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リワードを設定する

メモ

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日本語で受講されている方へ
このバッジの Trailhead ハンズオン Challenge は英語で受講していただく必要があります。英語の意味についてはかっこ内の翻訳をご参照ください。Trailhead Playground では (1) [Locale (地域)] を [United States (米国)] に、[Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えて、(2) 英語の値のみをコピーして貼り付けてください。こちらの指示に従ってください。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

リワードを定義する

Mary は、Cloud Kicks Inner Circle ロイヤルティプログラムを実行した経験から、顧客ロイヤルティに対するリワードの効果については自信があります。そして、同様のリワードシステムによって LevelUp メンバーがプログラムとのエンゲージを継続すると信じています。Mary は、限定特典、バウチャー、その他のプロモーションオファーで構成されるリワードを設定したいと考えています。特典はランクに紐付けられていますが、プロモーションオファーは商品に関連付けられています。まず、ランク別の特典を見てみましょう。

メンバーのランクが上がるにつれ、対象となる特典が増えます。特典は、特典種別とカテゴリによってグループ化されています。たとえば、Extended Return Period (返品期間の延長) は、Orders (注文) カテゴリに属する特典種別です。1 つの特典種別に複数の特典を関連付けることもできます。たとえば、返品の延長期間をメンバーのランクによって変えることができます。ゴールドランクのメンバーの返品期間は 30 日間で、プラチナランクのメンバーの返品期間は 60 日間というように設定できます。これらの 2 つの特典は、Extended Return Period (返品期間の延長) という同じ特典種別に関連付けられます。

Jose がすべきことをまとめると、特典種別を作成し、特典をそれぞれの特典種別に追加して、特典をランクに割り当てる、になります。

このプロジェクトでは、1 つの特典種別と 1 つの特典のみを作成します。練習のためにさら多くを作成することもできますが、それは任意です。

特典種別を作成する

特典種別の作成方法を説明します。

メモ

通常は、特典種別を作成する前にカテゴリを追加する必要があります。特別な Developer Edition 組織では、カテゴリがすでに定義されています。

  1. LevelUp プログラムレコードで、[Experiences (エクスペリエンス)] タブをクリックします。
  2. [Benefit Types (特典種別)] 関連リストで、[New (新規)] をクリックします。「Extended Return Period」(返品期間の延長) という特典種別の詳細が表示されている [New Benefit Type (新規特典種別)] ウィンドウ。
  3. 次の詳細を追加します。
    • Benefit Type Name (特典種別名): Extended Return Period (返品期間の延長)
    • Process Type (プロセス種別): Loyalty (ロイヤルティ)
    • Category (カテゴリ): Orders (注文)
    • Description (説明): Extended return period for purchases made by members (メンバーが購入した商品の返品期間延長)
  4. [Save (保存)] をクリックします。

LevelUp プログラムに関連付けることができる特典種別の例を示します。

各特典種別の詳細が表示されている LevelUp プログラムの [Benefit Types (特典種別)] 関連リスト。

次に、特典種別に特典を追加します。

特典種別に特典を追加する

Jose は、いくつかの特典をランク付けして優先順位の設定も行います。1 つの特典種別に複数の特典が関連付けられている場合は、ランキングが上、すなわち優先順位の数字が大きい特典がメンバーに割り当てられます。

特典種別に特典を追加する手順は、次のとおりです。

  1. LevelUp プログラムレコードで、[Experiences (エクスペリエンス)] タブが表示されていることを確認します。
  2. [Benefit Types (特典種別)] 関連リストで、[Extended Return Period (返品期間の延長)] をクリックします。
  3. 関連リストタブの [Benefits (特典)] で、[New (新規)] をクリックします。特典の詳細を入力する [New Benefit (新規特典)] ウィンドウ。
  4. 次の詳細を追加します。
    • Benefit Name (特典名): 30-Day Extended Return Period on All Orders
    • Priority Sequence (優先順位): 1
    • [Active (有効)] を選択します。
  5. [Save (保存)] をクリックします。
メモ

追加の練習として、同じ手順で次の特典を追加します。これは任意ですので、Developer Edition 組織ではこれらの特典は確認しません。

Benefit Name (特典名)

Benefit Type (特典種別)

Priority Sequence (優先順位)

One-Day Early Access to Online Seasonal Sales

Early Access to Seasonal Sales

10% off on certain shoes

Exclusive Discounts

1

20% off on certain shoes

Exclusive Discounts

2

60-Day Extended Return Period on All Orders

Extended Return Period

2

Free Shipping

Shipping

特典をランクに割り当てる

Jose は、特典種別とそれぞれの特典種別に対応する特典を作成しました。そして各ランクの特典を決めるために Mary に相談します。通常は、上位ランクの方が良い特典を得ることができます。Mary は検討し、シルバーランクのメンバー全員に 30 日間の返品期間延長という特典を付与することに決めました。ゴールドランクとプラチナランクには、それぞれより低いランクの特典が自動的に付与されるうえ、さらに多くの特典が付与されます。

