship (参照関係)

Voucher Definition (バウチャー定義)

Voucher Definition (バウチャー定義) Voucher_DefinitionId (バウチャー定義)

カスタムオブジェクトにデータを入力する

必須項目を設定した Linda は、カタログに関連するデータ (パートナー、商品、商品に関連付けられたポイント) を追加します。

  1. アプリケーションランチャー をクリックし、[Redemption Catalog for Inner Circle (Inner Circle 償還カタログ)] を選択します。
  2. [New (新規)] をクリックして、次の詳細を指定します。
    • Redemption Catalog for Inner Circle Name (Inner Circle 償還カタログ名): 1
    • Partner (パートナー): Cloud Kicks
    • Product (商品): $20 voucher applicable on all footwear (すべてのシューズに利用可能な $20 バウチャー)
    • Points (ポイント): 1000
    • Voucher Definition (バウチャー定義): $20 voucher applicable on all footwear (すべてのシューズに利用可能な $20 バウチャー)
  1. [Save & New (保存 & 新規)] をクリックします。
  2. ステップ 2 ~ 4 を繰り返し、次の詳細で追加のレコードを作成します (この追加レコードについては、ハンズオン Challenge での確認は行われません)。

Name (名前)

Partner (パートナー)

Product (商品)

Voucher Definition (バウチャー定義)

Points (ポイント)

2

Cloud Kicks

Jonah Steven ラインのスニーカー

5,000

3

Cloud Kicks

カスタムスニーカーの無料相談

4,000

4

Cloud Kicks

本人が選んだ慈善事業に $20 寄付

本人が選んだ慈善事業に $20 寄付

500

5

Cloud Kicks

創業者に会える

2,000

6

NTO

サイトの全商品が 10% オフ

サイトの全商品が 10% オフ

500

7

NTO

ジャケットに利用可能な $10 バウチャー

ジャケットに利用可能な $10 バウチャー

1,000

カタログ項目に関連するデータを入力する [New Redemption Catalog For Inner Circle (新規 Inner Circle 償還カタログ)] ウィンドウ。

決定表を作成する

決定表により、カスタムオブジェクトで定義されたルールに基づいて結果が得られます。決定表を作成するために、Linda はルールを含む取得元オブジェクト、決定表で読み込む必要のあるオブジェクトからの入力項目、および出力項目を選択します。出力項目には、結果の計算に使用される値が含まれます。

その手順は次のとおりです。

  1. 設定 をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスに Decision Tables (決定表) と入力し、[Decision Tables (決定表)] を選択します。
  3. [New (新規)] をクリックして、次の詳細を指定します。
    • Name (名前): Redemption Catalog for Inner Circle (Inner Circle 償還カタログ)
    • Description (説明): Redemption Catalog for Cloud Kicks’s Loyalty Program (Cloud Kicks ロイヤルティプログラム償還カタログ)
    • Source Object (取得元オブジェクト): Redemption Catalog for Inner Circle (Inner Circle 償還カタログ)
  1. [Next (次へ)] をクリックします。
  2. 次のように入力と出力を選択します。

Field Name (項目名)

Use As (使用目的)

Operator (演算子)

Partner__c

Required Input (必須入力)

Equals (次の文字列と一致する)

Product__c

Required Input (必須入力)

Equals (次の文字列と一致する)

Points__c

出力

Voucher Definition (バウチャー定義)

出力

  1. [Next (次へ)] をクリックします。
  2. [Save (保存)] をクリックします。

入力項目と出力項目を選択する [New Decision Table (新規決定表)] ウィンドウ。

データセットリンクを作成する

データセットリンクでは、決定表の入力項目と取得元オブジェクトの項目の対応付けを定義します。Linda はデータセットリンクを使用して、決定表の入力項目 (パートナーと商品) と取引記録オブジェクトの項目を対応付けます。決定表ではこの項目値に基づいて結果が決定されます。その手順は次のとおりです。

  1. [Dataset Links (データセットリンク)] カードで、[New (新規)] をクリックします。
  2. 次の項目を指定します。
    • Name (名前): TransactionJournalLink
    • Description (説明): Mapping fields for Transaction Journal (取引記録項目の対応付け)
  1. 次のように、決定表の項目を対応する取引記録項目に対応付けます。

Decision Table Field (決定表項目)

Source Object (取得元オブジェクト)

Source Object Field (取得元オブジェクト項目)

Partner (パートナー)

Transaction Journal (取引記録)

Loyalty Program Partner ID (ロイヤルティプログラムパートナー ID)

Product (商品)

Transaction Journal (取引記録)

Product ID (商品 ID)

  1. [Save (保存)] をクリックします。
    決定表の項目と取得元オブジェクトの項目を対応付ける [New dataset link (新規データセットリンク)] ウィンドウ。
  2. [Activate (有効化)] をクリックします。

これで償還カタログと決定表が作成されました。次のステップでは、メンバーが報奨の受け取りに十分なポイントを保有しているかどうかを確認するフローを設定します。このフローは、作成した償還カタログと決定表に基づくものになります。

リソース

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