レポートデータの集計
学習の目的
このプロジェクトでは、次のことを行います。
- レポートを実行して平均値、合計値、最大値、最小値を計算する。
- 数式を使用して、選択した商談に割引を適用する。
- PREVGROUPVAL() を使用した経時的な値の測定について学ぶ。
- PARENTGROUPVAL() を使用してグループ合計とレポート総計を比較することで比率を調べる。
はじめに
データ集計は、Lightning レポートビルダーの強力な機能の 1 つです。集計を使用して値を集計すれば、検索条件を追加する必要もなく、数値データから有用な情報を得ることができます。
レポートデータの集計
Ursa Major Solar の営業担当である Lance Park が会社の利益幅を最適化する方法を探しています。Ursa Major のすべての商談の期待収益の合計と期待される実際の収益を比較し、さらには、商談ごとの平均合計と期待収益も確認したいと思っています。Lance は、データ集計を使用して商談パイプラインレポートを作成し、[Amount (金額)] 列と [Expected Revenue (期待収益)] 列を集計して平均と合計を算出できます。
- 商談レポートを作成します。
-
[Reports (レポート)]、[New Report (新規レポート)] の順にクリックします。
- [Select a Report Type (レポートタイプを選択)] メニューから、[Opportunities (商談)] を検索して選択します。
-
[Start Report (レポートを開始)] をクリックします。
-
[Filters (検索条件)] ペインを開くには、[Filters (検索条件)] をクリックします。
-
[Close Date (完了予定日)] 条件をクリックして、 [Range (範囲)] を [All Time (常時)] に設定し、[Apply (適用)] をクリックします。
- レポートを [Stage (フェーズ)] 別にグループ化します。
- [Outline (アウトライン)] ペインを開くには、[Outline (アウトライン)] をクリックします。
- [Group Rows (行をグループ化)] の [Add group... (グループを追加...)] ルックアップで、ルックアップで、[Stage (フェーズ)] を検索して選択します。
- プレビューペインで [Amount (金額)] 項目を探して をクリックし、[Summarize (集計)] に移動して、[Sum (合計)] と [Average (平均)] の両方を選択します。
- [Expected Revenue (期待収益)] 列の横にある をクリックして、[Summarize (集計)] に移動して、[Sum (合計)] と [Average (平均)] の両方を選択します。
-
[Save & Run (保存 & 実行)] をクリックします。
- レポートに
Opportunities by Stage
(フェーズ別の商談) という名前を付けます。
- レポートの一意の名前を
OPPORTUNITIES_BY_STAGE
に設定します。
-
[Save (保存)] をクリックします。
これで終了です。Lance のレポートには、フェーズごとの [Amount (金額)] 列と [Expected Revenue (期待収益)] 列に平均と集計が表示されます。また、Ursa Major の商談の平均金額と期待収益が総計として表示されます。
リソース
- 動画: Build a Report (Lightning Experience) (レポートの作成 (Lightning Experience))
- ヘルプ: Lightning Experience でのレポートの作成