では、特典の割り当てをシルバーランクから始めましょう。

  1. LevelUp プログラムレコードで、[Setup (設定)] タブが表示されていることを確認します。
  2. [Loyalty Tier Groups (ロイヤルティランクグループ)] 関連リストで、[LevelUp Tier Group] をクリックします。
  3. [Loyalty Tier (ロイヤルティランク)] 関連リストで、[Silver Tier] をクリックします。
  4. [Related (関連)] タブをクリックします。
  5. [Loyalty Tier Benefits (ロイヤルティランク特典)] 関連リストで、[Add Benefits (特典を追加)] をクリックします。ランクの特典を選択できる [Add Benefits (特典を追加)] ウィンドウ。
  6. [30-Day Extended Return Period on All Orders] 特典を選択します。
  7. [Done (完了)] をクリックします。
メモ

追加の練習として、同じ手順でゴールドランクとプラチナランクに残りの特典を割り当てます。これは任意ですので、Developer Edition 組織ではこれらの特典は確認しません。

ランク名

特典

Gold

  • 30-Day Extended Return Period on All Orders
  • 10% off on certain shoes
  • Free Shipping

Platinum

  • 60-Day Extended Return Period on All Orders
  • 20% off on certain shoes
  • Free Shipping
  • One-Day Early Access to Online Seasonal Sales

これで、特典の設定がすべて終了しました。次に、Jose はいくつかのリワードを追加します。

バウチャーを定義する

Mary の要件を再び確認しましょう。Mary は、En Mode の主力商品である LevelX カテゴリのシューズをプロモーションしたいと考えています。LevelX のシューズを購入した人は、誰でも 1 か月間有効の 15% 割引バウチャーを受け取ることができます。これを設定するには、バウチャー定義を作成して、プロモーションで使用します。

バウチャーを利用するには、チェックアウト時にコードを入力して、割引や他の特典を受けます。このコードは、通常はシステムで生成される数字と文字の一意の組み合わせです。ロイヤルティ管理も同様に、バウチャーをメンバーに割り当てるときにバウチャーコードを生成します。Jose は、バウチャーコードを自動的に生成するように、[Setup (設定)] の [Generate Codes for Vouchers (バウチャーのコードを生成)] 設定を有効化します。

メモ

特別な Developer Edition 組織では、この設定はすでに有効化されています。

  1. 設定[Setup (設定)] をクリックします。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスに「Loyalty Management Settings」(ロイヤルティ管理設定) と入力し、[Loyalty Management Settings (ロイヤルティ管理設定)] を選択します。有効化されている [Generate Codes for Vouchers (バウチャーのコードを生成)] 設定。
  3. [Generate Codes for Vouchers (バウチャーのコードを生成)] が有効化されていることを確認します。

この設定が有効化されていると、バウチャー定義にバウチャーのプレフィックス、サフィックス、長さの項目が表示されます。また、一意のバウチャーコードとして英数値が生成されます。デフォルトのコード長は 8 桁ですが、ビジネスニーズに合わせて変更できます。

バウチャー定義には、バウチャー値、期間、関連付けられているパートナー、商品、バウチャーコードに関する主要なバウチャー情報が保存されます。

次の手順でバウチャー定義を作成します。

  1. LevelUp プログラムレコードで、[Experiences (エクスペリエンス)] タブをクリックします。
  2. [Voucher Definitions (バウチャー定義)] 関連リストで、[New (新規)] をクリックします。バウチャーの詳細を定義する [New Voucher Definition (新規バウチャー定義)] ウィンドウ。
  3. 次の詳細を追加します。
    • Name (名前): 15% Discount on Purchases (15% 購入割引)
    • Type (種別): Discount Percentage (割引率)
    • [Active (有効)] を選択します。
    • Expiration Type (有効期限種別): Period (期間)
    • Discount Percentage (割引率): 15
    • Effective Date (発効日): 現在の日付
    • Expiration Period (有効期限期間): 1
    • Expiration Period Unit (有効期限期間単位): Months (月)
    • Loyalty Program (ロイヤルティプログラム): LevelUp (すでに入力されています)
    • Code Prefix (コードプレフィックス):LU
    • Code Suffix (コードサフィックス):DSC
    • Autogenerated Code Length (自動生成されるコード長):10
  4. [Save (保存)] をクリックします。

このバウチャーは、取引がプロモーションのルールに合致すると、メンバーに対して自動的に発行されます。

Mary と Jose は、各ランクの特典を作成して割り当てました。作成したバウチャーは、Joseが LevelX シューズのプロモーションで使用します。次はプロモーションの資格ルールを定義します。

リソース

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