対話型クエリを使用したダッシュボードの作成
Trail Together の動画
エキスパートの説明を見ながらこのステップを進めて行きたい場合は、Trail Together シリーズの一部である、こちらの動画をご覧ください。
(巻き戻して最初から見直したい場合、このクリップは 10:30 分から開始されます。)
はじめに
ダッシュボードとは、データクエリ結果を視覚化する対話型ウィジェットのコレクションです。ここでは、対話型グラフ、リストウィジェット、テーブルを備えたダッシュボードを作成します。前のステップで作成したレンズを組み込み、ダッシュボードデザイナーの対話形式の探索などのツールについて学習します。
ダッシュボードにレンズを追加する
ダッシュボードにレンズを含めるには、レンズをクリップします。レンズをクリップすると、新しいダッシュボード (または、最後に使用された開いているダッシュボード) にクエリがステップとして追加されます。
- 新しいレンズで、 をクリックしてクエリをクリップします。
-
[Display Label (表示ラベル)] の下で
Amount by Industry
(業種別の金額) と入力し、[Clip to Designer (デザイナーにクリップ)] をクリックします。
ダッシュボードデザイナーが開き、クエリがクエリパネルに追加されます。新しいクエリは、クエリされている DTC Opportunity データセットの下に表示されます。
-
[Amount by Industry (業種別の金額)] クエリを新しいダッシュボードグリッドにドラッグします。
- グラフの隅をドラッグして、グラフを拡大します。
リストウィジェットを追加する
ウィジェットは、ダッシュボードの基本構成要素です。ダッシュボードにウィジェットを追加することで、特定の機能を実行します。たとえば、重要業績評価指標の表示、ダッシュボードの結果の絞り込み、対話型グラフを使用したデータの視覚化、レコードレベルの詳細のテーブル表示などの機能を実行できます。ここでは、リストウィジェットを追加して、ダッシュボードユーザーがダッシュボードのすべてのグラフをファセットできるようにします。
- 左側のウィジェットアイコンから、 をダッシュボード上の空白スペースにドラッグします。
-
をクリックし、[Industry (業種)] を選択します。
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[Create (作成)] をクリックします。
- リストウィジェットをクリックして選択します。
- 右側の [Properties (プロパティ)] パネルで [Query (クエリ)] タブをクリックします。
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[Apply global filters (グローバル検索条件を適用)] と [Broadcast selections as facets (選択内容をファセットとしてブロードキャスト)] の両方が選択されていることを確認します。
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[Selection Type (選択種別)] 項目で、[Multiple Selection (複数選択)] を選択します。
- ダッシュボード上のリストウィジェットのサイズを大きくします。
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をクリックして、ダッシュボードを保存します。
- 新しいダッシュボードのタイトルに
My Amazing Dashboard
(私の素晴らしいダッシュボード) と入力し、[App (アプリケーション)] -> [My Amazing App (私の素晴らしいアプリケーション)] を選択します。
-
[Save (保存)] をクリックします。
対話型クエリを追加する
対話型クエリは、ユーザーからの 1 ~ 2 個の単語で開始し、CRM Analytics から提案が提供されます。ユーザーはその提案を受け入れることも、編集することもできます。このセクションでは、すばやくデータとの対話を行い、結果をダッシュボードに追加する方法を学習します。
- Developer Edition 組織が開かれているブラウザータブに切り替え、[Setup (設定)] の [Home (ホーム)] に移動します。
- [Quick Find (クイック検索)] ボックスに
Analytics
と入力し、[Settings (設定)] を選択します。
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[Enable Conversational Exploration (対話形式の探索を有効化)] が有効になっていることを確認します。有効になっていない場合は選択して、[Save (保存)] をクリックします。
- 再び Analytics Studio のタブに切り替え、ブラウザーページを更新します。
- まだ開いていない場合は、My Amazing Dashboard (私の素晴らしいダッシュボード) を開いて、プレビューモードではなく、編集モードになっていることを確認します。ダッシュボード名の近くにダッシュボードデザイナーが表示されます。表示されていない場合は、[Edit (編集)] ボタンをクリックします。
- ダッシュボードヘッダーコントロールで、タブの右上にある をクリックしてメニューを開き、[Conversations (対話)] を選択します。([Choose Dataset (データセットの選択)] ダイアログが表示されたら、DTC Opportunity を選択します。)
- テキスト入力ボックスをクリックし、
top 10 amounts by opportunity name
(商談名別金額トップ 10) と入力し、Enter キーを押します。
- 新しいグラフのメニューから [Clip to Dashboard (ダッシュボードにクリップ)] を選択します。
ダッシュボードにクリップした新しいクエリは [Opportunity_Name_1] という名前でクエリのリストに表示されます。
- 左側のウィジェットアイコンから、 をダッシュボードにドラッグします。
- クエリリストから [Opportunity_Name_1] をドラッグし、空白のテーブルウィジェットにドロップします。
-
をクリックして、ダッシュボードを保存します。
- ダッシュボードが [My Amazing App (私の素晴らしいアプリケーション)] 内にあり、その名前が
My Amazing Dashboard
(私の素晴らしいダッシュボード) になっていることを確認し、[Save (保存)] をクリックします。
これで、対話型クエリを使用してダッシュボードを作成したので、次は、条件付き書式を適用し、保存したビューにアノテーションを追加できます。組織内の他のユーザーとデータインサイトを共有しましょう。
リソース
- Salesforce ヘルプ: CRM Analytics ダッシュボードの作成
- Trailhead: CRM Analytics ダッシュボードの作成の基本
- 動画: Get Quick Answers from Your Data with Conversational Exploration (対話型探索でデータから迅速に回答を得る)
- Salesforce ヘルプ: アプリケーション内サンプルを使用した CRM Analytics の学習