Visual Studio Code の使用開始
学習の目的
このプロジェクトでは、次のことを行います。
- 統合開発環境 (IDE) とは何かを学習する。
- Salesforce コードをローカルに開発する方法を学習する。
- Visual Studio Code 向け Salesforce 拡張機能と Salesforce CLI を使用して組織と通信する。
はじめに
開発者にとって、仕事をやり遂げるのに最適なツールがあることは重要です。これまで Salesforce は、市場のツールにはない機能を備えた多くのツールを提供してきました。このクイックスタートでは、優れた開発ツールへの次の一歩である Visual Studio Code 向け Salesforce 拡張機能に慣れることができます。
IDE とは何か?
IDE (統合開発環境) は通常、コードエディタ、ビルド自動化ツール、デバッガ、インテリジェントなコード補完ツールで構成されます。Visual Studio Code はこれらを提供します。
Trail Together の動画
このステップをインストラクターの説明を見ながら進めて行きたい場合は、Trailhead Live の Trail Together シリーズの一部である、こちらの動画をご覧ください。全セッションへのリンクは「リソース」セクションにあります。
Visual Studio Code をインストールする
Visual Studio Code は、macOS、Windows、または Linux が実行されているコンピュータにインストールできます。システム要件はかなり低いので、ほぼどのマシンでも実行できます。
- 使用しているオペレーティングシステム用の Visual Studio Code の最新バージョンをダウンロードしてインストールします。すでに Visual Studio Code がインストールされている場合は、再インストールする必要はありません。
- Visual Studio Code を起動します。
インターフェースに慣れる
Visual Studio Code を初めて実行すると、自動的にウェルカムページが表示されます。このページには多くのショートカットリンクがあります。たとえば、新規ファイルの使用開始や Visual Studio Code についての学習、好みに合わせたインターフェースのカスタマイズさえあります。
- [Learn (学習)] にある [Interface Overview (インターフェースの概要)] をクリックして、Visual Studio Code のさまざまな機能に関する視覚的な概要を表示します。
このフロート表示により、Visual Studio Code のすべての機能を視覚的に把握できます。下部のバーには、現在のエラー、警告、通知が表示されます。ここで統合ターミナルを切り替えることもできます。
エディタの左側では、ファイルエクスプローラ、ファイルの検索、ソースコードの管理、コードの起動またはデバッグ、拡張機能の管理を使用できます(後のステップで、開発に役立つ張機能をさらにいくつかインストールします)。最後に、エディタ内でコマンドを実行できるようにするメニューがあります。これについてもすぐに別のセクションで説明します。 - 画面上の任意の場所をクリックすると、視覚的フロート表示が消えます。
- [Start (開始)] で [New file (新規ファイル)] をクリックします。
- [Text Editor (テキストエディタ)] をクリックします。
- この領域で、そのまま入力を開始できます。1 行目にテキスト
Hello World
を追加します。 - 保存せずにファイルを閉じます。
設定の確認は行いません。[Verify Step (ステップを確認)] をクリックして、プロジェクトの次のステップへ進んでください。