Salesforce 開発での Visual Studio Code の使用
Trail Together の動画
このステップをインストラクターの説明を見ながら進めて行きたい場合は、Trailhead Live の Trail Together シリーズの一部である、こちらの動画をご覧ください。
(巻き戻して最初から見直したい場合、このクリップは 19:41 分から開始されます。)
ターミナルか、コマンドパレットか
ほかの優れた開発ツールと同様に、Visual Studio Code でも複数の方法で操作を行うことができます。Salesforce CLI を操作するには、統合ターミナルとクイックオープンウィンドウという 2 つの主要な方法があります。
クイックオープンウィンドウを表示するには、Ctrl + P キー (Windows) または Cmd + P キー (macOS) を押します。? と入力すると、ヘルプメニューを表示できます。このモジュールでは、クイックオープンウィンドウをコマンドパレットモードで使用します。これによりコマンドの表示と実行が可能になります。
![項目に「?」と入力された、クイックオープンウィンドウの [global commands (グローバルコマンド)] ビュー。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/quickstart-vscode-salesforce/use-vscode-for-salesforce/images/ja-JP/29b7ca9fb7ba95bc7ec5cb5068907d0e_kix.qo76x2yk1os3.jpg)
プロジェクトを作成する
-
Ctrl + Shift + P キー (Windows) または Cmd + Shift + P キー (macOS) を押して、コマンドパレットを表示します。
- 新しいプロンプトが
>で始まることを確認します。
-
SFDX: Create Project(SFDX: プロジェクトを作成) と入力します。
-
[SFDX: Create Project (SFDX: プロジェクトを作成)] を選択します。
-
[Standard (標準)] を選択します。
- プロジェクト名に
VSCodeQuickstartと入力して、Enter キーを押します。
- 後で見つけやすいように、プロジェクトを作成する場所としてデスクトップを選択します。
- 新しい Visual Studio Code ウィンドウが開くまで待ちます。ファイルエクスプローラーへの入力前に、拡張機能がプロジェクトの準備をしていることを示すメッセージが表示されます。

ファイルを検索する
-
Ctrl + P キー (Windows) または Cmd + P キー (macOS) を押して、検索パレットを表示します。これにより、フォーカスがファイルの検索に移動します。
- 項目に
project-scratch-def.jsonと入力します。
- 結果をクリックしてファイルを開きます。
-
[Search (検索)] (
) メニューをクリックします。
-
orgNameを検索します。
- project-scratch-def.json で見つかった最初の結果で、
-
orgName値 (: の後で""の間) をLearning VS Codeに変更します。
-
Ctrl + S キー (Windows) または Cmd + S キー (macOS) を押してファイルを保存します。

Playground で認証する
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Ctrl + Shift + P キー (Windows) または Cmd + Shift + P キー (macOS) を押して、コマンドパレットを表示します。
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SFDX: Authorize an Org(SFDX: 組織を承認) と入力します。
-
[SFDX: Authorize an Org (SFDX: 組織を承認)] を選択します。
- デフォルトのログイン URL を受け入れるには、Enter キーを押します。
- 別名に
VSCodePlaygroundを入力します。
- デフォルトのブラウザーで新しい Salesforce ログインウィンドウが開きます。前のステップで取得した Playground のユーザー名とパスワードを使用して Playground にログインします。
- 接続アプリケーションへのアクセスを許可するか確認されたら、[Allow (許可)] をクリックします。
- ブラウザーウィンドウを閉じます。
トランザクションが完了すると、コマンドラインターミナルウィンドウに成功メッセージが表示されます。
Apex クラスを作成する
-
[Explorer (エクスプローラー)] (
) メニューをクリックします。
- VSCODEQUICKSTART ディレクトリの下で、force-app をクリックしてそのフォルダーツリーを表示します。force-app/main/default ディレクトリには、プロジェクト内に含まれるメタデータ (applications、aura、classes など) があります。

-
classes フォルダーを右クリックします。
-
[SFDX: Create Apex Class (SFDX: Apex クラスを作成)] を選択します。
- 名前として
AccountControllerと入力します。
- VS Code から要求されたら、
AccountController.clsを追加するディレクトリとして force-app/main/default/classes を選択します。
- 新しく開いた AccountController.cls ファイルで、デフォルトのコードを次のコードに置き換えます。
public with sharing class AccountController { public static List<Account> getAllActiveAccounts() { return [SELECT Id, Name, Active__c FROM Account WHERE Active__c = 'Yes' WITH SECURITY_ENFORCED]; } } - ファイルを保存します。
クエリ
新しい Apex クラスには SOQL クエリが含まれていますが、組織にリリースする前に期待どおりに機能するか確認する必要があります。コマンドパレットを使用し、組織に対してクエリを実行します。
- コードの 3 行目で、クエリ
SELECT Id,Name,Active__c FROM Account WHERE Active__c = 'Yes'を強調表示します (WITH SECURITY_ENFORCED は強調表示しないようにしてください)。
-
Ctrl + Shift + P キー (Windows) または Cmd + Shift + P キー (macOS) を押して、コマンドパレットを表示します。
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SOQLと入力します。
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SFDX:Execute SOQL Query with Currently Selected Textを選択します。
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[REST API] を選択し、Enter キーを押します。
- 統合ターミナルウィンドウの [Output (出力)] タブでクエリの結果を確認します。ウィンドウには「SFDX: Execute SOQL Query ... ended with exit code 0 (SFDX: SOQL クエリを実行 ... 終了コード 0 で終了しました)」というサマリーが表示されます。これは、正常に実行されたという意味です。
![Trailhead Playground から受信した 10 レコードが表示されている [Output (出力)] タブ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/quickstart-vscode-salesforce/use-vscode-for-salesforce/images/ja-JP/fc24075355aade47b89999e076f267c8_kix.3y79assdgnv7.jpg)
リリース
最後のステップでは、コードを Visual Studio Code 内から Playground にリリースします。
-
classes フォルダーを右クリックします。
![クラスフォルダーが右クリックされ、オプションリストで [SFDX: Deploy Source to Org (SFDX: 組織にソースをリリース)] が選択されています。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/quickstart-vscode-salesforce/use-vscode-for-salesforce/images/ja-JP/a62e37d1b2d150c537e6cce9ebd6577e_kix.r9gd8jgudzcr.jpg)
-
[SFDX: Deploy Source to Org (SFDX: 組織にソースをリリース)] をクリックします。
- 統合ターミナルの [Output (出力)] タブにリリースの結果が表示されます。「SFDX: Deploy Source to Org ... ended with exit code 0 (SFDX: 組織にソースをリリース ... 終了コード 0 で終了しました)」という通知も表示されます。これは、正常に実行されたという意味です。
最後に一言
ここでは、Visual Studio Code と Salesforce 拡張機能を使用する方法を学習しました。IDE の機能が開発効率の最大化にどう役立つかを確認しました。これで、Apex Replay Debugger を使用したデバッグ、ニーズに合わせたエディターのカスタマイズ、Visual Studio Code での開発者パイプラインの実行など、より複雑なトピックを確認できるようになりました。
